葛西リカコさんのレビュー一覧

裏切りの代償 ~真実の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

切なくて泣ける

代償シリーズ5作目。
オレ様聖獣攻め×ヘタレ年上受け。

勤勉タイプで運動神経がない騎士のリオン。
今までに登場してきた騎士にはいなかったヘタレ系(笑)
対の絆アルを誰よりも愛していて守りたいと思っているのに、言動がちょっとズレていて不器用です。
悪気がないのは分かるんだけど、幼いアルが寂しがて泣いている姿はやはり切ないし、気持ちが伝わらない二人にモヤモヤさせられます。

そんな二…

6

彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

綺麗な野生児と可愛い野生児

代償シリーズ4作目。
3作目までは騎士攻めでしたが、今回は聖獣攻めでした。

邑育ちの捨て子キースが、森で繭卵を拾い生まれたのがフェンリル。
それにしても聖獣に関する知識もないキースがよくフェンを育てたと思います。
初食の苦戦模様はハラハラものでした。
そしてキースが邑の若者たちに襲われている様子を泣きながら耐えているフェンが可哀想でした。

帝都に移り住んでからの二人は、社交性が…

2

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

過去の苦難を乗り越えて

代償シリーズ3作目。
護国軍准尉リグと主から愛情を注がれずに育てられた聖獣カイエのお話し。

繭卵の密売によって手に入れたカイエがインペリアルでなかったことに腹を立てた主から虐待をされて育ったカイエ。
いつも怯えて暮らしているカイエが可哀想でいたたまれなかったです。

そんなカイエを助け出したリグと新たな対の絆となりようやく幸せになれると思われましたが、邪魔者はたくさん出てくるものです…

5

誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

ようやく手にした本当の絆

代償シリーズ2作目。
1作目で登場したギルとリュセランのお話しです。

最高位の聖獣でありながら身体が弱いリュセラン。
対の絆であるギルの優しさに守られながらなんとか生活していたリュセランでしたが、自身の出生にまつわる秘密を知ってしまいギルとの信頼が揺らいでしまいます。

リュセランを愛しているのに上手く伝えられない不器用なギル。
そんなギルの振る舞いがかえって疑心につながってしまい…

4

忠誠の代償 ~聖なる絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

人と聖獣の共存

代償シリーズ1作目。ファンタジー作品です。

人間界を襲撃する魔獣と戦うために、聖獣と協力する騎士。
聖獣が人間界で生きるために選ばれし騎士と聖獣は誓約をかわし一対の絆となります。

兄の策略で選定された繭卵を奪われてしまったヴァルクートでしたが、別の繭卵を見つけ誓約をかわします。
その聖獣キリハが本当に無邪気で可愛いです。
そして聖獣の位や自分の立場に捕らわれず、適正な選択ができる…

3

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

劣化コピー版秋山くん

凪良ゆうさん、好きなんですけどね…
これはハズレだったなー
スクールカースト底辺崇拝攻×スクールカースト上位傍若無人受
受は家族関係から寂しさを抱えている。
受は取り巻きから孤立するが飄々とした態度で攻と二人きりでいることが増える。
etc…
秋山くんとの共通点が多すぎて、もう最初からずっと秋山くんとシバにしか見えませんでした。
違うのは吃音要素くらいかな。
でも治療したからとはい…

11

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

喧嘩ップルは嫌いじゃないけど…

朝丘先生の本は、こちらが初めてになります。
以前から気になる作品が多く、またよくお名前を耳にするので気になる作家さんでした。
結論から言うと、私には作風が合いませんでした。

文章の作り方、文字の使い方が肌に合わず、露骨につまらないと思いながら読んでしまいました。
こんな経験は初めてです。

攻めである本田さんにも、受けである優太郎くんにも全く感情移入できなかったのが、逆にリアリティ…

1

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

表現のスイーツ感が苦手

朝丘戻さんの作品は初めて読みました。どう表現すべきか…。シナリオ自体は切ないもので大学生×高校生という甘酸っぱさも嫌いじゃなかったのですが、筆致や表現、セリフ回しを含めて「小説」としてはちょっと苦手な作品でした。

まず、文体がところどころ稚拙に感じてしまいました。完全に持論ですが「~て。」「~で。」という文章があると急激に萎えます。例えば「その言葉が嬉しくて。」「彼の目がとても優しげで。」の…

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たりなーい(泣)

輪廻の花が大好きで。
どうしてもこちらに載ってるというショートが読みたくて、御用達の古本屋にてようやく入手。
楽しみにしてたのようっっ
ちなみに通常の新刊購入程度の金額。手にしたものは厚さ5ミリ程度の冊子・・・
くそう、足元見られてるー
でもこのような流通ルートがなければ読むことは能わなかったので、
ぐっと堪える。ぐぬぬ。古本屋に売ってくださった方、ありがとう(涙)

で、肝心のお…

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美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

続編期待

これほど続編があればいいのに!と思えた作品は初めてでした。
凪良先生の作品は色々読んでいたのですが、なんとなくためらって購入していなかったのですが、キャラ文庫小冊子を読んで、即本屋。
帰りの電車から読み始め…良い‼︎
すれ違いがツボでした。

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