今城けいさんのレビュー一覧

狼さんと幸せおうちごはん 小説

今城けい  金ひかる 

うーん…

父を亡くした三つ子の長男が受け、幼い頃に因縁のあった3つ歳上の幼なじみが攻めです。

父を亡くし、その数日前に愛犬クロを亡くしたため、精神的に危うい状態の受けの元に.昔は貧乏だったけれど、今は気鋭の若手俳優になった攻めが訪ねて来ます。精神状態が普通でない受けは、黒いコートを着た攻めを愛犬クロだと思い込み…という展開。
このページのあらすじを読んで、ぽっちゃり男子のほのぼのしたお話かな、と思っ…

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性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

そんなにワルじゃない。

「草食むイキモノ 肉喰うケモノ」のスピンオフ作です。「草食む〜」の関目x牧野を後押しし、セクハラ部長を撃退する手助けをした優しげな男、千林の物語。

「草食む〜」ではいい人の側面だけが描かれていた千林。本作のあらすじでは、性悪で腹黒で実は悪人と言わんばかりの筋立て。いざ読んでみると、性悪でも腹黒でもなく、子供の時に欲しい愛情が与えられなかったこだわりに囚われていて素直になれない人物でした。

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草食むイキモノ 肉喰うケモノ 小説

今城けい  梨とりこ 

みんなが味方になっちゃう

頼れるカッコいいケモノ系の攻め x 純情で可愛らし〜い小動物系の受け。
というザ・BL王道設定。もう安心してドップリ浸かれます!
舞台は、粟津工業(株)さいたま工場。ガテン系。
受け牧野は、中学3年の時に家族全員が土砂崩れで亡くなり、中卒後寮のあるこの会社に入りました。今工務部調達課で働いています。攻め関目は、今は頼れる兄貴肌、かつてはヤンチャ系の生産技術課勤務。
そして牧野は部長からネチ…

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性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

スピンオフとしては…(-ω-;)ウーン

「草食む〜」が好きなのでスピンオフと知り楽しみにしてました。

が。。。
スピンオフとしての楽しさがなかったのが残念です。

前カプの関目さんや牧野くんがどう絡むのか?とか
草食むカップルが新カップルからどう見えるのか?とか
スピンだと違う視点で見られたり脇に登場するのが楽しみの一つですが
そういった部分が全くなく。。。
関目さんのせの字も出ず、牧野くん絡みはとってつけたように感…

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高機能系オキタの社員食堂 小説

今城けい  みずかねりょう 

良く言えばスローペース、悪く言えば…

最近読んだ作品の中でダントツに間延びした印象の作品でした。良く言えばスローペース、悪く言えばテンポが悪い。主人公である沖田(攻)の視点で進みますが () で表現される心の台詞が多すぎて、今城けいさんってこんな文体だったかなー?と不思議に思いながら読みました。

商社に勤める沖田は、会社の管理栄養士である安芸に健康管理を担当してもらった縁で、彼にすっかり懐いている――というところから物語が始まり…

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きみに溺れる「性悪人誑しに男前わんこが溺れています」番外編 グッズ

三つ目の季節を迎えても

本品は
『性悪人誑しに男前わんこが溺れています』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編で野江が仙台に転勤した後
仙台で行われた献茶会での出来事になります。

よく晴れた秋の午後。

野江は仙台駅前からほど近い
ホテルで行われる献茶式に向かっていました。

この献茶会は
茶道の宗家が東北応援のために
県の主だった名士を集めて行われるモノで
この為に…

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性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

ヤンデレ不思議ちゃんにわんこが執着しています

『草食むイキモノ肉喰うケモノ』のスピンオフ作です。前作で受け攻めにちょっかいをかけていた名脇役の、千林というメガネエリートが今回の攻め。
工場が舞台の、3歳年上の攻め・千林×わんこな同期受け・野江、というカップルになります。

ですが、うーーん…。
『草食む〜』は好きだったし、今城けいさんは大好きだった作家さんなのです。商業誌の既刊はすべて読んでいます。
その上で、前作『イケメンNo.1…

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性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

「性悪人誑し」に過度な期待は禁物

既刊「草食むイキモノ 肉喰うケモノ」に登場したクール眼鏡お兄さん・千林のスピンオフ作品です。主人公は千林と同期の野江(受)で、前作では謎に包まれていた千林の本性が色々と分かる物語になっています。

前作を読んでいなくても問題はありません。私は前作がかなり好きで今でも時々読み返すので、本作での千林のキャラクターは…意外な面もあれば想像したとおりの面もあるのですが、うーん…詳らかに知らないほうが良…

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性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

攻めの変わりっぷりが面白い!

受けはほほを染めて攻めを振り返り、攻めは背を向けてうっすら微笑む。そして帯の下ではそっと手を触れあわせて…という大変素敵なカバーですが、まさに内容そのままです!( ´艸`) 最初に見た時は、攻めの微笑みが意味深に見えたのですが、読み終わった後にもう一度見ると、すごく優しい表情に見えてくるのが不思議…。どちらにしろ性悪な攻めが自分の思惑とは逆に、誑かそうとした相手に溺れちゃうというのが大変ツボな作品…

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モルグの番人 小説

今城けい  陸裕千景子 

伏線が…

特に好きな作家さんや絵師さんではなく特段好きな設定でもないのに妙に気になる作品ってありませんか?私はこの「モルグの番人」がそうで、クールな印象のタイトルに惹かれて一体どんなお話なんだろうとワクワクしながらページを捲りました。ちなみに「モルグ」というのは「死体安置所」という意味だそうです。

物語は雑誌記者の須賀(攻)の一人称で進みます。高校時代からの親友・柳に十年も片想いしている須賀ですが、想…

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