歩田川和果さんのレビュー一覧

エディドヤ ~新装版~ コミック

歩田川和果 

リンク、してないよね?

表題作のシリーズ4篇と、それぞれ独立した短編2編で編成された作品集。

で、いいのよね?

唐突に子供時代を回想する話とか始まるし、
唐突に主人公の勤め先が画廊だし、
なので、どこかリンクしているのかと思って、名前とか確認したけど…??

リンク、してないよね?
私の読み方が間違っている訳じゃないよね?

ということばかりがとっても気になって、あまり浸れなかったんですが、、、…

2

エディドヤ ~新装版~ コミック

歩田川和果 

久々に旧約聖書を引っ張り出した。

旧版は09年の4月なのに、もう新装版?
これには事情がありまして・・・新装版ということで何か変わったのか?と思いましたがどうやら何も変わっていない感じが(旧版を手放していた身なので)
当時、あまり好きになれなくてすぐ手放してしまったが、時間が経って見てみると、、、好きじゃないか!!
会話の底に含まれる、心の奥底と憶測。
彼等の会話の意味を考えながら噛み砕いていく作業の心地良さ。

旧約…

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付箋の気持ち コミック

歩田川和果 

会話がこんなに大事な話も等身大でイイ。

前作「エディドヤ」で、その細長いラインと熱くない会話の多さがとても印象的だった作家さんでしたが、今回の新作も実に会話が多く、それがとても自然体で雰囲気を醸し出していました。
きちんと勉強している大学生が主人公だっただけに、キーアイテムが文房具。
特に筆記具が印象的に使われており、その意味がラストで解明される時、ほっと胸をなでおろすこともできるのです。

大学生の小倉は、ゼミは別で本当は余り…

5

エディドヤ コミック

歩田川和果 

エディドヤレビュー。

文系向けの作品。
人によっては小難しく感じるかもしれないが、その分奥が深かった。BL、それも漫画の場合はどんな話もある程度判り易さを考慮して描くモノだと思うのだけど、これはなんかそういう読者目線を考慮したポイントが独特だった。
小説とかじゃ、読者に考えさせたり伏線として忍ばせたり…ってのでよく見かける手法だけど絵で見せる漫画では難しいと思うんだ…。
そういう方面から見ると凄い作品だと思う。オ…

2

エディドヤ コミック

歩田川和果 

私には向かないと思ったけど

レビューの評価は高いけど内容的に小難しそうなので読むのをためらってました

でも、読んでみたらそれほど聖書とか知らなくても(もっと言えば興味もてなくても)他の部分で楽しめたのでサラッと読めてしまった。ちゃんと人間同士の付き合いも描かれているのでボーイズラブとしても楽しめますXp[N2

それと、まず最初にこの本を読んでみたいと思ったのは、主人公が画家という設定だからなんですが、その部分もわりとしっかり描...

3

エディドヤ コミック

歩田川和果 

久しぶりに初読でドキドキ

個人的には神評価をつけたいところですが、
文学・哲学的で少し取っつきにくい部分があるのも否めないので萌に一票。
純文学嗜好の方にはおすすめです。逆に、純文学のにおいが苦手な人にはおすすめしません。

短編については先行のレビュアー様が紹介されていますので、表題作について、聖書の解釈を含めてレビュー書かせて頂きます。既読の方向けかも。

旧約聖書が手元にないので、情報がちょっと怪しいです…

3

エディドヤ コミック

歩田川和果 

一見堅苦しい話ですが

どこのコミック?作者さん誰?と思いながら購入しました。
お話は難解すぎて読み解くのに3日かかりました…が、いまだにちゃんと理解できているのかはわかりませんが。。。

ほかのレビュアーさんもおっしゃられてますが、篠田、井上、次見の奇妙で複雑な三角関係に篠田のことが好きな野瀬(主役)が巻き込まれている話なんですよね。
結局、誰がバテシバで誰がウリヤ?そしてダビデは誰なんでしょうか。
バテシバ…

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エディドヤ コミック

歩田川和果 

過去の恋を引きずって・・・

表題作は描き下ろしで、本編が「バテシバ」と「羊」になるんだと思います。
聖書に登場する三角関係の悲劇をベースに、不思議な関係になった3人+1人のお話が進みます。
大学生・野瀬は自らニートと言い放つ隣人の篠田のことが気になり、彼の描く絵や価値観、持論、ミステリアスな背景に惹かれていきます。
自ら断ち切った過去の恋愛を引きずりまくっている篠田と、その恋人(行方不明中)、篠田の恋人に横恋慕していた…

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