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華藤えれな 葛西リカコ
たまゆまま
ネタバレ
この作品も前作と同様、『闘牛本・味付けはBL風味で』と言っていい程に、今回も熱い闘牛との死闘の戦いの描かれ方は、他では類をみない程の臨場感・躍動感に溢れています! マタドールの挿絵って、他社で出ている『神に弄ばれた恋 ~Andalucia~』で朝南かつみさんがあまりに素晴らしく、いったい誰がこの華藤さんの熱い思いが多分に注がれた濃~い闘牛の世界と、ドラマティックに展開していく読ませるストーリ…
A4サイズのペーパーでした。 私の持っているペーパー類はB5のモノが大半だったので、今までB5サイズのファイルを使用し、ちょっと大きい物は折るなりしてファイリングするかA4クリアファイルにて保管してことたりていたのですが、このペーパーが届いていい加減、観念してA4ファイルを買いました。 やっぱり買って良かった! この二人の本編その後の甘い様子や覗いてみたかったレジェスの心の中が、闘牛…
凪良ゆう 葛西リカコ
イチ。
施設育ちで元ヤクザのパン屋×リストラ3度目の根暗な社会不適合者。 早くに両親を事故でなくし、引き取り先の親戚から虐待を受け、自身も恋人へのDV経験を持ち、怖くなって自分から別れたものの心の底では常に人の温もりを欲しているやさぐれた野良猫のような受けキャラと、 そんな彼が、昔自分のせいで死んだ仲間に似てることから放っておけず強引にパン屋のバイトに起用した攻めが、 ポッカリ開いた互いの心を埋…
snowblack
次に生まれてくるなら黒い牛になって お前に殺されたい―― 前作「愛のマタドール」同様、美麗な葛西さんの挿絵にウットリし 迫力の闘牛シーンに魅せられる本作。 前作は「神父問題」が気になってしまったというのもあるのだが、 内容的な好みとしては、本作の方がずっと好きだった。 主人公の理央がいい。 ビッチと呼ばれ、華奢な肢体で色物と言われる派手な闘牛をする彼の 心の中の一途な真実。…
霧島伊都
前作、『愛のマタドール』がとても良かったので、 新刊チェックで今作のタイトルを目にした時から、 前作の関連作だと思い、ぜひとも購入したいと思っていました。 発売にあたって特典ペーパーが付くということで、予約して購入しました。 前作の『愛のマタドール』では独特の空気感が強烈に漂ってきた 印象のある作品でしたが、前作を読んだ時と比べて今作は随分と 優しい感じの雰囲気が、読んでいて伝わっ…
マタドールシリーズの新作がランクインする中、 まずは第一作からと手にとってみたのだが、 ドラマチックな表紙の美しさにウットリ! 構図も、マタドールの衣装も聖職者の衣装も、素敵。 夜の酒場で出会って身体を繋ぐ、二人。 一人は、自分の過去への贖罪の為にだけ生きている日本人神学生・颯也。 もう一人は、スペイン中を熱狂させている若きマタドール・ユベール。 それぞれ経緯も向け方も違…
愁堂れな 葛西リカコ
marun
切なくて悲しい作品、バッドエンドでは無いけれど、やっぱりスリリング以前に 切なくて重い感じですね。 両親を早くに亡くし、兄弟二人きりで生きて来て、その兄も爆発物という物騒なもので 命を奪われ、更に自身も巻き込まれて重傷を負ってしまう。 生きる希望も何もかも失った香介、その香介に生きる目的を与えたのは皮肉にも 兄の命を奪った相手、そしてそれは復讐と言う名の余りにも悲しい目的。 プ…
評価の高かった本作。 実は大分前に入手してあったのだが、 『夜明けにやさしいキスを』を先に読もうと思っていたらなかなか手に入らず、 なんとなくそのまま読みそびれて置いてあった。 読んでみたら、前作を読んでなくても、大丈夫でしたが。 育ちの中でトラウマを持ち、人との接し方が不器用な加瀨。 彼は受けた傷を消化しきれず、今度は加害者になってしまっていた。 そんな彼が職を探しに行く途中で…
茶鬼
愁堂作品、ライトな作品が多い中時々シリアス路線でとても魅了する作品を投下する事があり、今回のこの作品、葛西リカコさんのイラストの雰囲気もあり、ひょっとしてそちらの自分的当たり傾向のある作品かも?と期待して手にとりました。 中学生の時に両親がなくなり兄と二人暮らしになってしまった主人公香介。 何ものかが自宅に投げ込んだ爆弾で兄は死亡、自らも大怪我と火傷を負い、兄の復讐をすることを生きがいに苦…
宮緒葵 葛西リカコ
東雲月虹
高評価だと、気になるというのが当然と言うものでしてw 葛西リカコさんの表紙も美しいし、 ホラー要素もありそうなBL、どきどきして読みました! 前半部分は、祐一が長年悩ませられている夢によって 女性が苦手でこれまで誰とも深い関係になった事もなく 軽い接触ですら不可能という特殊な設定というのも なかなか頷けました。 牡丹の絶対的な美しさ、特別な人物という描写に 艶のある挿絵と共…