梨とりこさんのレビュー一覧

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

まさかの攻め受け逆転!
結構びっくりしました。…よく考えたら身長が抜かれて引っ越しやで肉体改造され始めた時点であり得る展開でしたね。
上巻では攻めの加納くんを良くも悪くも導いてきた山田は田舎の人情ヤクザの下っ端でしたが、下巻では舞台が東京に移り大きな組の経済ヤクザ惣一さんの側近につきます。
優秀でスマートなインテリヤクザの惣一さんに心酔した山田は惣一さんに懸命に尽くします。惣一さんも身を呈し…

7

闇を呼ぶ声 -周と西門- 書き下ろしショートストーリーペーパー グッズ

待ったカイがありました♡

本品は『闇を呼ぶ声 -周と西門-』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、四辻家のお正月のお話になります。

四辻家の仕事始めは1月3日です。

今年初めて
四辻家で新年を迎えた西門は
三ケ日くらいはゆっくりしていたいと
意見するのですが家族全員一致で
却下されてしまいます。

ひとり暮らしの年寄りが多いから
正月はできるだけ早く声をかけるって

3

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

安定の凪良ゆう

凪良ゆう先生「闇を呼ぶ声」読了
除霊師のお話は初めてなので、正直すごく不安だった。でも凪良先生の作品だからきっと大丈夫!と思って早速フラゲ日本屋さんに行って買ってきた。案の定推理小説みたいですごく面白かった!
そして西門にだんだん心を許して、不意に恋に落ちた周が切ない。この気持ちはいったい何なのかと悩んで悩んで、ようやく自分は西門が好きだって気づいて…勇気を持って告白したのに…
あと数ページ…

4

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

続編に期待大のシリーズ第一作目

シリーズ第一作目。
ラブ展開としては決着しておらず、Hシーンもありませんが、そんなことは全く気にならない面白さでした!

あらすじ:
怪異を封じる拝み屋一家の長男・周(受け・23歳)は、いきなり訪ねてきた分家の親戚・西門(攻め・35歳)と、マンション管理の仕事をすることに。
マンションや人家に頻発する謎の霊『黒い手』の正体を、西門と共に追うことに…


除霊をテーマとする作品で、オ…

20

生活部へようこそ! 小説

花川戸菖蒲  梨とりこ 

ひたすら高校生活の描写

中学でボッチだった反省を胸に高校に入学した健太(受け)。しかしボッチ少年は場所が変わってもボッチ。友達ができないことに焦りを感じていると、上級生から「生活部」へと勧誘される。その部にいた白鳥(攻め)に構われるようになり、うれしい健太だったが…。


高校二年生×高校一年生という、昨今小説ではなかなか見かけない年齢の低いカップリングです。
作者の花川戸さんは、時々問題作というか意欲作というか…

3

アカノイト 小説

朝丘戻  梨とりこ 

2人が「本当の意味で出会う」まで

優しい気持ちになれる、すごく素敵なお話でした。

本編の内容の前にまずこの本の厚さ。なんと1冊で380ページ!(笑)こんなにページ数のあるBLは見たことありません(笑)電車などで読み進め、読破するのに3日ほどかかりました。

朝丘先生の作品は、サヨナラ、リアル 坂道のソラ に続いて3作目です。今作も朝丘先生らしい、丁寧で優しい文章。2人の抱える過去は辛く暗いものです。重たい話は断念してしま…

4

生活部へようこそ! 小説

花川戸菖蒲  梨とりこ 

ボッチの受けがイケメン先輩に恋をして…

あらすじ:
高校入学を機に脱ボッチを目指すも、シャイな性格故なかなか友達ができない健太(受け)。
知り合った先輩に誘われるまま生活部に入部し、部員の白鳥先輩(攻め)と仲良くなるが…

ボッチ体質の健太の悩みがなかなかリアル。
友達が欲しいのになかなか積極的に動けなかったり、仲良くなった白鳥先輩のことを独り占めしたくなったり…と、慣れない人付き合いにアレコレ悩む姿がいじらしいです。

4

彼は死者の声を聞く 小説

佐田三季  梨とりこ 

三人の物語

むっ…難しかったです…。

これは主人公の斉木と、斉木に執着する幼馴染の神成と、そして今は亡き斉木の姉・朋の三人の物語だと思います。まさに運命が絡み合っているかのように二転三転する斉木と神成の関係性に惹き込まれつつ読みましたが、もっとシンプルに生きればいいのに…と思ったりもしました。素直になれない二人は、わざと過去を持ち出して、相手というよりは自分自身を傷つけているようで辛かったです。壊れそう…

3

恋とアフタヌーンティー 小説

妃川螢  梨とりこ 

ベタな感想だけど、読むとホテルのアフタヌーンティーに行きたくなります!

妃川先生の作品は結構好きでちょくちょく読んでいます。
今作は、アフタヌーンティーがテーマになっていそうだったので購入しました。
とてもベタな感想になってしまいますが、やはり読んでいる最中から無性にホテルのアフタヌーンティーを優雅に楽しみたい!!!という気持ちになりました。彼らのように一人で行く勇気はまだ出ませんが、でも、読んでいて、一人優雅にアフタヌーンティーを楽しめたら素敵だな・・・とも感じ…

4

恋とアフタヌーンティー 小説

妃川螢  梨とりこ 

淡々と進みすぎる

高級ホテルのアフタヌーンティーを楽しむのが唯一の趣味である知広が、同じく一人でアフタヌーンティーを食べに来ていた尭仁佐から誘われて交流を持ち始めます。

初めて会話して、同じ趣味を楽しむ友達として会うようになり、あっさり関係をもってと、とにかく淡々と話が展開していきます。
正直、お互いのどこに惹かれていったのかがいまいちわからず
読んでいて感情移入できませんでした。

しかもいきなり尭…

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