梨とりこさんのレビュー一覧

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

良い。

(ヤクザ)や(事件)などの系統が、あまり好きではないので
読み始めるまで時間が掛かりましたが、めちゃくちゃ良かった。
中学生~大学生までの、路彦の視点は、成長と見事に横並びしていて
切り替わっても違和感を全く感じない。自然に変っていくのですごく読みやすかった。
背伸びをしながら、大好きな信二を、追いかけてる路彦はすごく可愛い。
信二の視点でガラッと雰囲気が変り驚いたけど、
言い回し、表…

5

渇仰 番外編書下ろし特典ペーパー グッズ

歪んだしあわせ生活

本編の後日談。エグい努力?の甲斐あって明良の犬となった達幸の日常。な感じで、相変わらず狂ってましたw歪みないほどの歪みっぷりww

自分以外の雄は明良を狙う変質者か犯罪者と思ってる達幸ですが・・・お前がよっぽど変質者兼犯罪者やーーー!と叫びたくなるww
しかし、本編での紆余曲折を経てこういう形に収まった二人ですから。本編とは違ってあったかい目で読めました。
誕生日プレゼントに首輪を用意する…

1

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

狂気の攻…!

ひとことでいうと、狂ってるなー!という印象。
不幸のオンパレードと次つぎ起こる事件に、ドキドキゾクゾクしながら最後までよめました!

しかし、終盤の明良の父とのやりとりはちょっともやっと感が残りました。
明良の実父で、自分にとってもいわば育ての父にあたる人にまで、達幸まさかの「明良の犬」発言・・・。それについて淡々と語る父・・・。狂ってる!!w

マネージャーの松尾さんも、それでいいの…

3

甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

切なかった

この設定はBLならではだと思いました!
男女じゃこんな状況作り出せないと思います!
なんせヤクザさんの世界ですから…

とにかく受けの片思いが本当に切なかったです。
結末が私の好みに反しますが
(そんな簡単に許しちゃうの?!)ってな感じになりました
しかし!!!そこにいたるまでの話や
イラストのかっこよさ、あとやっぱり受けの切ない片思い
あとあと!攻めの独占欲があらわれたときに

4

キスは手袋を脱いで 小説

遠野春日  梨とりこ 

ラブ度が低い・・・

けど、嫌いじゃないです。
でも、熱愛というからには熱い気持ちが見れると良かったのです。
まぁ彰の行動自体がそうだといえばそうなのですが。
結果、市長と建設会社社長では先は明るくないのかもなとつい考えてしまいますが、
私自身、話の先は妄想しないタイプなので一応ハッピーエンドです。

イラストはあれ?この人達何歳だっけ?と思い直してしまうくらい
年齢より上に見えてしまうなぁ。落ち着いて見…

0

密愛契約 小説

藤森ちひろ  梨とりこ 

なんか惜しい?

結構なベタ展開だとは思うんです。
でも、嫌いじゃない設定。

独立を考えていた裕紀は、店に来ていた男から出資を持ちかけられる。
男・神矢は出資と引き換えに裕紀自身を要求してきて…。

↑よくあるタイプのあらすじですよね。
お話もよくあるタイプです。
ベッドでの扱いは酷いことをするわけじゃないけど、絶対服従で。
神矢の都合で呼び出され、関係を持ち。
心が通っていないようでいて、実…

4

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

期待値が高いとやっぱりいいことないな
というわけで、もこデス。
やたらに評価が高い作品であり、なにより「種付」に反応してしまった
私って多分HENTAI(ノД`。)ホロリ
今に始まったことじゃないのだが。
そんなこんななこの度の作品。面白かったです。マズマズ。

医者の裕福な家にうまれながら、父に期待されず、父が引き取った子供は何をしても優秀すぎた。全てにおいて足りていない自分。

5

キスは手袋を脱いで 小説

遠野春日  梨とりこ 

隠された思いがちらほら垣間見えるじれったさ

市長選の政治活動を背景にした再会ものの大人のじれったさラブとでも言いましょうか
今回主役の二人は目に見える愛してる恋してる発言が互いに無いままに
お互いがそれとなく、思いが通じ合っているような大人の恋愛模様を描いた
淡々とした中に、子供じみた捻くれ具合や意地っ張りな感じが垣間見えるような
ストーリーで、惹きこまれて一気にサクサク読み進めって作品では無かったです。

だからと言って面白く…

1

キスは手袋を脱いで 小説

遠野春日  梨とりこ 

やっぱり両片想いなのね♪

帯に「再会&熱愛のロミジュリロマンス」と書かれていますが、う~ん、、、
再会は間違ってない。ロミジュリ的な部分では家が対立しているというのと許されない恋であることは間違ってない。ただ熱愛かというというと・・・?
基本は甘いんですが(ラブ甘じゃなくて話しが)割と淡々としていて、主人公である受けが自分の足で歩いて、自分の未来を自分で切り開いている。
攻めはいい人っぽそうなんだけど、ほんとうにそう…

2

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

猛獣使いと狂犬

面白かった!
宮緒葵先生の『堕ちればもろとも』に続く犬です。
執着心もここまでくれば病的に鬼気迫るものがありますが、時々みせるわんこでかわいい攻め様に心を鷲掴みされました。
そして美人な受け様もプライドが高く劣等感の塊だったのが、少しづつ気持ちが変化して行く過程も読み応えありました。
やっぱり美人な受けとひたすら犬はいいです。
次の新刊が待ち遠しいです。

4
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