月東湊さんのレビュー一覧

恋の病に甘々トラップ 小説

月東湊  鈴倉温 

とんでもなく鈍感な受け

ヘリ運行会社でドクターヘリの営業をしている草哉(受け)は、勘当されていた兄が突然やってきて甥っ子を置いていってしまいます。母親が妖狐である風太は狐耳尻尾がついている子供で、容易に他人に預けることができません。まだ3歳なので留守番をさせるわけにもいかず困った草哉が頼ったのは、近くの保育園で保育士をしている親友の誠一郎(攻め)でした。恐縮する草哉に誠一郎は「いくらでも甘えていい。風太がいる間に惚れさせ…

1

囚われの花嫁は秘蜜を奏でる 小説

月東湊  水貴はすの 

スピンオフから読むべし

電子書籍版を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。

本作のスピンオフが『十年目の花 秘書はメガネの下で嘘をつく』。
本作にちらりと出てきた秘書の久遠を求める声が大きくて主役になったそうです。
「あの秘書は攻めか受けか?」と。。。

で、何故、スピンオフの話ばかりしているかといえば、間違えてそちらを先に読んでしまったから(汗)。
読み終わった後に、実はスピンオフだったと知りました。

3

恋の病に甘々トラップ 小説

月東湊  鈴倉温 

ケモ耳甥っ子がとにかく可愛い

保育士の攻め×営業マンの受けの物語。

同級生で学生の頃からの知人。攻めは学生時代から受けの事が好きで、告白するもはぐらかされて疎遠になる。
兄の子でケモ耳という不思議っこな甥を預からなければいけなくなったから、保育士である攻めを頼り、攻めはそれにかこつけて受けを口説いていく。

ケモ耳な甥っ子が普通に人間じゃダメだったのかなと思ってしまいました。どうしても攻めを頼りにしないとというので…

3

恋の病に甘々トラップ 小説

月東湊  鈴倉温 

ちょっと無理やり感

高校時代の親友同士の再会話です。

一人暮らしの受けは、ある日のっぴきならない事情により兄の3歳の子供を預かることになる。その子供には狐耳と尻尾があり、おいそれと他人には預けられない。仕事もあり進退極まった受けは、保育士をしている高校時代の親友を頼ることに。かつて告白のようなことをされ、その後付き合いの途絶えていた攻めは、子供を預かる間にもう一度受けを口説くと宣言して…。


鈴倉温さん…

4

三連休ときらきらこんぺいとう「恋の病に甘々トラップ」番外編 グッズ

きらきらは仲良しの印♪

本品は『恋の病に甘々トラップ』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編終了後、再び風太が
草哉の家に泊まりに来るお話です。

草哉の甥・風太は
人と狐の精との間に生まれた
半妖で耳と尻尾が生えています。

攫われた兄嫁を連れ戻すために
夏休みの一時期に草哉が預かり
その際に世話をしてくれた
誠一郎にもとてもよく懐きますが

兄嫁は山上様に仕えている為
またの再…

0

偽りの花嫁と真実の恋 小説

月東湊  森原八鹿 

爽やかな 期待を裏切らない読み心地

キーワードは、中華風、歴史活劇、そして女装。

隠れ里で祖国再興を願いながら、性別を隠して女装して育つ皇子・煌。
ある日、幼い彼を助けた年長の少年・瑛。
実は、彼の国を滅ぼした敵国の皇子。

という、因縁の背景を持った結ばれ得ない二人だが
惹かれてしまうのを止められない、という設定は定番だがロマンチック。

これだけだと煌が女でも成り立つ話なのだが、武道に優れ
利発で行動力もあ…

3

偽りの花嫁と真実の恋 小説

月東湊  森原八鹿 

お行儀の良い、受けと攻め

あらすじを読んで期待した思いをそのまま受け止めて、実現してくれたような作品でした。
ただその分、お行儀が良すぎたかな……という気も。

受けも攻めも、いつもきちんとしていて、度肝を抜かれるような言動はしない。
“自分たちは立場上こうでなければならない”ということをきちんと理解していて、それに見合った言動をして、でも“それでも好きだ、愛してる”と訴え、しかし諦めなければならないと考えて、諦め…

3

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

ほんわか妖らぶ

妖のお話ですが、兎やら猫やら鼠やらが出てくるのでもふもふ好きには楽しめるのではないかと思います。
攻めと受けの恋愛というより妖達のギャラリーがわいのわいの楽しんでる感じです。
設定の説明が多かったり、色々上手くいき過ぎていて、恋愛への萌え度は少な目でした。
もう少しドラマチックな事件や攻めの能力者としての本領発揮の場面があったら萌えたのかなー?
壮大さがなくてややこじんまりでした。
ほん…

0

囚われの花嫁は秘蜜を奏でる コミック

月東湊  高峰かづき 

かけ足気味かな?

原作小説は未読です。
月東湊さんの作品は好きでよく読んでいます。
ストーリーは私好みの王道甘めです。コミカライズするにあたり色々と端折っているのか、感情移入することができませんでした。
攻めの慶一は、受けの槇人を陵辱しているときどう思ってたんだろう?結局のところは両思いでめでたしめでたしではありますが、細かな描写とかに疑問は残ります。
私としては英一と秘書の関係も気になるところなので、機会…

1

偽りの花嫁と真実の恋 小説

月東湊  森原八鹿 

TLであるほうが自然なような…

大国に滅ぼされた国の皇族の血を引く受けと、それとは知らずに幼い頃に出会った大国の皇位継承権第二位の攻め、というカップリングです。

隠れた土地に村を作り、祖国の再建を悲願として暮らしている一族の皇子である受け。万一の敵襲に備え、幼い頃から女装をさせられています。
それが不服で仕方なかった8歳の頃、村の近辺で蛇に噛まれて絶体絶命のところを、避暑で近くを訪れていた12歳の攻めに見つけてもらい、村…

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