total review:278205today:22
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
82/110(合計:1094件)
菅野彰 葛西リカコ
chikichikibonbon
ネタバレ
この作品、好みが分かれると思いますが私は好きです。 ドラマティックでもないし激しくも派手さもない。そうですね、透明感に溢れた無声映画を見ているような気分になる作品でした。あるいは、日常生活の一コマを切り取って、そこから雑多な色を抜いて透明度を上げたような話とも言えるかも・・・。大人テイストの恋物語で、優しい熱さに包まれた「ときめき」を感じられますが甘さは控え目です。でも、この優しい熱さが心地よく…
凪良ゆう 葛西リカコ
Krovopizza
格下と見なされればパシられ、 目立てばハブられる、高校生のえげつない日常。 そんなシリアスな高校生編を経て 後半の大学生編はラブコメに様変わり。 意表を突く構成が素晴らしいです。 凪良さんの作品はコメディが至高だと常々思っていますが(泣ける路線は個人的にあざとく感じてちょっと苦手;)本書は凪良さんのシリアスとコメディの良いとこ取りのような構成で、何方でも手に取りやすい一冊かと思います…
六青みつみ 葛西リカコ
薄雲
モフモフシリーズもついに5作目に突入。 光の螺旋シリーズと同様、こちらも大好きなシリーズです。 そして今回はまたしても聖獣攻ですが、前回よりも今回のCPの方が好みでした。 聖獣アルティオが、騎士のリオンに対してまるで保護者のように振る舞うのに、ニヤニヤが止まりません。 大人ぶってても、本当は構って欲しくって寂しくってたまらなかった、というのもによによ。 ヘタレ受というのもたまにはいい…
モフモフシリーズ4作目。 待ちに待った聖獣攻です。 秘境の更に奥地で育った野生児二人旅(笑) あとがきの【思えば遠くにきたもんだ】に思わず笑ってしまいましたが、私的に森山○子の遠くへ行きたいが頭の中を……。 幸いにもその歌が現実になって、キースはフェンリルに巡り会うことが出来たのですが、ここにきてまさかのお約束が発動されるだなんて思わなかった。 もふもふシリーズは異質な存在だったので…
モフモフシリーズ3作目。 安定して面白い話ですが、こちらの攻は受に対する愛と執着が半端なかった。 今回は卵を奪われてしまった騎士が、執念でもって自分の聖獣を取り返し、騎士殺しをした上で絆を結び直すというアウトローな話。 このシリーズは陵辱がないので、安心して読めるのというのが非常に良いところです。 とはいえ、今回はちょっと受にとって可哀想な描写があるにはありますが、大人数でいたぶって、みた…
モフモフシリーズ2作目。 これはもう涙腺崩壊コースまっしぐらでした。 表題作に至っては、後半から終盤にかけてはティッシュ箱が手放せない。 前作のカップルとは、陽と陰のような関係になってます。 そして前作でこのふたりの悲劇のラストを知ってたので、戦々恐々としながら読んだのですが、もう切なくって切なくって。 嫉妬 誤解 すれ違い と、BLの定石もしっかり押さえてばっちりです。 …
モフモフシリーズ1作目。 今では大人気のこのシリーズですが、一番最初に読んだ時はそこまで刺さらなかったというか、読み返す毎にじわじわくるスルメ本でした。 血が繋がっているわけではないですが、赤ちゃんの頃から育てた相手と関係を結ぶので、近親相姦などが苦手な方は受け付けないかもしれませんのでご注意を。 耳付きしっぽ付きのモフモフが堪能でき、さらにそのモフモフを子育てしてるのを俯瞰して楽しむ、…
ななこあ
「夜明けには優しいキスを」スピンオフ作品。DV男、加瀬が主人公。加瀬の過去も十分暗かったのか。読んでいて私まで暗くなってくる。でも、こういう不幸をいっぱい浴びてきた男こそが、好きな男と両想いになって、恋人に思いっきり甘やかされるのがいい。 加瀬弘明は暗い過去を持つせいで、人を簡単に信じることができない。好きになった相手の、すべてがほしくてほしくて、べったべたに相手とくっつこうとするんだけ…
ポッチ
書店別の特典商法でイラっとすることも多いのですが(だって全部欲しくなっちゃうから…)、最近アマゾンさん限定ペーパーはすごく良いなあと思っています。個人的に特典はイラカとかよりも小説ならSS、コミックなら番外編みたいなのが描かれてるのが好きっていうのもあると思うのですが、アマゾンさんの限定ペーパーは表裏びっしり書かれていることが多いですし、他の書店さんでは手に入らないので。 このSSペーパーも…
緑
イラストと作家買いしました。 クラス内ピラミッドの底辺に属する平良と、頂点に属する清居の不思議で興味深い関係の話。 あらすじに「無口で友達がいない」とあっても、イラストを見て平良は周りから距離をおかれるようには見えないな、と思っていましたが吃音にまつわるエピソードで納得がいきました。 平良も清居も、どんな子供時代を過ごしてきたかがそれぞれの生き方に反映されていますね。 作品は四編に分か…