月東湊さんのレビュー一覧

千年皇帝 ~最後の花嫁~ 小説

月東湊  六芦かえで 

千年の孤独…

月東湊さんの書かれる健気な受けの子が好きです。今回の受けの青藍も健気で一途で、一人で頑張っちゃうような子でした。

両親亡き後、兄弟のために必死で生活をしているところへ、突然皇帝の花嫁だと迎えが来ます。最初は訳も分からずにいるのですが、覚悟を決めると自分にできることを一生懸命にやろうと努力します。

前世の青藍と自分が違う人物で、自分は必要とされてないのではないかと葛藤している場面では切な…

8

千年皇帝 ~最後の花嫁~ 小説

月東湊  六芦かえで 

みんなに愛される シンデレラボーイ

受け様、「青藍」は けなげな子。
両親の死後、家族を支えてきた。
突然の「皇帝」からの花嫁指名にも 心配したのは、家族のことだった。

聖獣に守られている 煌翼国 の城は、聖獣の秘密を守るため、
城へ入ったものは 2度と外へは出れない。
不安を抱えながら、入った城では、皇帝をはじめ、
皇族3人も、「青藍」を歓迎してくれた。

「青藍」はついに 聖獣の秘密を知ることになる。
そし…

2

先生、それでも愛してる。 小説

月東湊  北沢きょう 

「結川」氏の正体に驚き

7つ年上の兄が、交通事故でなくなり、父と母は、植物状態の被害者の医療費のために、過労死。
一人残された「千早」は謎の親戚に 全寮制の楡の木学園に入れられた。
家族を失って 人間不信の「千早」を救ったのは 数学教師の結川だった。
ここまで読んで、「結川」氏って謎の親戚 足長おじさん?とありがちなパターンを想像してました。

「結川」氏のいる数学準備室は「千早」の憩いの場となり 二人の世界か…

1

先生、それでも愛してる。 小説

月東湊  北沢きょう 

一癖ある生徒×先生モノ

おそらく事前知識なしに読んだ方が楽しめるタイプの作品。
極力ネタバレは避けてレビューしてみますが、未読の方は閲覧にご注意下さい。


物語の主な舞台は、訳ありの子どもたちが送り込まれる、とある全寮制の学園。

高等部の生徒会長・千早(攻め)もまた、両親の死後、親戚により学園に厄介払いされた子どもであった。
そんな自分を支えてくれた数学教師・結川(受け)に恋をするが、結川は想いに応えて…

1

犬神と内緒の六日間 小説

月東湊  壱也 

異趣シチュエーションの掛け合わせは見事です、が…

高校生の智一は、幼い弟が何の気なしに犬神様達の静謐な空間を汚してしまったせいで二人揃ってその世界に引きずりこまれてしまう。
汚した空間を再び綺麗にしないと元の世界に戻れない為、犬嫌いを我慢しながら一生懸命掃除する姿をヤマガミ、サギリに認めてもらい心を通わせていく。

ちなみにこの話は他所の評判にある通り、人間と犬神とのほっこりする面もある一方で、3Pに獣姦なんて過激?なシチュエーションも織り…

5

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

切ない愛にウルウル

素敵でした!久々に萌えツボ刺激されたし涙腺決壊させられたしと大満足の作品。
花丸文庫blackなのでエロが多くて食傷気味になるかと思って望んだ作品が
まさかのピュアな異種族恋愛でその設定も捕食する側とされる側の恋。

主人公の潮は鬼が見える能力を持っていたようで幼い時に母を事故で亡くしたときに
亡き母が子供がなかなか出来なかった時に村の山にある社にお百度参りをして
自分を授けてくれたこ…

8

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

純愛です

母が子宝を願って百度参りをして授かった潮は、異形の姿が見える高校生。
小学生のときに母が死に、そのときに慰めて見守ってくれたひとりの鬼との思い出を、その土地から引っ越した後もずっと大切にしてきました。
ようやくその土地に戻り、鬼と再会したのが物語の始まり。
ちょうどそのとき、そこでは豊穣祭の準備が進んでいました。

子供の頃の刷り込みのように、鬼が好きでたまらない潮。
鬼も、異形の自分…

11

臆病な大人の口説き方 小説

月東湊  花小蒔朔衣 

耐えられません…!

日本ではとことん冷たくあたられて苦手意識を持っていた上司が、外国で仕事が一緒になった途端めちゃくちゃ愛想よく優しくなってあれれ…?っていう話 な ん で す け ど!!!

他の方も書いていらっしゃるように、この本は攻めが自分にハマるかどうかがかなり重要な鍵です。
というかこの本に限らずBLって、カップリングとかキャラクターが自分の好みでなければ読むのがかなり苦痛ですよね…。

今回の主…

14

呪われ社長と嘘つき花嫁 小説

月東湊  香林セージ 

女装攻めが大好きだー!

このサイトで質問させていただき、おススメいただいた作品。
展開的にはベタだったと思いますが、その分不安を持たずにサクサク読める良作。攻めが女装のまま突入してくれたのが、個人的にGJ!最後はハピエンだし、購入して正解でした。

3

呪われ社長と嘘つき花嫁 小説

月東湊  香林セージ 

男前受けでした

人ならざるものが出てくる呪いと除霊のファンタジーで女装攻めまで出てくる話。
さらにまるっきり口も聞かず無表情だけど可愛い男の子も出てきます。
作品の内容的には再会もので片思い、もしくは生きる希望を与えてくれた人への
恩返しの様相も感じられます。

受けになる近衛崎雄一郎は自分の家が代々呪われていて、近衛崎に嫁いできた女性も
使用人も呪いを受けて早世するかひどい病や怪我が続きその結果今で…

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