梨とりこさんのレビュー一覧

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

濡れてる姿が好き?

濡れ男なんて何やら卑猥なイメージを連想してしまう腐って湧いてる頭の私ですが、
タイトルの濡れ男は、雨男のことだった。
まぁ、雨男と言っても、大学からの腐れ縁の受け様が出る何イベントごとがあると
必ず雨になってしまう、そしてそんな受け様の雨にいつも濡れてる姿に惹かれ、
腐れ縁の親友相手に長く片思いしている大学准教授の攻め様。

内容は、切ないシリアス的な片思いが長くて変な嫉妬から思いを告…

3

裏を返せば…! 小説

栗城偲  梨とりこ 

ドM?ドS?

設定としては面白い。
面白いのだけれど、なんだか設定だけが一人歩きをしてるかな~という印象でした。
設定はあくまでも「設定」とポカンと空に浮いているというか。。。

噂の鬼軍曹。自分へのキツイあたりから、きっと嫌われているんだろう
そんなふうに思っていたのに、ホントウは!?
なお話であります。
ドM攻ってどんな_( ゚Д゚)<ちょっ
帯の煽りwwちょw
と、楽しくはあったんですが…

3

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

うーん。しっとり

文庫よりも高いですし、いつもはあまり買わないレーベルなのですが、
好きな作家さんなので、即買をしました。
濡れ男というタイトルにあるように、
楢崎が出かけるときはいつも雨が降り、いつも雨に濡れてしまうのですが、
その姿をしっかりと表現した作品でした。

大学准教授の岸尾は、古くの友人、楢崎のことが気になって仕方がない。
楢崎は、魔性の雰囲気をもち、いつも雨に降られる濡れ男。
楢崎の…

1

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

思い描きにくかったです・・・

中原さんの本にハマって、最近続けて読んでいるのですが、
登場人物がこんなに思い描きにくいなんて、初めてのことです。
読み進めづらくて、それが自分でも結構ショックでした・・・

この本はちょうど半分くらいで視点が変わります。
最初は攻め視点。
大学の准教授で、顔立ちのハッキリとした口数の少ないイケメン。
とても几帳面で少々気難しく、取っつきにくい性格の人。
そんな彼は、大学時代からの…

5

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

大人な二人と大人の悪あがき

勘違い、嫉妬、執着、本当は両思い。
お前のせいだ、とちょっと傲慢な片思い。
物語はいたってシンプル。
恋愛のあれこれ、というよりこれは楢崎のキャラクターを魅せる為のお話だったような。
だから物語にちょっとニューハーフを登場させて潤滑剤にしてみました。
この本厚みはあるのですがものすごーく、サラサラサラと行けてしまいます。
どちらかというとキャラ萌え優先した本のような印象を受けました。

4

草食むイキモノ 肉喰うケモノ 小説

今城けい  梨とりこ 

天然パワーが最強

今城けいさんの作品を読むのは2作目です。
前回『モルグ』を読んだんですが、私的にはイマイチ萌ませんでした。
受が変人すぎたからでしょうか??

で、この2作目はレビューが良いですが『モルグ』もレビューは良いし
違うかもしれないけど、とドキドキしながら読んだんですが、良かったです。(ほっ)

今回の受は、不幸、健気な子です。
私的に不幸健気のコンビネーションは大好物です。おまけにとっ…

1

うちのイキモノが罪つくりで困る グッズ

エロさ炸裂

無垢で無自覚なだけに、実に罪作りにエロい幸弥くんと、幸弥くんの凶悪な可愛さにに振り回される関目のお話。
二人とも、体力の限界と、忍耐の限界目指して、がんばっちゃう?

この二人は、こうやって、ラブラブいちゃいちゃしながらこれからも生きていくのねって、ほのぼの幸せな読後感ですが、ここでやっぱり気になるのは千林。
最初にカバーのイラスト見た印象だと、3P?
3Pででほのぼの系?
それもいい…

1

草食むイキモノ 肉喰うケモノ 小説

今城けい  梨とりこ 

守ってあげたい

実はこの本「地角の衆生」と同じ日に読みまして、期せずしてピュア受けの日になってしまいました。
「地角~」はファンタジーにファンタジーを重ねた究極のピュアな生き物受けでしたが、
こちら「草食むイキモノ」幸弥くんは、家族を一度に失ったり、伯父に虐待されたり、上司にセクハラされたりと、世俗の不幸を背負わされながらも、それでも魂の清らかさを失わない、実にピュアなイキモノでした。
こうやって、ちゃんと…

3

涙の中を歩いてる 小説

水原とほる  梨とりこ 

不一致?

 大学生の有也は、自身の性癖に気づき、田舎から出て、ゲイバーに通っていた。
 けれど、通うだけで特に誰かと店を出て行くわけでもなく、ただひたすらに理想の男性を待ち続けていた。

 有也の憧れる相手はただ一人、自分がまだ身体が弱かった時に入院していた病院の研修医の高林だった。
 彼は、幼い有也の相手をしてくれ、ずっと励まし続けていた。
 恋人ができるならあんな人がいい――そう思い続けていた…

7

草食むイキモノ 肉喰うケモノ 小説

今城けい  梨とりこ 

「可愛い」の言葉しかでない!

『……あー、これやばい なんか美味そう』
 この帯の言葉の通りだと思うほど、受けさんの幸弥はとても可愛らしかったです。
あらすじを読むと「セクハラ関係絡んでるのか…」という事が分かり「うっ」と自分の中できたのですが、表紙の絵がとてもツボでツボで…購入させて貰いました。
製造工場の話と言う事で、分からない部分があるんじゃないかなと構えていましたが、とても分かりやすい表現で自分の中にすんなり入っ…

5
PAGE TOP