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107/110(合計:1097件)
英田サキ 葛西リカコ
橘盾
3巻め、すっごく面白くなってきたーっ! 実は、英田先生って硬質な文章だなぁと思っていたんです。 文章で“萌え”させるのはなくて、キャラを動かしてのタイプだと。 だから、こういう話はスッゴク合う! もう乾杯!ってくらい楽しめています♪ 登場人物が本当に魅力的! 刑事・上條のヘタレワンコにはツンデレ瀬名でしょー? ヤクザ・新藤には滅私愛の葉鳥だし! 多重人格の祥に、友達の赤松くん^…
茶鬼
いよいよ3巻に入って佳境に入ってきました! 暴走族の線から独自の調査を進める葉月と、レイプ事件から女性の線で調査を進める上條と。 そこに関係する人間に新たな人物の登場を見せて、この二つの調査が重なった時、事件は解決するのか? 事件自体はそんな動きを見せながら、主人公達にも大きな動きが! こんなにイッパイテンコ盛りなのに、散漫にならずに見事にその枝葉の回収を見せて一つの大きな木になって行こう…
サガン。
ネタバレ
2巻です。 …まだ続くのですね。あう。 今回は事件方面ではまた新たなことがわかったりで拡がった印象。 犯人までは辿り着いていないし、これから何が起こるかまだわからない感じ。 恋愛方面では瀬名と上條が一段落着いたといった感じでしょうか。 上條は常にぐるぐる「俺はホモじゃねー!」な勢いでここまできたのですが、それでも瀬名の脆いところとかを見せられると感情的に動いてしまう部分があって。…
神楽日夏 葛西リカコ
てんてん
今回は客の注文で買付をする貿易商の跡取り息子と 私設図書館を手伝う美術史専攻の美大生のお話です。 遥か昔に血に潜められた獣を宿した攻様が 受様との出会って生涯の伴侶を得るまで。 受様の曾祖父は生涯をかけて ある伝説に関わる書物や絵画を収集しました。 曾祖父の死によりの蔵書を収めた書斎は そのまま私設図書館となり、 受様の祖父が館長として管理していますが 一般には公…
榊花月 葛西リカコ
ミモザサラダ
榊さんの文章は私にはキツイと感じることがあるのですが、 今回はそれがうまく作用して心にひっかかってきました。 病弱であることと、坊ちゃん育ちで過保護であることに甘んじて 無気力だった主人公の朱砂が、恋という感情を知って 心をきしませながら相手を思うことで成長していく話です。 ただ健気でいい子じゃないのがミソです。 お相手は10歳近く上で前科持ち。おまけに無口で不器用で わかりにく…
水原とほる 葛西リカコ
クレタコ
帯『雄の匂いだ。ゾクゾクするな…』 ちょっと前までは水原さん作品=痛いのイメージが強かったんですが最近はそのイメージが取れてきたというか違う方向性の作品が多いですな。 この作品もそうで、痛さはないです。 受が元暴走族とあったのでヤンキー受かな~と思ってたんですが、完全に更正してて親孝行で夜学も仕事も一生懸命こなす実に真っ当な青年でした。 母子家庭な事もあって病気の母親を凄く大事にしてる…
ようやく読みました。 やっぱりというかなんというか面白かったです。 個人的には瀬名が非常に好きなタイプで。 ツンデレ万歳! 好意はあっても挑発して自ら牽制しちゃうようなところとか。 それでいて、何かと絡んでいくようにも見えるんですが。 それでも、どこかで自分の中で一線を引いているように見えるところとかとにかく全てがタイプでした。 最後の方で弱って甘えてるのも意表を突かれたようでツ…
犬飼のの 葛西リカコ
もこ
犬飼さんの新刊でてたのねww てなわけで、早速読ませていただきました。 今回はなんと3人のトライアングルもの。 しかも何だ?獣人?悪魔?なんともファンタスティックなお話であります。 現代日本が設定っていうのはなんか犬飼さんの作品にしては珍しいかなという印象をもうけましたがおいといて。 お話、 唐突に出会った大きな犬。それはイマ日本にいるはずのない狼だった。 カスミは、なにを隠そう大の…
もこもこ
端的に言いますと面白かったです。ただ『中立』にするか『萌』にするかすご~く悩みました。 文章量も申し分なく、人物たちの過去や現在に至る話などの設定も文句なく面白かったです。しかし、受の果純がイマイチ好きになれなかった。 何故好きになれなかったかというと、あまりにも優柔不断だったから。 しかし、この優柔不断さがこの三角形を築く上ではとても欠かせない物にも思えるし、全否定はできないんです。 だ…
しの
とにかく受けの翠がまっすぐで健気で頑張り屋で、気持ちのイイ奴でした。 なんと言うか…、若いんだけど考え方がもうしっかりとした大人なんですよね。 とにかく、母親を大切に思う気持ちや行動に、涙が出そうになるんです。 本当はいつ病気が悪化するか、先立たれるか、不安で仕方ないんだけど、母親の前ではそんな顔は絶対見せないし、なにより翠の覚悟自体が全然悲観的じゃなくて前向きなんです。 とにかく…