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blacksima
ネタバレ
本編終了後の達幸視点のお話です。 A4サイズの用紙に片面1ページぶんになります。(上の部分にイラストと本編のあらすじが載っています。) 二人の気持ちが通じ合い、恋人・犬として幸せな暮らしをしている達幸(攻め)。 少しは落ち着いたのかな~と思いきや、相変わらずの暴走っぷり。全然しつけが出来て無いじゃないですか!明良さん!(笑) 俺、凄いんだ!みたいな感じで、明良さんのピンチを数々救っ…
江名
英田サキさんの「ダブル・バインド」 中原一也さんの「後にも先にも」 鳩村衣杏さんの「汝の隣人を恋せよ」 の、それぞれの番外編のお話が8ページずつ入っています。 「後にも先にも」しか本編を読んでいないのですが、 レビューがないので書かせていただきます。 気をつけますが、変なところがあればコメントなどでご指摘くださいませm(_ _)m ■英田サキ「ダブル・バインド」の番外編【…
中原一也 梨とりこ
2012年発売の「濡れ男」を先に読んでいまして (中原さんの小説で、この本と同じく梨とりこさんが挿絵)、 そちらに出てくるふたりと、だぶって見えてしまって、 なんだかイマイチ気持ちが高まらずに読み終わってしまいました・・・ 受けが色白で妙に色気があることと、時々言葉の語尾を伸ばすところ、 部屋が汚くちょっとだらしない所くらいしか似てないのですが、 挿絵の力って大きいですね・・・。 …
雀影
ヤンデレワンコ? 両面印刷で2枚と、オマケペーパーSSとしては、割合長め。 本編中で、斎木が実家で父親から貰ってきた、あの神成の絵が登場するお話。 本編で、かなりな壊れヤンデレキャラを展開していた神成、 このお話からも、斎木に対する異常なほどの執着ぶりが充分伝わってきます。 それでも、まだまだこれくらいなら、かわいげのあるヤンデレワンコ。 斎木もここでは、ちょっと意地っ張りなツ…
佐田三季 梨とりこ
文庫にしては、ずっしりとした厚みで、お話もいろいろと重い要素盛りだくさん。 この、渾身の盛り込み度に、読んでいて途中からちょっと引き気味になってしまった。 お話の構造としては、これがあれでこうなったのはこうだったからそうなってもしょうがないし、それがアレしたらこうなって最後にはこうなったのねって、この盛りだくさん具合に納得はいくし、読んでいる時のドキドキハラハラはなかなかな物だけど、最終的…
木原音瀬 梨とりこ
絵夢
ここまでやるかという、いつ誰が死んでもおかしくないような展開の中、誰も死ななかったのが奇跡。 敵対する相手(惣一)の甘さと運の悪さ、良太と路彦を助けた医療の素晴らしさに乾杯。 路彦は、中学生の頃がリアリティがあって弱さも狡さもうまく描かれていたけれど全て読み終えると信二にあそこまで傾くという部分において現実感がなかった。 物語は、路彦から始まったけれど路彦の目を借りて見た信二の物語だったよう…
中学生の路彦をとりまく「いじめ」の環境がリアルだなと思った。 今の義務教育の現場で普通にある話なんじゃないかと思うと憂鬱になる。 「あんたみたいな大人がいる限り、何人も子供が死ぬよ」路彦の言葉がすごく印象的だった。 じゃあ、どうしたら良いんだ・・・というところは、するっと流して話は違う方向へ。 信二が死んでしまったと思っていた路彦だったけど実際は助かっていて二人はまた出会い交流が始まるあた…
本編の二人が付き合い出した後の「restart」も素敵でしたが、このペーパーも本に入れた方が、神成の好感度が上がったような気がします~(^▽^;)(笑)お話は受け視点です。 --(以下ネタバレ含みます)-- 本編で出てきた「青い絵」ですが、静寂な雰囲気なのに、どこかいびつで、綺麗でいて、心を乱す何かがそこに存在している。神成の部屋で絵の詳細を描かれている時、何となくそうではないかと思ってい…
東雲月虹
去年久々に中原さんが個人的にヒットだったので おのずと期待値が上がってしまっていたせいか 「…あれ」になってしまいました; 岸尾の、誰が見ても隙のない“デキる男系”が 大学からの友人・楢崎に片想いとか なかなか切ないじゃないの…と思いながらも ちょっと急展開過ぎるような気がもしましたし 50過ぎのゲイ疑惑の教授との関係を疑ったからと言って 強引過ぎやしませんか??と…。 確…
個人的に心がときめくような甘~い萌えは、感じられませんでした。でも購入して良かったです。序場、中盤は背中に刃物で刺され抉られるような感覚で、苦しい。終盤、アトリエの中の姉との話は号泣しました。優しくて優しくてとても悲しい。 救われたかと聞かれれば、「自分が求めている救いが何だったのか。自分にはわからなくなった」と答えると思います。でも・・・この本、大切にします。モナストラルブルーに触れてみた…