鈴倉温さんのレビュー一覧

お稲荷様は伴侶修業中 小説

小中大豆  鈴倉温 

ほんわか

嫌われ役が現れて、ラブラブの二人の間を掻き回す話。前作と同じく、すれ違い・勘違いからの〜という感じです。

前作の二人はラストかなりラブ度が高かったのに、冒頭あからさまに減少してて「おぅっ?!」と思いましたが、なるほどそういうことかと納得。
愛が深いっていいねえ、としみじみするホンワカ話。
クリスマス〜お正月あたりの話なので、歳神様とか出てきます。

おまけ短編が密かにお気に入り。今回…

2

虎皇帝の甘蜜花嫁 小説

真崎ひかる  鈴倉温 

う……ん……?

植物の写真家をしている叔父の助手として分け入った密林の奥地で、迷子になった受け。
そこで見つけたトンネルを潜ったら異世界でした、という王道展開です。
ただこの作品では異世界ではなく、実在する秘境の自治区という設定のようですが、タイトルやあらすじにあるように皇帝が虎になったり、呪術師がいたりとだいぶファンタジック。

ピンチに陥ることはあまりなく、ただひたすらほんわか話が進んでいきます。

0

白狐と狐姻。 小説

鴇六連  鈴倉温 

戦うお狐さま

攻めは「白朱番狐衆」の頭目、白地金襴の陣羽織を羽織り、大太刀を持って戦う最強の白狐。本当ならば、百を超える番狐衆を率いているはずなのに、なぜか館にはちびっこたちしかおらず、日々一人で戦っている。
力という面だけではなく、精神的にも強い人。でもその強さが、弱くなる瞬間があるのがとても萌える。そんなキャラ。

対する受けは、異形のモノが見える以外は至って普通の、孤独な青年。でも真面目で真っ当なの…

3

うそつきな視線 コミック

鈴倉温 

短編集です

あらすじから、再会モノだ!!!と期待して購入しました。
勝手に1本物なのかな…と思っていたのですが、実際には短編集でした。
全体的に、好きだからこそいじめちゃう・・・とか、好きだからこそ頑張りすぎて受け様を結果怖がらせている・・・とか、そんな感じの攻め様祭りでした。

中でも私が気に入ったお話は、「君に恋の花」と「つよがる口唇」です。
「君に恋の花」は、メガネの華道道男子高校生の登場とい…

0

星屑と初恋 百年荘恋物語 コミック

鈴倉温 

キャラが見分けがつかない

お屋敷のような大きな古い洋館百年荘。まかない付きの下宿なのてすが、そこに住んでる人たち全員がホモと言う有難いお話でした。

ただ、どのキャラも髪型が似ていて、黒か茶髪かで見分けたり、眼鏡で見分けたりしないといけなくて、ひとつのカップルだけのときはいいのですがそこに脇役として他の子が入ると誰が話してるのかわからなくなってしまいました。それに加えて、全員控えめで優しいキャラなので、イケイケな俺様キ…

0

雛と新婚さん「鳴かない小鳥にいじわるなキス」番外編 グッズ

ポーカーフェイスは得意でも

本品は『放課後は獣の時間』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、彬親視点で両親が
マンションにやってくるお話になります。

彬親は紆余曲折の果てに
義弟となった鷹晴と恋人になります。

鷹晴と初めて会った時、
彼が父親の再婚相手の息子だと
知っていたとしたら
最終的にホテルに連れ込むつもりで
バーに誘ったりはしなかった

過去に対するもしもは…

2

桃色のことり「鳴かない小鳥にいじわるなキス」番外編 グッズ

定番の「お約束」

本品は
『鳴かない小鳥にいじわるなキス』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、彬親が貰ってくる
土産物発端のお話になります。

親の再婚でできた義兄・彬親との
恋を実らせた鷹晴は
彬親のマンションでラブラブ同棲中♪

彬親は時々、差し入れやもらい物を
土産と言って持ち帰ってきます。

本日の彬親の手土産は
細々としたチョコ菓子の詰合わせでした。

今日…

1

王様と猫と甘い生活 小説

金坂理衣子  鈴倉温 

フラワーキングとそのお嫁さんの甘々なお話

最初から最後まで甘い甘いお話で、溺愛ものってこれか!と改めて考えさせられる程のお話でした笑。

受けさんの渉が、本当におバカワイイキャラクターなんですよね。
明るいしポジティブだし発想が面白く豊かだし…だからこそ、内で悩みごとなどを溜めても周りからしたら分かりづらいやっかいな性格でもあって。
そんな渉を、最初からすんごい広い広い包容力で受け止める攻めさんのフラワーキングこと霧谷は、一見中身…

3

狗神サマにお仕えします!  小説

小中大豆  鈴倉温 

大真名神カンパニーの社長、マジ神だった…!

もふもふ、神社、不憫な境遇のウブな受け…これだけ私好みの要素を兼ね備えているのだから萌えられないはずありません!

孤独な身の上の人間が神様に愛される、というストーリーは珍しくないかもしれませんが、この作品の面白いところは、神社がひとつの会社組織みたいになっているということです。社長は主祭神である大真名神、秘書は受けの朝比。そして、ちゃんと社務所に勤める宮司や、摂社の神様たちと定例会議も行いま…

3

狗神サマにお仕えします!  小説

小中大豆  鈴倉温 

ハイテクな今時神様

現世の世事に敏感な神さま達ばっかり出てくるので、ファンタジー要素もありながら現代ものでもあるような不思議な面白いラブコメでした。

受けさんの朝比が、最初はまあ不憫で。
義父や義弟のようなイライラするくらい自己中・強欲な家族に育てられてるにもかかわらず、真っ直ぐ素直に謙虚に育ったのが凄いなあ…と、普通に感心してました。
そんな家族によって新しく勤める事になった神社でのお話なんですが、他の宮…

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