鈴倉温さんのレビュー一覧

暴君は空から落ちてくる~音楽教室・双子ベビー物語~ 小説

花宮しおん  鈴倉温 

設定が飛び過ぎ?

あらすじ:
両親の死後、長男として幼い双子を一人で育てている千景(受け)。
ある日、自宅の庭に士道(攻め)と名乗る謎の男がパラシュートで降りてきて…

知人の結婚式の余興にパラシュートを使用中、千景の家に落ちてしまったと言う士道。
日本人離れした美形で、慌てるとセルビア語のスラングが口を突く等、謎めいた人物です。

無口で俺様な士道ですが、意外と世話好き。
世界的ピアニストの公開レ…

2

恋する猫はお昼寝中 小説

松幸かほ  鈴倉温 

出会いエピソードが可愛い

あー…うん、可愛いお話だな、とは思いました。後半のベッドシーンは結構しっかり書かれているものの、萌えが分かりやすくて痛い・悲しい展開もないので初心者さんでも安心して読める作品です。個人的には、遼一がちょっと傲慢に思えてそこまでハマりませんでした。

「狐の婿取り」シリーズ以外で松幸かほさんの作品を初めて拝読したのですが、小さな子供の描写が本当にお上手だなぁと思いました。

1

郵便配達人は愛を届ける 小説

伊勢原ささら  鈴倉温 

郵便配達員が年上美人に恋をして…

あらすじ:
過疎の村で、郵便配達員として働く洋介(攻め・年下)。
都会から越して来た画家・久城(受け)のことが気になっているが、彼には定期的に絵葉書を送ってくる男性がいて…

小さな村を舞台にほのぼの展開される物語。
鈴倉温さんの挿絵がストーリーの雰囲気によく合っています。

洋介は、田舎に似つかわしくないイケメンですが、地元愛ゆえに村で働いている好青年。
ある日、いつものように久…

9

王様と猫と甘い生活 小説

金坂理衣子  鈴倉温 

人に興味がない世話好きなフラワーパークの王様

イラストレーターの渉(受け)は、冬なのに綺麗に花を咲かせている庭を見つけて夢中でスケッチしていると、風邪と寝不足のため倒れてしまい、その家の住人に看病されます。家主の霧谷(攻め)は勝手に住み着いている猫を世話するような世話好きな人で、渉にも医者に見せて氷枕をしてくれ食事までふるまってくれます。あまりに居心地よくて家に帰りたくない理由もあり、猫の様にこのまま住まわせてほしいと頼んでみると意外にも許可…

2

蒼獅子と百年の恋 小説

鴇六連  鈴倉温 

中華モフモフファンタジー

中華風ファンタジーなので、少々漢字が読みにくいという難点はあれど『十二○記』っぽい世界観が好きな私は一気に引き込まれました。
頭の悪い私は最後まで瑞芳(ルイファン)のヨミを覚えられなかった・・・。ま、それはさておき。

12年前に想い人炬仁を妖魔に殺された瑞芳は、妻を娶ることもなく妖魔の研究をする傍ら私塾を開き生計を立てていた。あるとき、妖魔に囲まれた瑞芳を助けたのは幻の霊獣蒼獅子だった。怪…

3

星屑と初恋 百年荘恋物語 コミック

鈴倉温 

絵はとても綺麗です。

鈴倉さんの絵はとても可愛いかったのですが、ストーリーは薄味でした・・・。短編が3話収録されています。
表題作『星屑と初恋』
有利が下宿先で出会ったのは、初恋のひととよく似た雰囲気の青年大和。彼の正体は実は・・・。甘いようで少し切ないお話でした。
『真夜中当番』
すみません、今回の話の中でも一番しゅみじゃなかったです。攻が優しげな顔して女遊び激しい所とか、手が早いところとかに萌えられませんで…

4

ケモ耳フェア「虎皇帝の甘蜜花嫁」書き下ろしSSペーパー グッズ

虎耳になった理由

本品はルビー文庫3ケ月連続ケモ耳フェアの
書き下ろしペーパー(一部対象書店のみ配布)で
『虎皇帝の甘蜜花嫁』の番外編です。

本編後、
日本に居を移したガイウスのお話です。

礼渡は叔父の手伝いで訪れた
中央アジアの秘境で
アルカス帝国の皇帝ガイウスと
運命の出会いを果たします。

紆余曲折の末
異母弟に帝位を譲ったガイウスは
礼渡の叔父の助手として
日本での生活を始…

1

「王様と猫と甘い生活」コミコミオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

温室デートの楽しみ方

本品は『王様と猫と甘い生活』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、
休園日に温室デートをやり直すお話です。

10月の声は
霧谷フラワーパークにも
物憂げな雰囲気をもたらしていました。

しかし、
パークの一角にある温室は
しっとりとした温かな空気に満たされ
緑の葉が生い茂っています。

そんな中、
渉は優雅な気持ちで霧谷の給仕する
紅茶を…

1

王様と猫と甘い生活 小説

金坂理衣子  鈴倉温 

実在する世界のようなほのぼのワールド

23歳のイラストレーター受けと、26歳のフラワーパーク園長攻めのお話です。

熱中すると寝食を忘れるイラストレーターの受けは、ある理由から家にいたくなく散歩に出かけたところ、冬なのに綺麗に花を咲かせた和風庭園を見つけます。持ち歩いていたスケッチブックに夢中になってスケッチしていたら、風邪気味だったため倒れてしまい、その家に住む攻めに保護されます。
受けは、決して幸せな身の上ではないのですが、…

8

泣いてもいいよ、ここでなら 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

年の差再会もの


小説家の咲良(受け)は妹の雪子の入院に伴い、3歳の双子の世話を頼まれます。
咲良は人付き合いが苦手で子供の世話もしたことがない上、料理もできないのですが、両親は離婚しており、それぞれ再婚していて他に信頼できる人がいないということで仕方なく引き受けます。
なかなかうまく行かない育児と仕事に疲れてきたころ、迷子になった二人を保護してくれたのが昔大好きだった近所のお兄さん直人(攻め)でした。

5
PAGE TOP