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56/62(合計:611件)
中原一也 梨とりこ
茶鬼
先月別のレーベルから出た中原作品もアクションものでしたが、今回も意外にもアクションものとなりました。 今回のおやじは・・・低血圧でかったるいその雰囲気が誘っているのか?と誰にも誤解されてしまうフェロモン系37歳のおやじv しかも、バツイチ子持ちなんだけどオマタがゆるくてーー!! その分、子供がしっかりしておりますw 探偵事務所のあるビルの前で泥酔していた田村に絡まれ、しようがないから事…
木原音瀬 梨とりこ
ユズキ
ネタバレ
あらすじなどは皆さんレビューされているので、 私は個人的な感想を。 木原さんにしては、甘いなぁ という印象はありました。 殴る蹴る暴言などは多々有りましたが、 本当の所お互いに想い合っている。 そこはすごく甘かった。 上巻からあわせて 路彦の成長っぷりは凄い。 いきなり魔法のように男前の頼れるイイ男になった訳ではなくて、 まだまだ甘ったれで女々しくて泣き虫だけど 確実に男…
華藤えれな 梨とりこ
肇
・華藤さん初アラブ物。 ・でもなんちゃってアラブ系。 ・初恋成就モノ。 ・俺様(というか王様?)な攻め。 ・SP設定だけどなんだか見た目儚げな受け。 ・性格ぐるぐる系。(ゆえに苦手な人はとことん苦手な部類かも。) ・受けの性格は、どっちかというと女性っぽいかも。 ・一応アラブ物だからなんとか進む展開かな。 ・いろんな意味で残念な感じが否めないけれど。 総評 アラブ系ではあり…
綺月陣 梨とりこ
むつこ
これ面白いです。 凌辱系の話だけど、よくあるテンプレ凌辱ストーリーとは一線を画している。 理由は受けの個性。 これでもかというほどひたすら落とされイジメられる受けなんだけど、芯が強いんだ。それがイイ。頭はいいし、簡単に自分の本心を相手に気取らせない精神力も持っている。 守ろうとした日常が元カレによってどんどん壊されていくのが、恐ろしいような小気味いいような…複雑な気分でゾクゾクしました。 この元…
和泉桂 梨とりこ
日本の明治時代を彷彿させる、限りなく実世界に近い架空の皇国とそこにある、バロックと呼ばれる裏社会。 表と裏の世界に住む同士を巡り合わせることで、スッパリと身分差というものを表現していましたね。 架空にすることで、あまり悲壮とか悲惨とかいう感覚が薄くなる効果があると思います。 バロックでスリとして生きようとする少年・三春が、カモとして最初の仕事をした相手が子爵家の良成。 その後も出会い、…
サガン。
スリにあった青年・良成×スリ・三春 和泉さんの再始動シリーズは大正くらいの日本にどこか似た架空の国・皇國の「バロック」と呼ばれる特殊地域に住む人たちをメインにしたもの。 本を開いた時に1段書きだったのでちょっと驚きました(普段、2段書きが多いので) でも、その分、サクサクと読めたかな。 バロック育ちの三春。 バロックの住人は大概が裏社会というか犯罪に手を染めていて。 三春の生き…
けもけもぱぷ
アラブは好きだし、華藤さんも好きなほうだけど、これは設定盛りすぎで、詰め込みすぎ。 アラブだから、華藤さんだから、というか、ただの上っ面でかすめて、おもしろくなるはるかてまえで話が流れていくかんじでつまらなかった。 タイトルはかっこいいし、イラストもすてきだったのに、内容がこれではがっかり。残念にもほどがある。 初アラブとかいって浮かれてないで、きちんと話をまとめて欲しい。 これで…
久江羽
麻薬取締官が主人公のお話です。 もうそれだけでも私の好みのストライクゾーンなのですが、さらに綺月作品に期待したい“痛い”部分もてんこもりで大満足。 なので、「そこまで頭がいいのに、なぜ転落の道を選んでしまうのか?」 「頼れる家族はいないのか?」 「そこまでやったら死んじゃうんじゃないか?」 などの疑問はありつつも、サスペンスとしても面白かったので、おまけで神評価。 クスリが原因で死…
義月粧子 梨とりこ
クレタコ
ぐわーーー!!!しょっぱなからテンション高いですが攻サイドにムカつきましたー!! 久住[攻]だけじゃなくその友人達が揃いも揃ってもうムカつくったらない! お前ら全員、青砥[受]の前で土下座して謝りやがれーー!! ハアハア、ちょっと落ち着け! はい、落ち着きましたですよ。とまあこの位の憤慨モノです。 それに対して青砥[受]サイドは全員いい人達です。 やっぱムカつく奴にはムカつく友達、…
軽いおバカコメディも書くと思えば、やはり綺月さん作品は、こうしたずっしりと重くて痛くて、これでもかっていうくらいケチョンケチョンにされる受けっていうのがいいです!! しかも、へこたれない。 この本は発売日が延期になって、すごく待ったものだったので、後書きを読むにつけても、作者さんの気持ちの入れ込み様が伝わってきて、ガッツリ読み応えあり、一気にいってしまいました。 主人公の薫が就職面接の折…