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88/111(合計:1102件)
杉原理生 葛西リカコ
Krovopizza
ネタバレ
池に棲むと言い伝えられる竜神が いつか自分を池に引きずりこんでくれたら…。 そんな破滅願望をもつ幻想小説家・和久井(受)が 蓮見(攻)を愛し愛されることで 子供のころのトラウマから少しずつ脱却し 忘れていた色んな感情を取り戻していくというお話。 ほかの方も書かれていますが、泉鏡花を連想させるテイストです。 竜神伝説にとらわれる和久井の心象世界は迷宮のようで、 幻想的で危うさ…
ココナッツ
表紙イラストがひじょうに魅力的です。 今までの杉原さんの作品とはちょっとイメージが違いますが、新鮮でした。 『恋の棘』は攻め視点、表題作であり後に収録されている『恋を綴るひと』は受け視点です。 攻めの蓮見は、和久井とは大学時代からの友人。 整った容貌を持ちながら面倒見が良いために、なぜか貧乏くじを引くタイプ。 受けの和久井は華奢な印象はあるものの、身長も高く涼やかな美形。 …
koyori
受けの職業が幻想小説家ということもあり、全体的に泉鏡花のような水、竜神といった文学作品幻想小説風なテイストにBL要素を加えた新しい作品でした。 これは少し好き嫌いがわかれるかもです。 大学時代、アパートのお隣りの和久井をちょっとしたきっかけからついつい面倒をみてしまう蓮見。浮世離れし、生活能力ない和久井に、そのまま卒業後も生きてるか心配という名目で定期的に会いに行く。そこに恋愛感情はお互い…
宮緒葵 葛西リカコ
amane
こちらのサイトで「女装攻め」ということでおススメしていただき、読みました。 挿絵の牡丹が美人過ぎる。これで男とか…。ナヨナヨした感じの女装ではなく、男としての魅力を持ちつつの女装なので、ツボでした。 やっそんシーンも女装したままだったので、大変おいしゅうございました。 ただ、途中から月子とリンクしていく呉羽がどんどん怖くなっていきました。差し入れのお土産を砕くシーンとか、狂気です。 あと、…
水原とほる 葛西リカコ
恋雫
葛西先生の挿絵目的で購入しました。 が…これはちょっと失敗だったかもというくらい苦手要素がありました。 まず何より現実感のなさ。 作家の水原先生があとがきでも書かれているように、”ファンタジー性の強い作品”これがどうもわたしは苦手です。 そして、何というべきかホラーちっくな描写がいくつか書かれているので、怖いものが苦手な自分には読むのが嫌になってきてしまいました。 特にラストの真実が…
マンボウ
水原先生の【青の疑惑】!滴るようなエロスにすっかり虜になり作者買いしておりました!確かに登場人物が色々と痛い目にあってるお話し多いんだけど、最近の作品はそうでもないですよ~?! 咲と幹、二人の謎が明かされ、最後のご宣託…あたりでホロリとさせられました(・_・、)日本のどこかにあるかも知れない「あやかしの世界」と後書きに有りましたが…因果はめぐる…その終わりの始まるお話し堪能いたしました!開かれた…
椎崎夕 葛西リカコ
marun
思わず作品タイトルに答えてしまうようなタイトルを付けてしまいましたが 世の中には絶対なんて言葉がないのではとしみじみしてしまいます。 作品自体はかなり甘めで受けが溺愛されている雰囲気があって良かったですね。 個人的にメロメロに愛される受けって大好きなのです。 しかし、読みすすめていた時にこれはもしや私の地雷が隠れているのではと思ったら やはりありました、それは攻めの元恋人が既に亡くなっ…
まりりん722
葛西先生のイラスト買いでした。 しかしワタシはこのような因習(地縁/血縁)モノ、好きなので、楽しく読ませていただきました。 すごく大げさに言うと、横溝正史の山村の因習モノ的なイメージ。 あそこまでの凄惨なミステリー感はないですが、田之倉の素性のところはお話的にしっかりしていたと思います。 確かに話の最初のほうから話のスジがわかる感がありましたが、幹、咲、そして田之倉の三角関係と神谷の衰…
キリヱ
表紙とあらすじに惹かれて、購入。 評価があまり高くなかったのでどうだろうと不安でしたが、想像していたよりも面白かったと思います。 陰と陽、正反対の巫覡の双子と、運命の人。 閉ざされた村の因習話、たまらないですね。 とても読みやすいので、一気に読めてしまいました。 そう、良くも悪くも読みやすいのです。 色々伏線がはってあるのですがどれも先が読めてしまって、皆思った通りの結末で意外性は…
宮緒さんの作品を読むのはこちらで三冊目だったと思うのですが、うーん、やっぱりわたしには合わないようです(汗 受けの祐一は、ひじょうに美しい男なので女性からモテモテですが、女性恐怖症。 原因は、長い髪の女性に追われる夢のせい。 攻めは女装姿も美しい、呉葉。 複数の店を経営する出来る男のはずなのに、祐一への対応はまったく理解不能。 まさかまさかの前世話でした。 いや、こ…