total review:280944today:3
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
2/4(合計:34件)
M+M
ネタバレ
B6サイズの小冊子に、本編のその後のエピソードが書かれています。 「恋愛・教師~Color of Snow~」 5ページ。佐々井の目線で語られます。 付き合いだして8年。井瀬崎が佐々井の両親に挨拶に行きたいと言い出します。沈黙の後、両親の反応は…。本編同様、静かな印象の作品でした。 「豪華客船で恋は始まる7」 5ページ。エンツォの目線で語られます。 東京の水族館に、エンツォ、湊…
西江彩夏 麻生ミツ晃
マキヲ
非常に読み応えのある「小説」に出会えたと思います。映像で見てみたいと感じました。それにしても…タイトルとあらすじでかなり損しているような気がします…。なんだか軽い印象になってしまっていて残念です。 主人公の江田(攻)は、真面目な反面、生い立ちの影響もあり恋愛や人の情というものに鈍く、それゆえ頑固だったり優柔不断だったりする面倒な男。一方の林(受)は、ゴミ屋敷の原因でもある出来事から心に大きな…
西江彩夏 金ひかる
丸ごと1冊表題作です。 最初読んでいくうち、私は本当に山田というキャラが嫌いでした。 ナルシストで傲慢な山田(攻め)に、隣人の藤中(受け)は振り回されっぱなしです。 山田は自分が冷蔵庫の使い方を間違えていたのに販売店にクレームをつけに来たのが二人の出会いで、それから山田が引越ししてきて隣人になったら、引越し荷物を運ばされる、暖房が利かないから直せ、直らないなら部屋に泊めろなど、何…
西江彩夏 七海
ゴールのない道程を二人で進む長距離の初恋。そして最後の恋。 本の題名は作品名ではありません。でもぴったりで素敵な題名だと思いました。 「Blue Season, Diary」 川本(攻め)の目線です。 出会って、恋に溺れて、離れた…の高校生活。 「Bagwor's Ivory Home」 谷村(受け)の目線です。 前作から10年後。約束を叶えた川本と再会。谷本は悩ん…
あらすじや題名からの想像ってほんとあてにならないと思った作品です。 あらすじを読んだところでは、コミカルっぽい印象だったのですが、内容はがっつりシリアスでした。そして、題名からもゴミ屋敷に住む林(受け)が、恋の主導権を握っていたのかと思いきや、実は江田(攻め)の方だったというのも予想外でした。 江田の目線で話は進むので、揺れる心情は分かるのですが、林を思うと切なかったです。みんな悪い人…
西江彩夏 桜城やや
典型的な年下攻めです。丸ごと1冊表題作で、柚木の目線で進みます。 題名はちょっと情緒的でぴんと来なかったです。 あらすじ読んだ時は、年は下だけど遊びなれた俳優・前岡(攻め)が、クールな医師・柚木(受け)を翻弄する話かと思ったのですが、ちょっと違いました。 話が進むにつれ、柚木がどんどん弱く可愛く、前岡が意外と純情なのが分かってどんどん格好良くなっていきます。臆病な柚木を、決して諦めな…
西江彩夏 麻生海
題名と合っていないのがもったいないです。確かに雪(snow)が場面を彩ってはいますが、題名から全体的に受ける印象はなんだかコミカルほのぼのなのですが、内容はシリアス寄りで切ない、そして健気で愛しいです。 佐々井目線の「恋愛・教師~Color of Snow~」と、井瀬崎目線の「One Side, Narration」の中編2本立てです。表題作の方がちょっとだけ長いです。 「恋愛・教師~…
こにしそる
初恋に溺れて周りが見えなくなっていく、そんな危うくて心理的に重たいお話だったので最初はこれ苦手かも、と思いました。 主人公の川本は航空機の設計士になりたくて、私立の進学校に通い勉強もトップの真面目でクラスから浮いた人間。 自分とは正反対のゲイで遊び人風の谷村に「付き合って欲しい」と言われ、付きまとわれ…最初は谷村を疎ましく思うのですが、だんだん谷村が気になり始めて、身体の関係を持ってからは…
JGbee
どうしようもない男に惚れた温厚なゲイの青年が粘り強く頑張って一途な恋を成就させる話です。私的には神評価ですが、人によっては地雷かも。精神的に幼い攻やDT攻が苦手な方にはオススメしません。 日常系BLです。主要登場人物は攻と受のみ。受の同僚は攻と受の恋愛に直接的に関わることはなく、前半の山場に登場する攻の兄はあくまでも攻のトラウマを明かすためだけに登場します。 受が恋に落ちる過程がすごく…
kirara
イラスト買いの積み本(何年積んでたんだか・・・。でもまだある)消化で読みました。こちらが西江さん初読みでしたが、デビューノベルズだそうです。西江さんってもっと前からいらしたような気がしていました。 冒頭は、てっきり完全なコメディ(それもギャグよりの)だと思い込んでました。イヤ笑ったよ。 でも、読み進めるうちに、これはちょっと違うな・・・と。結果的には、まったく予測もつかない方向へ行って…