total review:286843today:3
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
34/62(合計:611件)
朝丘戻 梨とりこ
縞馬
ネタバレ
吸血鬼の出てくるお話は大好きなので、ワクワクしながら読んでいましたが… 朝丘さんお得意のせつない感じでお話は進んでいくのですが、いまひとつ入りこむ事が出来ずに読了しました。 設定は独特で面白かったのですが、細かい部分が気になったりして… ファンタジーだとは理解しているのですが、 犀賀(攻)の心情の変化の急変や、 ハーフの吸血鬼がいるのに、吸血鬼の事が世間的に問題になっていなかったり、…
華藤えれな 梨とりこ
宮原きの子
もってあと半時、医者の誰もがお手上げな銃で撃たれた怪我を治してしまうんだから、レオノフは相当な名医と言って良いのかな。 守ってくれたSPを置き去り、もし即死だったとしても放置するなよです。。。 こんな、大臣はいりません。 侑耶の怪我は移植が必要なほど内臓が損傷していて、ドナーとなったのはレオノフの愛するだったらしいんですが……再会を待ち望んでいたのに真実を知ると身体だけの関係で良いな…
水月真兎 梨とりこ
表紙のキラを見る限り、受けでも攻めでもいけそうな風貌だなと思いました。 キラの本当の名前は貴良 たかよし と読むけど音読みでキラと呼ばれてます。 キラの瞳は赤く肌は白く日差しに耐えられないほど脆弱……ことはアルビノってことなのかな。 祖父の遺伝とも書いてあります。 キラの風貌から鬼とかのファンタジー系かと思ってたけど、ヤクザ物でした。 キラが強い。銃を撃ってくる男に素手で真正…
バーバラ片桐 梨とりこ
正顕が新見の乳首責めするときにおっぱいって言うんだけど、新見が「おっぱいなんて言うな」って怒るのが可愛いかった。 新見が正顕に色々と注文するシーンに萌えました。 「お風呂で綺麗に洗って、シャンプーして、ドライヤーで乾かして、パジャマ着せてから寝かせてくれるかな?」 正顕は文句は言うけど、新見を抱き上げて風呂に連れていきシャンプーをしてます。 その、梨とりこ先生の正顕が上はワイシャツの下…
佐田三季 梨とりこ
みんみ
こんなに分厚い本でこのタイトルなので、読むのに覚悟がいるかと思いきや、あっという間に読めてしまいます。 佐田先生の作品にでてくる人間はヘンにいい子いい子してなくて、愛、嫉妬、憎しみ、執着など生々しい感情を持った等身大のキャラが多い。そしてそれをリアルに感じ取れる佐田先生の文章。 今回の主人公•斎木も、嫉妬、羨望、憎しみ、自己保身、後悔、そして愛情、さまざまな感情にとらわれています。 幼い…
砂原糖子 梨とりこ
冬草
砂原糖子さんは気になる作家さんのお一人だったのですが、 数ある作品から今作を選ぶにあたって ”ファンタスマゴリア”という耳馴染みのないタイトルと 挿絵が梨とりこさんだったことが決め手となりました。 小さな街金の社長束井艶と、バーテンダー永見嘉博の 切なくもスリリングな展開を含ませる同級生・再会もの。 幼少期のふたりの出会い、青春期のすれ違い、 大人のなってからの再会とすれ違いの果…
宮緒葵 梨とりこ
自動ドア
受に話しかけるだけで、殺意を持ってしまう攻。執着攻は好きだけど、ここまで凄いと引いちゃいました。でも受に話しかけるのが女性だったらいいって、、、受がゲイならわかるけど、ノンケなのに本来だったら受に寄ってくる状況にも敵意を見せてもいいのに、それは別にいいの?って不思議でした。 ストーリー的にはエロエロなんだけど、なんだか濡れ場がエロく感じませんでした。なんて言ったらいいのかわからないけど、とに…
雀影
朝丘先生の作品を読んでいるといつも、いつ、どんな破局が訪れるのかと、最後までハラハラししてしまう。 実のところは、たとえ一時遠回りしたとしても、ちゃんとハッピーエンドになるのだけれど。 この作品でも、犀賀が自分の人生に常に諦観を持っていて、有理の事もずっといつか失われる物として見て「あのときが幸せだった」とか言うし、有理の恋心も「目の見えていない今だけの思いこみ」で押しやろうとするしで、この先…
赤い糸はひとつじゃない。 誰かを支えるための糸、支えてもらうための糸、 共鳴し、共存するための糸... 手の指にはたくさんの糸が繋がり巡っている。 でも、左手の小指だけは特別。 愛し合うための運命の赤い糸がただひとつ、 それはあなたへと繋がっているはず― 純潔の吸血種・犀賀と、人間とのハーフの吸血種・有理、 ファンタジックな設定に重ねられたのは あまりにも重く哀しいそれぞれの…
イシイ
こんなに面白い作品を久々に読みました。 読後に、「ようやく読み切った…!でももっと読みたい!!」とそわそわするこの感じ。『箱の中』の時以来でしょうか。 幽霊が見える、という受けの設定を事前に聞いた時は、ちょっとファンタジー色が強いのかと思いましたが、そんなことは一切ありませんでした。 むしろ、こんなに現実味のある、リアルな人間社会を描いた作品は少ないのではないでしょうか。 人間は、例え…