月東湊さんのレビュー一覧

聖王騎士の甘い溺愛 ~異世界の恋人~ 小説

月東湊  旭炬 

難易度の低い(ただし受けのみ)異世界トリップ

孤児で施設に育った高校生の受けは、不思議な外国人と公園でいた時、共に施設で育った幼なじみと共に異世界へ飛ばされてしまう。不思議な外国人は異世界の騎士であり、異世界で受けは「国に恵みを授ける存在」として崇められるが…。


好き作家の月東湊さん、好き設定の異世界トリップときては買わねば、と勇んでゲットしました。
まあ、受けはとてもいい子だし、攻めも無骨ながらもかっこいいし優しいし、言葉は通じ…

0

聖王騎士の甘い溺愛 ~異世界の恋人~ 小説

月東湊  旭炬 

異世界トリップってやっぱり好き…!

ファンタジーの中でも異世界トリップものは小さい頃から読んできているせいか大好きなので、ワクワクしながら読み進めました。
ファンタジーのお話はその世界観の表現度合で読者がどこまで惹き込まれるか決まると思っているのですが、こちらの作品はその世界観が緻密に表現されていて、それでも説明チックな文の運び方ではなく自然と会話の中等で出されているので、飽きることもなく想像の世界に入り込めました(´ー`)

3

千年皇帝 ~最後の花嫁~ 小説

月東湊  六芦かえで 

ある意味人外攻め?

幻獣に転じて国を守る健気な炎火、優美な青藍が可愛いくて一気読みしました。
最初、体に浮き出る幻獣の目玉が不気味でしたが悪いモノではなく可愛げのあるモノだと分かってから好きになりました。攻めである炎火も最初何を考えているか分からず戸惑いましたが、身を挺して国を守る崇高な精神に触れる内に好きになってました。登場人物に感情移入できたので面白く読めました。

0

聖王騎士の甘い溺愛 ~異世界の恋人~ 小説

月東湊  旭炬 

正統派ファンタジーです!

西洋風の異世界トリップものです。
騎士が竜に乗って空を飛び、兎そっくりの愛らしい生き物が集団で人を襲い、魔術師が呪いをかけ…という、正にファンタジーの世界。
そこでは受けは特別な存在として尊ばれ、危険な目に合ったりしながらも知恵と勇気で乗り越え、傍らには見守ってくれる金髪碧眼の騎士…更に高校生同士の熱い友情、という正に正統派ですね。BL初心者さんにもお薦めです!

養護施設で暮らしている高…

5

聖王騎士の甘い溺愛 ~異世界の恋人~ 小説

月東湊  旭炬 

受けの成長も描かれた溺愛系ファンタジー

あらすじ:
航(受け)と幼馴染の健太は、施設育ちの高校生。
ある夜、二人は王国の騎士と名乗る美貌の青年・キース(攻め)と出会い、竜巻に巻き込まれ異世界へ。
キースに保護され、王国での暮らしに馴染んできた頃、健太が邪教の魔術師に術をかけられ…

主人公が物心つく前に施設に引き取られた天涯孤独の身の上という、なかなかシリアスな設定からスタートする作品。
幼馴染との絆や、それぞれの精神的自立…

6

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

コレ!という印象が残らなかった

あれー?私は別の作品を読んだのかな…。というほど皆さんのレビューとは違う感想になりました。

最後まで鬼を「あんた」って呼ぶ潮をどうも可愛いと思えず…。う~ん。なんと言えばいいのか。小さなアップダウンが沢山ありすぎてコレ!という印象が残りませんでした。精気を食うためという初エッチも唐突だし、神様が見える同級生とか、竜神とか、鬼が消えるって話も、腫瘍のことも、何もかもが唐突でツギハギな気が。

4

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

妖怪パラダイス


淫兎の穂澄(受け)は住んでいた森を追い出されてしまい、道端で死にそうになっていると、そこを通りかかった六辻(攻め)に拾われます。
彼の家は妖怪がたくさんいました。ただの化け兎だと思っている六辻は穂澄も家においてくれると言ってくれます。
六辻も妖たちもいい人ばかりでとても居心地がよくて・・・

穂澄は雌しかいないはずの種族なのに何故か雄で生まれてきた淫兎です。
その上とても体が弱かった…

5

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

グロ注意!そして、ネタバレ注意!

涙が止まりませんでした。
前作『青龍の涙』のスピンオフということですが、竜神が出てくるだけで続編というわけではないみたいなので、これだけでも楽しめます。

グロやエロはありますけど、夏○友人帳や蛍○の杜へなんかと似た雰囲気で、切なくて心温まる物語でした。しかも、露神様が出てくるんですよ!残念ながらこの作品の露神様も消えてしまうのですが、鬼と潮の幸せを守ってくれていた優しい神様です。

残…

4

青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

竜神は人間らしく、人間はまるで神仏の化身

賛否両論あるようですが、私は好きでしたね。
前半で、竜神はそれはそれは酷いことを彰にしました。よりによってあんなにいい子を脅したあげく、メチャクチャに陵辱したのは、許せないことです。
でもこの400年竜神が、とても寂しかったのであろうことは想像できます。信じていた人たちに裏切られながら、それでも村を潰すことはしなかった竜神は、やっぱり優しい人だと思うけどなぁ。そして、とても人間らしい。彰を陵辱…

2

千年皇帝 ~最後の花嫁~ 小説

月東湊  六芦かえで 

理想の国王

タイトルが“千年皇帝〜最後の花嫁〜”なので、私は最初千年生き何度も結婚と死別を繰り返した皇帝が最後の伴侶を得る話だと思っていました。でも、本当は“最初で最後の花嫁”という意味だったんですね。偽装結婚的なことはしてたっぽいですが、800年も一途に想い続けた皇帝に感動しました。過去のストーリーがちょっと曖昧なままだったので、その辺が気になります。陽と白秀と泰平の呪いを解く伴侶もいずれ現れるのかなぁ。な…

1
PAGE TOP