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43/61(合計:607件)
義月粧子 梨とりこ
紫陽花まつり
とっても良かったです。 2人の気持ちの通じ合うところは萌えました。 しかし、やっぱりモヤモヤするのが攻とそれを取り巻く人々かな…いくらなんでも酷いだろうと…うーむ何か正当な理由があったり、きちんと弁解して、読みてとしても納得できる和解があれば良かったのですが、やはり引っ掛かりは残ってしまったので萌え×2どまりです。 とても好きなお話しだったのですが、せめてもう少し攻側が柔らかければなぁと思っ…
砂原糖子 梨とりこ
茶鬼
元人気子役の今は街金の金貸しをしている束井と、幼い時だった故に告白を受けてもそれに答えられず、それでも側にいた氷見の、束井の回想を中心にして10年後の再会から事が動くお話。 大雑把にどんな話かと問われればこうなのかな? 非常に静かにまさに”ファンタスマゴリア”(走馬灯)のようにクルクルと過去を見せながら展開していく話はまるで糸が絡め取られていくように、終盤に向けて全てが回収されてとても綺麗…
宮緒葵 梨とりこ
咲人
ネタバレ
攻めが相当な「犬」ものを久しぶりに読みました。 しかも狂犬、万年発情! 思わず受けさんの直腸大丈夫かな?って本気で心配になりました。 でもいいんです! 攻めのなりふり構わない犬ぶりが素敵です! 細かい事を言えば冒頭の書き出しが駄目だと思うし、色々な理由付もとってつけたような理由だったり、色々端折っていたり、ほとんどの人物がBLファンタジーだったり、受けの一人称が僕っ子なのが嫌だったり…
Krovopizza
「ファンタスマゴリア」=幻影、走馬灯 作中では、束井と永見の思い出の品(ランプ)であり、束井の過去の栄光であり。 何より、束井の回想が大半を占める本編自体が走馬灯。 貸金業者のアコギな世界を描いていながら、静かな感傷があり、柔らかな味わいです。 「天使」と呼ばれる人気子役だったが、ある事故でバッシングを受けて以来落ち目となり、芸能界を引退した束井。 仲良くなった永見は、祖母に亡くなっ…
夜空の星
こちらは、プラチナ文庫の全サ小冊子の感想になります。 他の作品は未読なので、いとう由貴さんの作品レビューのみ書いています。 ※未読の方はネタバレがありますのでご注意下さい。 ■いとう由貴「誘い」より 『happy happy day』 前回(セレクトフェア2011小冊子)のレビューに書きました弟(攻様)のキスマークのお話の続きになっています。 弟...
たまゆまま
大型ワンコ攻めなんてよくある設定だが、この作品はワンコなんて易しいものではなく、リアル犬だった。 擬人化とかでもなくファンタジー作品じゃないのにリアル・い・ぬ! ご主人様の気配に敏感というかどこにその第六感があるのだという程にあーちゃんの危機に敏感で、あーちゃんの足元で丸くなって眠り、あと普通の犬じゃなくて発情期のオス犬というか、発情中のオス犬がそこにいるのである。 皆さんのレビューで犬…
犬以上にイヌでした。 受けのためなら仕事をもすっぽかす、予定を切り上げる。 ファンが声をかけてきても受けに興味が向いたらキレる。 普通なら何だこいつはと思う人物ですが、根底にある受けへの絶対的な好意を考えるとそれらの問題行動も萌えます。 受けはそういった攻めの自分への行動を利用して、攻めが仕事を追われるようにしてしまおうとしますが、攻めの演技をみてそれを躊躇ってしまう姿はなかなかかわい…
栗城偲 梨とりこ
栗城さんは密かに期待大だと思っている作家さんの一人である。 小冊子を手に入れるために、何でもいいから買った作品を読んで当たりだと思ったのが栗城さんだったり、たまたま目にして面白い!好き!と思った作品が栗城さんであったのが重なって密かに期待をしていたのだが、この作品はというとあまり私の中には引っかからなかった。 途中まではわくわくさせられた。 妻・三人の子供たちから縁を切られるほど嫌われた…
木原音瀬 梨とりこ
ちはるぅむ
とにかくこの作品は神の一手に近い作品です。 何が凄いって、山田の可愛さと加納の強かさです。 昔二人は逆の立場だったんです。でも成長と共に 二人は変わって行く……。 単純なヤクザモノと一緒にされたくない! 人間の成長ドラマと言っても良い! そこに少しずつ流れ込んで来るBLエッセンス。 普通ならばそこまでエロく感じないBLならば 刺激的でも何でもない描写がとにかくドキドキしてし…
佐田三季 梨とりこ
sotsuki
佐田さんの作品なので、心がキュウキュウする話まずはないですね。 約450ページの大ボリュームですが、結構すらすら読み終わりました。 話は簡単です。 才能がない受けが絵の才能がある攻めの愛を拒め、知的障害を持つ姉の死の罪悪感、諦めきれない理想(仕事)など、盛り沢山、そして受けはどうやって全てを乗り切れるかって話です。 まず、受けの性格あまり好きじゃありません。むしろ地雷です。 絵が…