鈴倉温さんのレビュー一覧

蒼獅子と百年の恋 小説

鴇六連  鈴倉温 

中華モフモフファンタジー

中華風ファンタジーなので、少々漢字が読みにくいという難点はあれど『十二○記』っぽい世界観が好きな私は一気に引き込まれました。
頭の悪い私は最後まで瑞芳(ルイファン)のヨミを覚えられなかった・・・。ま、それはさておき。

12年前に想い人炬仁を妖魔に殺された瑞芳は、妻を娶ることもなく妖魔の研究をする傍ら私塾を開き生計を立てていた。あるとき、妖魔に囲まれた瑞芳を助けたのは幻の霊獣蒼獅子だった。怪…

3

星屑と初恋 百年荘恋物語 コミック

鈴倉温 

絵はとても綺麗です。

鈴倉さんの絵はとても可愛いかったのですが、ストーリーは薄味でした・・・。短編が3話収録されています。
表題作『星屑と初恋』
有利が下宿先で出会ったのは、初恋のひととよく似た雰囲気の青年大和。彼の正体は実は・・・。甘いようで少し切ないお話でした。
『真夜中当番』
すみません、今回の話の中でも一番しゅみじゃなかったです。攻が優しげな顔して女遊び激しい所とか、手が早いところとかに萌えられませんで…

4

ケモ耳フェア「虎皇帝の甘蜜花嫁」書き下ろしSSペーパー グッズ

虎耳になった理由

本品はルビー文庫3ケ月連続ケモ耳フェアの
書き下ろしペーパー(一部対象書店のみ配布)で
『虎皇帝の甘蜜花嫁』の番外編です。

本編後、
日本に居を移したガイウスのお話です。

礼渡は叔父の手伝いで訪れた
中央アジアの秘境で
アルカス帝国の皇帝ガイウスと
運命の出会いを果たします。

紆余曲折の末
異母弟に帝位を譲ったガイウスは
礼渡の叔父の助手として
日本での生活を始…

1

「王様と猫と甘い生活」コミコミオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

温室デートの楽しみ方

本品は『王様と猫と甘い生活』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、
休園日に温室デートをやり直すお話です。

10月の声は
霧谷フラワーパークにも
物憂げな雰囲気をもたらしていました。

しかし、
パークの一角にある温室は
しっとりとした温かな空気に満たされ
緑の葉が生い茂っています。

そんな中、
渉は優雅な気持ちで霧谷の給仕する
紅茶を…

1

王様と猫と甘い生活 小説

金坂理衣子  鈴倉温 

実在する世界のようなほのぼのワールド

23歳のイラストレーター受けと、26歳のフラワーパーク園長攻めのお話です。

熱中すると寝食を忘れるイラストレーターの受けは、ある理由から家にいたくなく散歩に出かけたところ、冬なのに綺麗に花を咲かせた和風庭園を見つけます。持ち歩いていたスケッチブックに夢中になってスケッチしていたら、風邪気味だったため倒れてしまい、その家に住む攻めに保護されます。
受けは、決して幸せな身の上ではないのですが、…

8

泣いてもいいよ、ここでなら 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

年の差再会もの


小説家の咲良(受け)は妹の雪子の入院に伴い、3歳の双子の世話を頼まれます。
咲良は人付き合いが苦手で子供の世話もしたことがない上、料理もできないのですが、両親は離婚しており、それぞれ再婚していて他に信頼できる人がいないということで仕方なく引き受けます。
なかなかうまく行かない育児と仕事に疲れてきたころ、迷子になった二人を保護してくれたのが昔大好きだった近所のお兄さん直人(攻め)でした。

5

きみにあげたい恋レシピ 小説

李丘那岐  鈴倉温 

本当の恋を知ると強くなれる!

スピンオフ作品とは知らずに読ませていただきましたが
こちらの作品だけでも充分理解出来ました♪

調理師専門学校に通う聡は、
幼い頃に両親が離婚し、父が大学時代の友人と同棲して
ゲイカップルに育てられた経緯があります。
その事で随分嫌な思いもしましたが
何より父が幸せそうであることと
相手の小説家である黒崎も聡を大事に想ってくれたこと、
自分の作った料理を美味しいと喜んで食べてくれ…

2

遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

泣けました。゜(゜´Д`゜)゜。

普段から泣ける系の話は意識的に避けてますが(苦手なので)、こちらは気付かずに購入です。
途中でヤバイと気付きましたが、すでにページをめくる手を止められず…。しかし非常に良かったです!

受けは座敷わらしですが、みそっかすの為に修行に時間がかかり20才程度の外見です。そして力が弱いため一軒家等には住み着けず、攻めが引っ越して来たアパートに住み着いています。家主になった攻めを幸せにしようと奮闘す…

4

虎皇帝の甘蜜花嫁 小説

真崎ひかる  鈴倉温 

ライトな異世界でほのぼのもふもふ

ライトな異世界に紛れ込んでしまった受けと、その国の皇帝である攻めのお話です。

ライトというのは、不思議な力の働くファンタジックな世界ではあるけれど、現実世界とつながっていて、帰ろうと思えばいつでも帰られる、という意味です。異世界難度が低めというか、あまり受けは苦労もせず、言葉も通じるし、命の危険もなく衣食住にも困らない生活をしています。
その点では、異世界トリップものが好きな私としては物足…

4

君の瞳が困らせる 小説

坂井朱生  鈴倉温 

もう一度読んでニヤニヤ

表題作の長編に、あとがきの後にショート6ページがあります。
自分的には、表題作を二度読んでから、ショートを読まれると良いかもと思っています。

どちらも真潮(受け)の視点でストーリーは進みます。

真潮は、昌己に手を出さない代わりに、南塚と期間限定で付き合うことになります。「2か月のうちに、南塚と寝なかったら真潮の勝ち」という賭けに乗りますが、真潮は遊び人のはずの南塚が時折見せる視線が気…

1
PAGE TOP