梨とりこさんのレビュー一覧

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

お月様が見てる、それはへぼんの常套句ですが…

ヤクザといじめられっこか… 痛みの予感に身構えていたら、
あれ? 痛くないぞ。 しかしBLにおけるヤクザって大体
インテリヤクザで派手にきったはったを繰り広げるのに、
妙に地に足のついたチンピラに毛が生えたようなヤクザで
苦笑を禁じえない。 木原音瀬の作品に共通するテーマのひとつに、
どうしようもないひとを好きになっちゃった苦悩があると思う。
皆が彼を悪く言う、でも俺にとっては彼は宝物…

7

禁断症状 小説

紗名マリエ  梨とりこ 

触手いーね!!

最近触手エッチもいいなと思い、どこかのサイトですすめられて買ったこの作品。
とってもエロくてよかったです。(●^o^●)

大学生の智史(受け)は、いとこの聖也(攻め)と同居中。
ただ一つ悩みというと夜な夜な触手の化け物に犯される夢をみること。
睡眠時間を減らしたり声を出さないようにして聖也に隠しているのだがやがて知られてしまいます。
淫夢を見続ける智史を気にかけながらも好きな気持ちを…

3

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

月に向かって笑ったものは。。。?

自分の所属していた組が解散になり
東京の大きな暴力団に入る事になった信二と良太(信二の弟分)。
そして、信二を追うように東京の大学に進学した路彦。。。

2人の距離は相変わらずで
田舎に居た時と変わらない関係を続けていたのですが
そんな関係が劇的に変わるキッカケになったのが
信二が下に付く事になった、組長の息子・惣一だったんではないでしょうか。

この惣一、普段は株取引や株操作で…

5

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

イマドキの子供と昔ながらのチンピラのちぐはぐな組み合わせ

父親が医者だ、というだけでいじめられ
さらに、クラスでいじめられてた女子が自殺をしたために
クラス単位でのいじめの次のターゲットになってしまった路彦。
そんな路彦のいじめの現場にたまたま居合わせ
気まぐれで路彦のことを助けたチンピラの信二。

一見全く共通点などなさそうな2人ですが
自分にはいじめられる理由はないはずなのになぜかいじめられてる路彦と
ヤクザの上下関係ゆえ、同居してい…

4

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

下巻

下巻で何がときめいたか。もちろん作品はばっちりだったんですが、惣一さん・・・・女にペニバンで責められないとイケない身体。そこに思わぬツボを見出しまして、発狂するほどトキメイテしまいました(ノ´∀`)ノ゙祭りだw
脳内に妄想できるだけに画だけでヤバイwwあえぐ惣一さんをぜひ実写でww
おいといて。
お話は、東京の事務所に移った山田と少し大人になった路彦からはじまるお話。山田がヤクザという世界に…

6

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

上巻

今回のお話は、元イジメられっ子×ヤクザ!!
なんともときめく設定ではないですかヽ(*´Д`*)ノww
どうしても、小説って最初に挿絵を見てしまいたい!なところがありまして。
そんでもって、エロシーンだけ最初に見ときたい!なところがありまして。
ヤクザなおにいちゃんが受けている!そして背中に刺青!
それだけでちょっと悶絶してしまいました。
なんといっても、木原作品ですし?
お話としては…

6

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

ハッピーエンドが待っている

東京に出てきた信二が、いよいよ惣一の元につくようになるところから下巻は始まります。
上巻のラストの方で、惣一の冷酷さを目の当たりにしていたはずの信二ですが、惣一の下で働くうちにだんだん傾倒していくようになるのですが、、、
ここで、惣一を、BL的お約束な、完璧でカッコイイ頭脳派ヤクザにしないところがコノハラ流。
惣一は、全く人の心がわからない性格と、なかなか痛い性癖の持ち主。
偶然惣一の仕事…

9

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

痛くない方のコノハラ

いじめられっ子のチビの中学生・路彦が、ある晩、偶然に、ヤクザに追いつめられたクラスメイトが死んでしまうところを目撃して、、、
という、スリリングな始まり方をする本作。
前半は、いじめはどんどんエスカレートするし、
死んでしまったクラスメイトのことをかぎ回るチンピラ・信二は出てくるしで、
どんな痛い展開になるのかと思いきや、、、

路彦は、公園でいじめのボスに暴行されている所を、偶然通り…

6

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

なんだか楽しんだ私がいる

信二が東京の組に移り、組長の息子・惣一の下につくことになってからのお話です。
「上」ではテキヤがメインのヤクザでしたが、こちらは違法な株のやり取りで稼いでいるヤクザ。
大学で経済を学んでいる路彦も組の仕事に関わっていると知った信二は・・・

さらに舎弟・良太の不手際で、窮地に追い込まれてしまった信二は、惣一が放ったヤクザに追われる身になります。
好きだという告白とともに路彦に助けを求める…

4

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

時々ニヤリとする

ヤクザの世界にしか居場所が無いと言い切る信二は、暴力もゆすりたかりも平気でできる、決していい人間ではないのですが、基本が優しいというか義理と人情を重んじているような昔気質な部分があります。
また、裕福な家庭に育ち学力は問題ないものの、心を通わせる友人や家族がいない路彦は、いじめられながらもそこに居場所を見出そうとしている寂しい中学生でした。

ある日恥ずかしい格好にされいじめられていた路彦を…

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