いさき李果さんのレビュー一覧

衝動 コミック

いさき李果 

色っぽい

表紙の色っぽさに惹かれて購入しましたが、開いてみて仰天、高校生かよ!ってなりました。イラストカードが封入されてて、あらすじが読めなかったんですよね……。

表題作と、前後編のストーリー、恋 が入っています。どちらもシリアスですが、恋の方が重いかな。


表題作は、グラビア見るのが好きだけど実際女に興味がない小鹿×グラビアアイドルの弟で美人な國江の話。國江の姉目当てに二人が友達になるところ…

7

恋だの愛だの言う前に! コミック

いさき李果 

むっつりモサ眼鏡

表題作は、おつむの中身がすかすかで、高校デビューでがんばっているチャラ男くんを、黒髪のモサ眼鏡がおいしくいただいちゃうお話。
このカバー絵の秋吉の、真っ黒なインパクト。
BL脳の腐フィルターを通して見れば、もう、どこからどう見ても、見たまんまのムッツリどS!
でも、浮かれたお子ちゃまの三富はそんなこと、露程も気づかず、自ら罠に飛び込んでしまう。
この手の、むっつりモサ眼鏡好きとしてはとても…

2

夢の終わり 小説

火崎勇  いさき李果 

記憶が戻ることが夢の終わり

記憶喪失モノです。
いやいや弟を殺したかもしれない人物に、いくら記憶喪失でも健気に生きていこうとしてるからって、いやいやそれいいの!?と思ってたら、最後の種明かしで、あー!!そう来るの!?って思い、これは良かったねと。
でも、例え最後のその種明かしがなくてそのまんまでも、木津川は悠一を受け入れていたんだろうなと思うと、なんというか懐が深いのか、それだけ悠一に惹かれてしまったのかと・・・。
し…

3

となりの新妻さん 小説

小中大豆  いさき李果 

かわいいお話し

DT処女祐輝くんの成長物語、とも言えそうな、ちょっぴりコミカルかつ可愛いお話しでした。王道展開が読めるし、すれ違いイベントのための思い込みや当て馬くんの行動にちょっと無理矢理感は否めないですが、気軽に楽しむ作品としては明るくてよかったと思います。お隣さんでエロ関係のお仕事してる同士、という設定がちょっと新鮮。それから、二人の会話が自然でてらいがなくてそこが一番よかったかな。

経験値ゼロながら…

0

眠れる森 小説

華藤えれな  いさき李果 

座りの悪い感じ

うぬぬ…あまりにあまりな設定です。
受けが体を売ることを生業にしているお話はBLでは時々ありますが、そこにこの作品は輪をかけております。
不幸の重ねづけといっても…こういうのはあまり好きではないかなあ。
あと、『おバカ』って表現の仕方は海外舞台なのになんだか最近の日本を連想させてあわないと思うのですが…

********************
受けの真汐はハンブルクの歓楽街で12歳…

2

恋愛の仮面 小説

火崎勇  いさき李果 

相手の正体を知らずに出会ったヤクザ者同士の本気の恋

題名がピンとこないです。
お互いの正体を知らずに出会って恋が始まることから仮面舞踏会ならぬ仮面恋愛?ということから『恋愛の仮面』なのでしょうが、もうちょっと何かなかったんでしょうか。

それぞれ別のパーティーに参加していたホテルで出会った、表向き経営コンサルタントのヤクザ組長と漫画家。
漫画家(砂田)の「(漫画家なんて)ヤクザ者だ」とか「(締切間際が)修羅場だ」などという会話からすっかり同…

2

迷い恋 小説

水原とほる  いさき李果 

やさしいふたり

「逃亡者」を読み、そのカップルの一人が出奔した父を尋ね、好意的に話をして終わるというシーンで終わりました。読み終えて、なぜか父の駆け落ちの相手である30代の男性がいじらしくて、思い出しては涙してしまいました。
そんなカップルのスピンオフときては読まずにおれません!
とにかく、性格の穏やかさ優しさ、思いやり具合でこの二人はお似合いなのでしょう。
もうずっとずっと一緒に暮らしていてほしいと願わず…

4

ゆるして課長様! コミック

いさき李果 

全ての特集を難なくクリアした課長様

 5種類のキチク特集アンソロジーに収録されていた短編集。それぞれの特集の中の1話として読むと影が薄くなりそうですが、各種お題に取り組んだ2人をまとめて見るとバラエティ豊かで楽しかったです。

 というわけで、上司×部下が社内・社外を問わずひたすら変態ごっこに勤しむ短編集に仕上がっています。軽く読めるエロ本というイメージを持って臨みましたが、プレイ内容が豊富&エロだけではない優しいシーンも充実し…

11

恋は異なもの味なもの 小説

かわい有美子  いさき李果 

チャラ男がいつの間にか…

かわいさんは作家買いしています。
今作も、かわいさんの作品によく見らる、攻め受けの視点が章ごとに切り替わる書き方で、わたしは両者の考えていることがわかり好きなので読みやすかったです。
分量的には、攻め視点多め。


攻めの丹羽は、商社勤めで事務用品の営業をする28歳。
甘めの顔立ちと適度なマメさ、営業で培った面の皮の厚さで、仕事にも女性関係にも充実しています。

受けの柏葉は、陸上…

1

恋は異なもの味なもの 小説

かわい有美子  いさき李果 

攻め×攻め?

軽薄なモテ男が、本当の恋に目覚めたのは、、、

BL=ボーイズラブとは言っても、年齢や容姿は必ずしもボーイ(少年)じゃなくても構わないけど、
「こいつ、ホントに男?」
「男同士っぽくないな」
「男である意味あるの?」
なんて感想を抱くことは、まあ、ちょいちょいあるわけで、
でも、このお話は、実にこれこそBLの、男同士のお話だなぁって、ちょっと感動。

女の子には要領よく愛想を振り…

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