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みらい戻 しもがやぴくす
雀影
ピアスレーベルらしい、タイトルとカバーイラスト。 扉のカラーイラストも汁気たっぷり。 どの作品も、エロのためのエロみたいな短篇集。 エロにはエロに至るだけのちゃんとした理由が欲しいの。 その点、この本に収められている短編は、けっこう無茶な設定でも、そこに至った流れが納得できる。 ストーリーの導入の仕方がうまいのね。 キャラクターもみんな、どこか憎めないかわいげがあって、これといった地雷…
しもがやぴくす みらい戻
marun
ネタバレ
懐かしい作品があって10年以上過ぎてもやっぱり異常にハードで痛いと実感です。 表題にあたる、飼育病室なんて2001年の作品なのですが当時もこのお医者様怖すぎ~ と思って読んだことを再び思い出しました。 執着とかヤンデレよりもどこか精神的な異常性を感じさせるハードな内容で 決して楽しい内容ではありませんが、ここまでとことん痛いとあっぱれと思えます。 本物の凌辱系だし、相手を手に入れる為…
茶鬼
しもがやぴくす・みらい戻作品の中でも、超ハードな暴力の介在する世界を描いた単行本 『飼育玩具』『飼育病室』『幻鎖・拘束』の中から似たタイプのものを集めてより抜き構成された文庫版。 多分、単行本未収録と思われるのが(自分のわかるところで)【泣き虫ドラマチック】と【雨の前 雨の後】。 この2作品は他の収録作品に比べると幾分かソフト。 特に【泣き虫~】は泣くと勃起してしまうというコミカルな要素を…
表題を冠にした作品はラストの1作なのですが、全ての作品が調教されて犬になりたい、 犬になって犯されたい、発情中の犬に犯されたい等、様々なシチュエーションの短編。 もちろんジュネなのでエロは基本なのですが、この作家さんの印象としては 痛くて凌辱系が頭に浮かぶのですが今回の作品でダークな凌辱系を感じるのは やっぱり表題にもなっているラストの飼育犬でしょうか。 空き家だと男と入り込んだ家で…
おっ、しもがやぴくす&みらい戻の最新刊は07~09年の雑誌掲載の短編集でした。 久々の最新でちょっとがっつり1冊なんていうのが最近ないので、若干がっかり感もなきにしも。 そして、この作家さんの作品の特徴で痛いエロっていうのがあるのですが痛い登場人物というのもイコールであるのですが、自分的大好きなもうやめてー!となるような痛さのものはないかもです。 しかし、この作家さんのエロは絵が醸し出す雰囲…
たぬき
好き嫌いが分かれる作家さんでしょうね 画は綺麗なんだけどゴツくて男性向けっぽいです ストーリーは どれも「いかにエロ場面に持っていくか」に力点があるようで 愛とか恋とか 駆け引きとか 男同士という葛藤とか そんなまどろっこしいものは一切ナイですw 甘いサディスティック(快楽責めとか)は萌えるのですが 痛いシーンが多くて 萌えられませんでした 「おいらはまだまだ修業が足りない きっ…
葡萄瓜
現在の肉弾戦中心の作風でこの方々を知った人に してみたら異色な作品集と受け止められるのでは なかろうかと拝察します。 しかし評者にしてみるとほのぼの星矢パロでこの方々を 知ったので後年の作風の方にむしろ「化けた」と言う 感慨を持ってしまうのです。 そう。やる事をやってたりする場面はありますが基本は ほのぼのです。だからたまに見せるシリアスが更に 重みのあるものになるのですね。 …
ああ、このお二方結構商業デビューが遅かったんだっけ、 と再読して確認しました。 実はこのお二方、同人活動暦は長かったりするのです。 評者はこのお二方が聖闘士☆星矢でほのぼの夫婦漫画を 描いていらっしゃったのを記憶して居ますから。 それ以外にも意外なお仕事としてNHK教育で往時放送された 「まんがで読む古典」の『徒然草』コミカライズを担当して いらっしゃったりもしました。 この本…
ヤることしか考えてない、頭の中が性欲の煩悩まみれの少年達だらけの一冊。 元々、そういう作風の作家さんですが、思わず親の気分になって、もっとまともな青春もしろよ!って説教垂れたくなっちゃう(汗、) 表題、一体どこが毛並みのよい通い猫なんだか? テクが上等ってこと?毛並みの良いというと、生まれ育ちがイイとかって連想しちゃうんですが。 せっかくの独り暮らしで恋人のフリーターとエチし放題と思っ…
この作家さんの痛さはレーベルが違っても変わらないですよね。 エロについても容赦ないし、流血当たり前だし、強姦当たり前だし、やっぱり長生きしなさそうな主人公達ばかり。 刹那的な雰囲気がプンプン漂うww 表題は、二重人格のお話。 苛められっ子の雅巳が正反対の性格を持つイズカという少年になって、幼なじみ和行の前に現れる。 ここで何故イズカか?という疑問なんですが、ひょっとして名字じゃなかろ…