total review:278228today:45
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
21/26(合計:254件)
月東湊 榊空也
Hinana
ネタバレ
極悪人攻め最高!と不純な期待でいっぱいだったのですが、涙涙のカナリ切ないお話でした。 最初の頃の攻めはまさにサイテー!性格最悪ですが、受けと出会って愛しさを知り、これまでの愚かさを悔いて、救われていきます。 元々悪い男ではなかったんだと思いますが、親友への報われない思い、孤独感で歪んじゃってたんでしょうね。 受けの生い立ちがとにかく可哀想で不憫で。。 泣けました。。 攻めが受けを知り合い…
拓海
月東さんの新刊は、380ページ越えで、読み応えたっぷりな1冊です。サイトに掲載されたお話を加筆修正された内容になってます。 極悪人と題名にあるように、攻めの高野がかなり酷くて、苦手なタイプでした。だから、最後まで読み切れるか不安だったけど、途中から、ただの恋する不器用な男になっていたので大丈夫でした。ただ、イライラしていたからって、他の男を呼んで、手を縛って無理矢理エッチさせようとする(未遂…
「接触嫌悪症」を克服したオーナーが初恋相手と共に過ごす、幸せいっぱいな夜のお話です。 隣に寝ている恋人が可愛過ぎて、そんな風に変化した自分に戸惑う、くすぐったいような気持ちが伝わってきます。 恋人のことを考えて、遊園地に行ったら喜ぶだろうか、その時は何を着てくるんだろうか…と考え始めたら止まらなくなります。ついには、ナース服?セーラー服?と、普段理解できなかったコスプレを楽しむ人の気持…
月東湊 花小蒔朔衣
snowblack
月東さん初読み……と思ったら、嘘でした。 ちょっと面白いと思ったアラブ物 「砂宮夜話~王子は御曹司に愛される~」を読んでいました。 そして本作、すごく面白かった! いきなり舞台はキルギス。 (作者さん、何かあっち方面に縁がある方なのかな?) しかも業種は地図コンサルタントという、興味をそそられる分野。 この馴染みの薄い土地での これまた馴染みの薄い分野の仕事振りが、なん…
月東湊 陸裕千景子
宮原きの子
潮の態度が鬼には生殺しなんだろと思います。 自分の理性と一生懸命戦ってる鬼に対して、潮は大好きと連呼します。 その気持ちを包み隠さず正直にぶつける潮が可愛くも見えます。 んで、潮と比べたら鬼はヘタレかなと思うんだけどそこまでヘタレって感じでもないです。 潮を食べたくないってのもわかるし、優しい鬼です。 泣き虫なのはヘタレとは違うなとも思うし。 鬼が潮をバリボリと食べちゃうん…
どんなに酷いことをされても攻めの事を考えるのが素晴らしい。 心が荒んでる自分にはちょっぴり痛いです。 この話はちょっとグロ系でもありますね。 蛇が何匹も腹の中に入ってきて目で見てわかるほどに……内側から内臓も突き上げるんです。 グロ系よりは、ホラーか……軽く怖い。でも嫌いじゃない。 最初は怖いと思っていた蛇にもだんだんと優しくなっていく彰に脱帽。 よく今まで変なおじさん…
月東湊 水貴はすの
恋も知らない、自分の感情の出し方も知らない、砂漠の国の王子様が愛されるお話です。1ページ目から、王子様の喘ぎ声で始まって驚きます。 この王子様、凛としてて、日本から交渉にやって来た隆明を言い負かすほどの教養もあって、国民に慕われています。それなのに、突然隆明の部屋を訪ねて、抱いてほしいと頼むのです。 一夜の遊び相手に指名されたと思った隆明は、交渉に使えるのではないかと応じます。 でも、王…
『青龍の涙』のスピンオフになります。竜神や、彰の弟分の息子が登場しています。この作品は、鬼と人間の恋なんだけど、お互いを想い合う強い心が切なくて、読み返す度に号泣しちゃう大好きな作品です。 高校生の潮は、小さい頃に出会った鬼と神様が大好きでした。地元に帰ってきた潮は、またあの時の鬼に会いたいのですが、なかなか会えません。やっと会えたと思ったら、他の鬼が潮を狙っているから、守るためだと傍にいて…
月東湊さんの書かれる、健気な受けが好きです。健気な受けに影響されて傲慢な攻めが変わっていくのも好きです。このお話は、好みど真ん中で何度か読み返してます。 施設にいた彰は、18歳で養子にもらわれます。不思議に思いながら喜んだのも束の間、目が覚めるとそこは広い湖の浅瀬だったのです。竜神の生贄になったと知る彰の、絶望するような日々が、その時から始まります。 そして、なぜか人間を憎む竜神。 絶望…
月東湊 香林セージ
渋茶
表紙からしてイクメンものかと勘違いしそうな感じだけど違っていた。 代々嫁いだ花嫁に呪いがかかるという家系にまつわるオカルト要素と、それぞれにナイーブさを持つ登場人物のバランスが上手く取れている。 カップリングもひねってあって、女装は完璧で繊細な攻め×襲われる側だけど優しく包容力のある若社長という組み合わせ。 普段なら攻め受け逆のほうが私の好みなんだけどな(笑)。 ちなみにこの話は、…