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砂原糖子 梨とりこ
ゆずコ
ネタバレ
物語は、ゴミ集積所でホームレスに捨てられたマネキンと間違えられる、束井の姿から始まります。 サスペンスドラマのような幕開けですが、話は一旦過去へと戻り過去と現在を行き来する構成に・・・区切り区切りに、年代だけではなく表題のファンタスマゴリア由来のタイトルもあり、とても素敵です。 小五の時、永見の告白をレイダーマンを観るためにあっさりふってしまった束井。 でもそれ以来、束井は永見のことがど…
marun
幼なじみで過去に攻め様から告白されて、子供心にアニメが優先で告白された日は 見たいアニメの日だったから、じっくり考えも無しであっさり男は範疇に無いなんて 一言で流してしまった過去がありながらも、唯一の友人でもあり、告白後も変わらず 接してくれる攻め様に安心しながらも、告白された事がいつまでも頭に残り逆に意識して それでも、だったらどうしたいなんて事もあえて深く考えないように生きてきた受け様…
義月粧子 梨とりこ
紫陽花まつり
とっても良かったです。 2人の気持ちの通じ合うところは萌えました。 しかし、やっぱりモヤモヤするのが攻とそれを取り巻く人々かな…いくらなんでも酷いだろうと…うーむ何か正当な理由があったり、きちんと弁解して、読みてとしても納得できる和解があれば良かったのですが、やはり引っ掛かりは残ってしまったので萌え×2どまりです。 とても好きなお話しだったのですが、せめてもう少し攻側が柔らかければなぁと思っ…
茶鬼
元人気子役の今は街金の金貸しをしている束井と、幼い時だった故に告白を受けてもそれに答えられず、それでも側にいた氷見の、束井の回想を中心にして10年後の再会から事が動くお話。 大雑把にどんな話かと問われればこうなのかな? 非常に静かにまさに”ファンタスマゴリア”(走馬灯)のようにクルクルと過去を見せながら展開していく話はまるで糸が絡め取られていくように、終盤に向けて全てが回収されてとても綺麗…
宮緒葵 梨とりこ
咲人
攻めが相当な「犬」ものを久しぶりに読みました。 しかも狂犬、万年発情! 思わず受けさんの直腸大丈夫かな?って本気で心配になりました。 でもいいんです! 攻めのなりふり構わない犬ぶりが素敵です! 細かい事を言えば冒頭の書き出しが駄目だと思うし、色々な理由付もとってつけたような理由だったり、色々端折っていたり、ほとんどの人物がBLファンタジーだったり、受けの一人称が僕っ子なのが嫌だったり…
Krovopizza
「ファンタスマゴリア」=幻影、走馬灯 作中では、束井と永見の思い出の品(ランプ)であり、束井の過去の栄光であり。 何より、束井の回想が大半を占める本編自体が走馬灯。 貸金業者のアコギな世界を描いていながら、静かな感傷があり、柔らかな味わいです。 「天使」と呼ばれる人気子役だったが、ある事故でバッシングを受けて以来落ち目となり、芸能界を引退した束井。 仲良くなった永見は、祖母に亡くなっ…
夜空の星
こちらは、プラチナ文庫の全サ小冊子の感想になります。 他の作品は未読なので、いとう由貴さんの作品レビューのみ書いています。 ※未読の方はネタバレがありますのでご注意下さい。 ■いとう由貴「誘い」より 『happy happy day』 前回(セレクトフェア2011小冊子)のレビューに書きました弟(攻様)のキスマークのお話の続きになっています。 弟...
たまゆまま
大型ワンコ攻めなんてよくある設定だが、この作品はワンコなんて易しいものではなく、リアル犬だった。 擬人化とかでもなくファンタジー作品じゃないのにリアル・い・ぬ! ご主人様の気配に敏感というかどこにその第六感があるのだという程にあーちゃんの危機に敏感で、あーちゃんの足元で丸くなって眠り、あと普通の犬じゃなくて発情期のオス犬というか、発情中のオス犬がそこにいるのである。 皆さんのレビューで犬…
犬以上にイヌでした。 受けのためなら仕事をもすっぽかす、予定を切り上げる。 ファンが声をかけてきても受けに興味が向いたらキレる。 普通なら何だこいつはと思う人物ですが、根底にある受けへの絶対的な好意を考えるとそれらの問題行動も萌えます。 受けはそういった攻めの自分への行動を利用して、攻めが仕事を追われるようにしてしまおうとしますが、攻めの演技をみてそれを躊躇ってしまう姿はなかなかかわい…
栗城偲 梨とりこ
栗城さんは密かに期待大だと思っている作家さんの一人である。 小冊子を手に入れるために、何でもいいから買った作品を読んで当たりだと思ったのが栗城さんだったり、たまたま目にして面白い!好き!と思った作品が栗城さんであったのが重なって密かに期待をしていたのだが、この作品はというとあまり私の中には引っかからなかった。 途中まではわくわくさせられた。 妻・三人の子供たちから縁を切られるほど嫌われた…