秋里和国弐さんのレビュー一覧

非BL作品

TOMOI 非BL コミック

秋里和国弐 

この話を通して自分自身が見える

「TOMOI」秋里和国弐先生 読了
本篇はなんとか比較的に冷静に読めましたが、最後の正本ノンさんのエッセイを読みながらTOMOIの人生の断片がパワポみたいに目の前に流れてきて、自分のことにまでリンクしていて…思わず号泣してしまいました。

こういう渋い話ほんとに大好きでございます。

ずっと…ずっと…死ぬまで「愛する人」を探し続けていて、いろんな人と出逢って、別れて、また新しい出逢いで「…

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秋里和国弐 

これを「少女漫画」として出版できた時代ならではの。

世間に「エイズ…HIV」が認識され始めた頃に描かれた作品。この作品の主人公・友井氏は、最初は人気少女マンガ作品「花のO-ENステップ」のサイドストーリーの登場人物でした。80年代らしい明るく軽い作風の作品の中に登場するゲイキャラだったんです。
その友井氏のエピソードを集めた本が2冊出たのですが、この文庫はその2冊を更にまとめたものでしょうか?(旧版コミックスのみ所持のため確認できていません)

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秋里和国弐 

古い作品ですが

昭和の時代の作品ですが、全然古くないので是非読んでいただきたいです。
秋里さんは何作かBL内容のものを描かれていますが、「マンハッタン症候群」と「空が青い」(こっちはBLじゃないかな?)を超えるものはありません。

前半おちゃらけた男だった友井さんが、あんな哀しい最期を迎えるなんて。
死にたくて死に場所を探し続け、それでもやっと生きたいと思えた時に、運命は非情です。
友井さんからもらった…

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秋里和国弐 

名作

オヤジとか切ないのとかが大好きな方にオススメの名作です。
エイズやら死やらが絡んでくる重い話だけど、秋里和国弐さんはユーモアをスパイスとして混ぜ、完成度の高い作品に仕上げていました。

実はこの作品は、BLを描く漫画家さんのなかで、私が最も敬愛する水城せとなさんが、「この作品以上の作品に出会ったことがない」みたいなことをどっかで書いていて、そこから興味を覚えて購入しました。
さすが水城さんのオスス…

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