梨とりこさんのレビュー一覧

灰の月 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

読み終わり放心状態

一人にして。探さないでください…と書き置き残してさ迷い歩きたくなりました。
ハピエンでもありメリバでもありバドエンでもあった…が率直な感想です。

後半は物凄い顔して読んでいました。
三回涙出てきたし思い出し抉られが…
心にダイレクトアタックされっぱなし。

惣一さん…それでも木原先生作品の受けキャラ二推し…です。
ちょっともう…結末を知った後の私はなんかもう…息吸うのも辛いんです…

5

灰の月 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

なんてったって受けの性癖が厄介すぎてたまらない

「月に笑う」から5年後の話。
繰り返すが惣一(受け)の性癖が厄介すぎてとんでもなく可愛い(個人の感想)

ペニバンつけた女にいれられないとイケない…というなかなか大変な性生活を送っていらっしゃった惣一さんですが、今回はそんな強烈な彼がメイン受け!
もっともっと踏み込んだ彼の性癖を知れました。

ディルドで犯されながらだったら女を抱けるとか
彼女に乳首を触るようお願いしていたとか
大…

2

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

満足なラスト

上巻同様あっという間に読み終えました。

山田がヤ●ザという仕事柄危険なシーンも多々あるのですが、心臓抉り続けるようなドシリアス爆盛りではないですしこのラストなら木原先生の作品の中でも読みやすい方ではないでしょうか。

う~ん。今回も良かったですね。

泣き虫な路彦好きなんですよね~。
山田が巨乳好きでわんわん泣くし体変えてもいいと思う健気さがね…
女々しいという意見は確かに分かる…

1

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

はよ続き

一日で読んでしまいました。

ヤ●ザとかヤンキーとか個人的には萌えない属性なのですがストレスなかったです。
すぐ機嫌悪くなるし(手加減しつつも)手は出るし口悪くて下品な山田ですが…
木原先生の作品の人物って一小説の登場人物…ではなく現実にいそうな人間味あふれていて好み関係なくなんだか魅力的に見えちゃうところってあるんですよね。

っていうか今表記見て気付いたのですが、山田が受けなんです…

2

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

人間として受け付けない受けでした。

本当に受けがダメでした。
みなさん、本当に心が広い。
わたしには、どうしても受けの考え方や行動が受け入れられなかったです。


攻めが一歩二歩引いて欲しいものを素直に言えない、というのは分かるのです。
三角関係の一人、宇津木が病で心細くなり可愛がっている受けを手放せないのも分かるのです。
ですが………
①恋とか愛とかわかんなーい!恋人って何?定義ってあるの?みたいなことをいうアラサ…

9

禁断症状 小説

紗名マリエ  梨とりこ 

大将ってば!!いい線行っていたのに!!

2009年刊。
触手ものもイケるクチなので(笑)何冊か買い溜めてあったうちの一冊。
淫夢と従兄弟に片想いしている現実がどう結びつくかってのが楽しみであったが…

触手メインの長編として、一冊通して獲物(受け)を辱める場面ってのをじっくり読めた。
その一方で、従兄弟同士のカップルの絡みもしっかりと書かれている。
聖也に隠してた夢の内容がばれるものの、逆に密かに片想いしていた彼に初めて抱い…

1

灰の月 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

重苦しくも、余韻を残す作品

木原先生の作品は、大好きなのですが…こちらは好き嫌いがハッキリと分かれる作品ではないかと思います。

私は、途中から読むのをためらってしまいましたが、何とか上下巻読み終えました。ずっしりと重く、すぐには消えそうのない余韻が残る作品でした。

全体を通して重苦しく、甘さは感じられませんでした。攻めが、ノーマルな人間という事もあり、そのあたりの描写などはリアリティが感じられましたが、攻めの嘉藤…

4

泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

泣かせて何を教えるのでしょう

甘くて怪しいレッスンのひと時と報われないだろう想いに身を焦がす青砥くんが主役の物語です。
パタンナーを目指す苦学生のゲイ。
友人には恵まれ目標のために一生懸命ないい子です。

お相手は服飾関係の会社を経営する一族の御曹司の久住さん。
セレブで美丈夫、将来有望なバイ。

そんな久住は青砥君の好みのタイプで一目で気にいってしまったのですが久住は遠恋中の彼氏持ち。
なのに浮気公認だからセ…

3

灰の月 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

木原先生初心者にはきつい

ハードで過酷な描写、多くきつかったです。

陵辱ものは慣れているつもりでしたが、肉体改造、記憶喪失、ヤク中、幻覚症状そして何より恋愛感情が明確に描かれていない攻め、という設定はレベルが高すぎた...

恋慕の情ではなくとも、敬愛するボスへの愛という形で、ある意味成就したようでしたが、うーん、それ以外のパンチの効いた展開が衝撃的すぎて...

とりあえず立場を越えた愛や、陵辱エロを求めて…

7

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

執着攻めの代表選手、達幸

前作の「渇仰」で初めて宮緒葵さんの作品を読みました。執着攻めが大好きなので「渇仰」と「渇命」「ぱんつをはきたい3日間」の3冊を買いそろえてから読み始めました。レビューを読むとなんだか読み始めるのが恐ろしいような不安を抱えていましたが思い切って?読んでみてほんとーに良かったです。「渇仰」での達幸の凌辱強姦、「渇命」序盤の監禁なんてまったく可愛いもんだと感じてしまう圧倒的なラストに読み終わってしばらく…

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