今城けいさんのレビュー一覧

愛縛 年下の叔父 小説

今城けい  東野海 

愛縛と言うよりヘタレです

どんなに心惹かれていても それは赦されない背徳・・・
こんな帯タイトルは過大広告なのではと思える程
イラ甘なストーリー展開ではなかったかと思います。
受け様は攻め様から逃げるように実家から神戸へと
やってきて、別宅だった建物でレストランを経営してる。
9年前に別れたきり会っていなかった義理の叔父の攻め様。
その突然の訪問に遺言書を偽造した負い目から動揺を。
・・・かなり数々の秘密めい…

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「愛縛 年下の叔父」特典書き下ろしショートストーリー グッズ

ごちそうさまです

もちろん、本編後の恋人になった二人の甘い甘いひと時なお話ですが、特典SSにしてはエロ濃厚で珍しいかも?
実は、本編にあった、朔の眼鏡を挿入プレイというのを期待してたんですけどねwww
残念!違いましたー。
ピロートークで積極的な朔に、33歳にしてこのお色気!もちろん本編でもわりとその片鱗はみせてましたが、こうまで積極的になってるなんて♪
おまけに、伊澄に昔祖父に言った言葉を言わせてますから…

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愛縛 年下の叔父 小説

今城けい  東野海 

コースラストのデザートは甘いが前提

題名といい何となく禁忌の匂いがぷんぷん漂う本であります。
しかしながら蓋を開けてみると、酷く出てみたり素直になってみたり態度が豹変する攻めに、一体何をためらうのか一人で悶々と具合が悪くなるほど悩みながらも、根本は攻めを受け入れている受け。
二人の隔たりは一体何で、それを解き放つにはどうしたらいいか。
といったお話ではあるのですが、題名ほどにはドロドロしてない。
ごくごく普通の”二人のお話”…

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深愛 プライベート写真 小説

今城けい  宝井さき 

ウジウジとジレジレを乗り越えた先が良かった。

面白かったです。
ちょっと受けのウジウジ感はひどかったんですけど、もしこのままもうちょっとこの先の二人を見れたならこのウジウジ感もちょっと成長するかなぁ~♪そのあたりの甘~いのも読んでみたいですね~♪

でも受けの特殊能力が結構良かった!ちゃんと物語にも生きていて楽しめました。

二人のすれ違いというかやっぱり受けのウジウジ感とネガティブな所がなかなか二人がCPにならなくてジレジレしまし…

1

深愛 プライベート写真 小説

今城けい  宝井さき 

メガネにつられた\(^o^)/

表紙の気弱そうなメガネちゃんにつられて購入。
想像よりもずっとネガティブちゃんでした(´∀`)

なににつけても「俺なんか・・・」
自分みたいなダメな人間はどう扱われてもしょうがないんだ・・・って。
でもいそうです。
極端にネガティブで、端から見てると「生きてて楽しいの?」って人間。
だーかーら、あんな暴力ヒモ男につけこまれちゃうんだよッ!

でも実は、七瀬ほどじゃないけど、ちょっとネガティブ思考…

2

深愛 プライベート写真 小説

今城けい  宝井さき 

抑制されていたものが爆発して、ああなったのだろうか?

あらすじを読んで好きな感じの話だということで購入。
面白かったけれどなんとなく納得できない部分があり、それが最後まで引っ掛かった。
お話は底辺とは言わないまでも不憫な状況にある受けを、多少の強引さでもって攻めが引っ張り上げ、その状況から抜け出すきっかをくれるというもの。
こういう攻めが受けの救いというお話は、受けのウジウジさや消極的な部分に攻めが苛立ちながらも「何故か放っておけない」と思うの…

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深愛 プライベート写真 小説

今城けい  宝井さき 

エロいギャップ

地味で超ネガティブの受けちゃんが超エロエロに変身するギャップが痛々しくて、一気読みしてしまいました。
帯に「強いられた口淫よりも、むしろキスが苦手だった」
これは的確に受けの気持ちを表わしているようです。
それだけ、酷い目にあっている受けちゃんということですね(涙)
今回の作品はイラストが宝井さきさんであっていたんじゃないかな?前作ちょっと悪いですが悲惨だったんで・・・

あらすじにも…

1

モルグの番人 小説

今城けい  陸裕千景子 

サスペンス調

サスペンスっぽい雰囲気が花丸文庫だなあという感じ。

アスペルガー症候群っぽい受の、ちょっと浮世離れしたキャラクターが気になって、恋愛部分にはイマイチ感情移入しきれなかった。

サスペンス部分は書き慣れている感じでどんどん展開していって面白いのだけれど、男同士とかそういうことに対する周囲のリアクションのなさが気になったかもしれない。

熱血漢な主人公の正義感とか、犯人の動機とかに納得と…

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モルグの番人 小説

今城けい  陸裕千景子 

長身強面×IQ200美人のオンリーワンカップル

須賀は、高校・大学と同級生の柳と、就職後も、近況や依頼を聞く月2回の待ち合わせを楽しみにしていた。
逢う時間も店も座る場所もオーダーも、ずっと変わらない。
何故なら柳が嫌うから。
柳は普通ではない。彼の世界は仕事と須賀しかない。
須賀は、美貌の柳を想い続けてきたが、それを隠したまま友人として付き合っている。変化を好まない柳には打ち明けられない。
この2人の元に、間違って受け取ったDVDに…

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薔薇と犬 小説

今城けい  海老原由里 

正統派ツン×武骨な軍用犬

現代ものなのですが、舞台が革命前夜の東欧の共和国となっていて、一瞬時代を見失いそうになります。
あれ、時代は?の原因のひとつが今時化石のような相方、五辻武官補(大使の護衛)という男です。ストイックというか、武骨というか。
その五辻と行動を共にせざるを得ない大使の書記官を務める主人公・成瀬は、五辻の堅苦しさがうっとうしくてなりません。成瀬自身は切れ者だけれど容易にひとを踏み込ませない冷めた生き方…

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