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木原音瀬 梨とりこ
しばいぬさん
ネタバレ
下巻では、愛だけが残る、というのがキーワードなのかと。上巻もかなりハードでしたが、下巻の最後はもう、どひゃーな展開からのはぁ~~~…と、まさにジェットコースターでした。 以下ネタバレありますのでご注意ください。 ある事件をきっかけに嘉藤は東京へ戻り、再び惣一のもとへ。下巻はヤクザならではの抗争や裏切り、粛清、とにかくバイオレンス満載です。私は小説は創作なので、バイオレンスでもバッドエン…
ちるちるさんのYou Tubeチャンネルで木原先生作品の紹介をしている動画を見て購入。私はアオイトリが大好きでそこから木原先生の過去作品を買い漁っていましたが読む時間が作れずしばらく本棚の前に置いていました。 しかし読み始めたら、結末が気になって気になってあっという間に読了してしまいました。 あらすじは他のレビュアー様が書かれているので感想を書きます。 この作品は受の一途な片想い…
妃川螢 梨とりこ
碧雲
アフタヌーンティーは芸術だ・・主人公の知広は、アフタヌーンティのスイーツと紅茶が大好き。 半休をとり、アチコチのアフタヌーンティー巡りを楽しみにしている。 美貌の知広を見かけて一目ぼれした、高東尭仁佐。 商社の食料部門担当をする部長、知広の部下として、高東尭仁佐がやってくる。 謎が多い人物尭仁佐・・。 知広が担当した案件の中で、計画倒産と詐欺事件が起きる、 ピンチを救ったのは高…
宮緒葵 梨とりこ
H3PO4
読んだのは旧版なので渇仰のみです。渇命は別途取り寄せ予定。 で、これは・・・ 達幸、君は賢いのにアホだ。。だから最後には明良に飼われることになったんだね。と言ってあげたい。 頭も良くて、運動神経も、ルックスも完璧なのに。明良さえ絡まなければ。 いやもう、深い、明良さえこんな結末は予想できなかったでしょうに。子供の頃から一緒に居て、情がひねくれてたのかな。最後の最後まで達幸を理解しき…
うっぴー
私にとっての商業BL小説デビューが木原先生でした。 そのあまりのえぐみのある展開に心打たれ、一気にファンになりました。 何冊か一般文芸を手に取って、そして辿り着いたのがこちらの本でした。 読む人を選ぶ、というのを小耳に挟んでいたので、まずKindleで冒頭を試し読みしてから紙本で購入しました。届いた本のカバーイラストが素敵すぎて、美しすぎて、しばらく二冊並べてじっくり眺めてしましまし…
aaaiiiai
上巻は、青春やん♡なんて思ったけど、下巻はそんな甘くなかった。ヤクザの世界だもんね。 惣一の下で働く事になった信二。 ヤクザっぽくないインテリな惣一に心酔していく。 先に灰の月を読んでしまってる私としては あの、惣一やろ要注意よと思ってたら案の定部下に対して無慈悲な対応。 これは、下がついてこんよ。どんな事があっても離れない嘉藤は奇特な人よ。 家族や仲間に憧れのある信二は誰かのため…
読む順番間違えてスピンオフの灰の月から読んでしまい、灰の月上巻の巻末SSでこの2人の行く末を知ってしまってから過去を読む感じになりました。 木原作品は、読むのしんどい。これは、BLなのかと自問しながら読む事が多いですが、こちらは意外にも青春BLです。クライム作品っぽさは薄め。 チンピラやくざと中学生の交流。 出会いは、路彦14歳中2、信二18歳から4年間のお話。 学生とヤクザでお互い世…
上巻とガラッと変わってヤクザモノ!って感じのお話で、ずーっと続いていって誰が裏切り者なの?何が起こるの?ってところにドキドキしながら読む。忠実な部下は死んでほしくないなと思ってるのにじゃんじゃか死ぬわ、リンチするわ、殺すわ。 ハードボイルド! 惣一が嘉藤と離れてた2年間のうちにまさか豊胸手術してたなんて超絶ビックリ。(扉絵でのネタバレはやめて欲しかった) ともすれば、笑いにもなりそうなビ…
[月に笑う]のスピンオフと知らずに読み始めました。 ヤクザもので寡黙で従順な部下とビッチな二代目。 なんだかちょっと肩書きは違うけど、鳥のタイトルの大人気BL漫画作品と似てる?と読み始めたけど、もっと手強かった。困った坊ちゃんに手を焼く部下のお話でした。 二代目特有のワガママ傍若無人ぶりで全然受けに対しては感情移入出来ず、この困った人はどうなるの?って思いしかなかった。 ゲイとして覚醒…
とこぽん
攻めの達幸はサイコパスな異常者で変態、他の作家さんの作品に出てきたら間違いなく悪役なのですが、読んでいくうちになぜか「人間の振りした犬」に見えてきます。そして常識的に考えると、受けの明良は異常犯罪の被害者なのですが、途中から「最高の飼い主」に見えてきます。 最初は「ヤバイ!頭おかしい!」と思って読んでいても、途中から倫理観が麻痺してきて、忠犬とその飼い主の至高の愛の物語のような気がしなくもなくな…