梨とりこさんのレビュー一覧

密愛契約 小説

藤森ちひろ  梨とりこ 

なんか惜しい?

結構なベタ展開だとは思うんです。
でも、嫌いじゃない設定。

独立を考えていた裕紀は、店に来ていた男から出資を持ちかけられる。
男・神矢は出資と引き換えに裕紀自身を要求してきて…。

↑よくあるタイプのあらすじですよね。
お話もよくあるタイプです。
ベッドでの扱いは酷いことをするわけじゃないけど、絶対服従で。
神矢の都合で呼び出され、関係を持ち。
心が通っていないようでいて、実…

4

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

期待値が高いとやっぱりいいことないな
というわけで、もこデス。
やたらに評価が高い作品であり、なにより「種付」に反応してしまった
私って多分HENTAI(ノД`。)ホロリ
今に始まったことじゃないのだが。
そんなこんななこの度の作品。面白かったです。マズマズ。

医者の裕福な家にうまれながら、父に期待されず、父が引き取った子供は何をしても優秀すぎた。全てにおいて足りていない自分。

5

キスは手袋を脱いで 小説

遠野春日  梨とりこ 

隠された思いがちらほら垣間見えるじれったさ

市長選の政治活動を背景にした再会ものの大人のじれったさラブとでも言いましょうか
今回主役の二人は目に見える愛してる恋してる発言が互いに無いままに
お互いがそれとなく、思いが通じ合っているような大人の恋愛模様を描いた
淡々とした中に、子供じみた捻くれ具合や意地っ張りな感じが垣間見えるような
ストーリーで、惹きこまれて一気にサクサク読み進めって作品では無かったです。

だからと言って面白く…

1

キスは手袋を脱いで 小説

遠野春日  梨とりこ 

やっぱり両片想いなのね♪

帯に「再会&熱愛のロミジュリロマンス」と書かれていますが、う~ん、、、
再会は間違ってない。ロミジュリ的な部分では家が対立しているというのと許されない恋であることは間違ってない。ただ熱愛かというというと・・・?
基本は甘いんですが(ラブ甘じゃなくて話しが)割と淡々としていて、主人公である受けが自分の足で歩いて、自分の未来を自分で切り開いている。
攻めはいい人っぽそうなんだけど、ほんとうにそう…

2

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

猛獣使いと狂犬

面白かった!
宮緒葵先生の『堕ちればもろとも』に続く犬です。
執着心もここまでくれば病的に鬼気迫るものがありますが、時々みせるわんこでかわいい攻め様に心を鷲掴みされました。
そして美人な受け様もプライドが高く劣等感の塊だったのが、少しづつ気持ちが変化して行く過程も読み応えありました。
やっぱり美人な受けとひたすら犬はいいです。
次の新刊が待ち遠しいです。

4

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

想像以上でした

ものすごく面白かったです。
想像以上に犬、そしてヤンデレでした。
「受け以外どうでもいい」と思っていて受けに近付く者には容赦ないタイプのヤンデレ攻めはとても好きなので満足です。
攻め・達幸が受け・明良に執着する理由も読んでいて納得の行く物でした。ただ「達幸を無視したり怒鳴ったりしない初めての大人」の明良の父親に対して何か思う所は無かったのか?と思いましたが。
あと犬であって恋人じゃないから…

8

斜光線~人肌の秘めごと~ 小説

沙野風結子  梨とりこ 

トラウマ持ち同士の激しい恋情

かなり改稿後の再販との事でしたのでどれだけ変わったのかと思って読んだのですが
話の本筋は変更がなかったので、新たなって感じはしなかったですね。
細かい修正はあるようですが、作品自体の印象は特に変わりないと思います。
ただ、書下ろしがプラスしていて、甘い雰囲気がプラスになっていて
読み応えがあるストーリーに仕上がっていたように思います。

受け様は学生時代に同級生からのレイプを経験してい…

5

斜光線~人肌の秘めごと~ 小説

沙野風結子  梨とりこ 

サンドバックからクッションへ

07年のラピス文庫を大幅改稿して改稿した作品になるそうです。
元を読んでいないのでどこがどのようにかは解りませんが、あとがきで作者さんが構成から見直したと述べられていますし、主人公の年齢を引き上げたともありますので、きっと大筋は同じでもかなりの表現の部分が変わっているのかな?と思われます。

とにかく、主人公・和叉が、彼には無自覚の被虐趣味があるんじゃないかっていうくらい、相手の嗜虐趣味をそ…

2

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

執着犬!

帯『お前は俺の恋人で、僕の犬だ』

デビュー作の「堕つればもろとも」に引き続き再び犬攻め来たですよー!
いやーーー見事な犬そして更に執着犬っぷりで読み応え充分。

明良〔受〕は、友人の息子である達幸〔攻〕が家に引き取られて来て、幼い頃から共に過ごすのですが成長するにしたがって彼らの間に距離が置かれる様になります。
父親は自分ではなく達幸の方が大切なんじゃないかと疑念を持つ明良。

5

信じてないからキスをして 小説

火崎勇  梨とりこ 

入れ込めませんでした。

ガラ悪刑事?と美人検事のお話。

職業柄、敵対する2人が、
ある事件を2人で捜査することに。
この事件が、なかなか2時間ドラマを見ているようで
面白いと思うはずなのですが・・・。

何故か私には、合わなかったようでした。すみません。
重いストーリーのときって、
「ずんっ」と自分の中にしみるときと、
重いからこそ、軽く感じてしまうときがあるように思います。

今回は、私にとっ…

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