鈴倉温さんのレビュー一覧

マジカル少女系男子 小説

高将にぐん  鈴倉温 

まるでタガがはずれたかのようなハジケぶりにビックリ!!

最近、魔法少女ネタがツボっているのですが、まさかにぐん作品でこんなにはじけた・・・トンチキと呼んでいいいのか(爆笑!)魔法少女モノが見られるとはw
本来自分の趣味としては、いやいや仕方なく女装の魔法少女になってるタイプが好きだったりするのですが、
この主人公、そこはサバサバと割り切ってこの格好をしているところが潔ぎよい♪
しかも、バイトというから驚きで(普通応募するか!?)真面目に真剣に取り…

2

マジカル少女系男子 小説

高将にぐん  鈴倉温 

高将さんらしい!

高将さんの新刊は、またも魔法使いもの。
魔法使い(魔女っ子)ものって、
なかなか受け入れられそうもない、ジャンルと思いきや、
高将さんマジックでしょうかっ!!
なかなかどうして、面白くてたまりませんでした。
高将さん作品の中でも、1,2を争うぐらいに、好きですね~。

高校生の悠馬は、日々バイトで魔法少女として悪の帝王、
ツリー・ベルと戦っています。
そんなある日、中華料理屋さん…

3

きみの知らない恋物語 小説

李丘那岐  鈴倉温 

努力は報われる!?

素直に面白かったと言える作品でした(^O^)
ドップリ子育て物のハズなのに、何でだろう?そんな感じが全然しません。
変に理解ある、こまっしゃくれた子供が出てこないせいかしら?

離婚した受(梓)が、かつて一度だけ流されて関係を持った友人(攻・黒崎)と再会し、子持ちであるが故、余計に世間体を気にして身動き出来ずに苦悩するお話です。

黒崎は軽くストーカーです。
職業を偽り、偶然を装って隣に引っ越して…

3

きみの知らない恋物語 小説

李丘那岐  鈴倉温 

執念というには、さらっとしていて

大親友、再会、子持ちものです。
何とも良いとこどりなお話ですが、
さり気ないけど、めちゃくちゃ執着している感があって、
面白かったです。

梓は、子供ができたものの、離婚した後、
大学生時代の親友で、当時告白をされた黒崎と
お隣さんで住むことになった。
梓は、子どもを1人育てるために、夢だった編集者の仕事を辞め、
運送会社に勤めるようにしたのですが、
なかなか1人で育てるのは、…

1

愛を囁くピアニスト 小説

花川戸菖蒲  鈴倉温 

花のオーラに感応しちゃう特異体質の運命のお相手

世界的に有名なピアニスト兼作曲家で王子様のようなキラキラオーラを振りまき
更に老若男女問わず妖しい小悪魔的微笑で惑わす攻め様と個人経営の町の小さな
お花屋さんの受け様との運命的な官能ラブなのです。

受け様の特異体質が大きく前面に出るような展開ではないのでファンタジーでは
ないのですが、受け様が中学生の時に初めて見た名も知らぬ花に触れただけで
下半身が反応しちゃうような現象になり、更に…

4

愛を囁くピアニスト 小説

花川戸菖蒲  鈴倉温 

抱くはずだったとか

「かわいい魔性の男がバリタチだった」とか
何とも心惹かれまくりのあらすじだったのですが、
このことは、別に話の軸では無かったように思います。
どっちかというと、魔性で天然?すぎる性格に
振り回されるストーリと言った方がよさそうです。

花屋の北川は、ピアニスト桜若にフラワーアレンジの力を
気に入られ、仕事を依頼されるようになります。
そして、お互い惹かれあって・・・

というも…

2

夢から醒めた恋人は 小説

杏野朝水  鈴倉温 

攻めの記憶喪失

設定が面白かった!に尽きるお話でした。

良は、愛人としてパトロンを渡り歩いているのですが、
「雇い主」である傲慢で、仕事人間な鳴海が、
記憶喪失により、性格が誠実に良のことを見てくれるようになります。
そんな鳴海のことが気になるようになるのですが、
記憶が戻ってしまったら、以前のように自分のことを
何とも思っていない人になってしまうと思い、恐れ・・・

というものでした。
な…

0

きみの知らない恋物語 小説

李丘那岐  鈴倉温 

諦められない恋の行くへは妄想の作品に

学生時代に告白されながらも常識に捕らわれ、友人として好きだと思っていた攻め様に
恋愛で応える事は出来なかったが、その気持ちだけは戸惑いながらも嬉しいと感じていた
しかし、付き合いたと思った女性が現れた事で、受け様は攻め様にけじめとして
女性に交際を申し込むことを伝えるが、攻め様の最後に1度だけ抱かせてくれと・・・
その後は受け様が幸せならいいと、二人はいつしか離れてしまい友人としての
付…

6

夢から醒めた恋人は 小説

杏野朝水  鈴倉温 

記憶喪失で変わる関係

記憶喪失と愛人設定が面白そうで読む前から期待しすぎて、後半は若干物足りなさを感じたかな。でも最終的には満足できる終わり方だったので良かったです。

ちなみに記憶が戻ってからの鳴海が一番好きです。不器用ながらも良に気持ちを伝えるのが萌え。
記憶喪失中はやっぱり全くの別人な気がしてしまうので。
良に対しては実はそんなに思い入れがなかったりします(笑)好みの性格かと思ったんですけどね。なんとも気…

0

INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

3巻。というか番外編集!

完結編というより番外編集的な短編4作が収まっています。
シリーズ1巻より3巻まで通して読んで「萌」から段階を踏んで「神」という意味
での評価させていただきました。

番外編ではデビュー2年目・5年目・スキャンダルもの(芸能人ならでは)20年後
と2巻で本編のその後のストーリーが楽しめます。
汐野は汐野だし、杉本は杉本のまま。
様々なことがあったふたりですが、最高の締めだったんじゃない…

0
PAGE TOP