和鐵屋匠さんのレビュー一覧

義父の指 小説

高岡ミズミ  和鐵屋匠 

お義父さん、、怖いよーー!!

表紙イラスト、すごく暗くて不気味なんですが、中身も怖かったです。
義父の歪んだ執着。
多分、きっと、義息子はごくごく普通にまっとうなはずなんだけど、この物語に出てくる人々にとっては、彼が悪い、彼が誘っている、と義息子が悪いような言い方をして、すごく理不尽なんだけど、
その義息子も、巻き込まれているうちに自分が悪いんだって思うようになって・・・
まるで、とても綺麗な蜘蛛に見惚れていた平凡で小…

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ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

BLの呪い

「あばずれ」は惣流家の長男のお話でしたが、この続編は次男君編と、親父編です。
BL作品にありがちな、次々ホモが伝染するタイプのスピンアウトです。
私としては、うっかりお兄ちゃんと同じ道にはまってしまう、次男編が好きです。
長男編は、わかりやすい大人のスケベ親父にまんまと食われちゃうお話だったと思いますが、
次男編は、お子ちゃまな次男が、獣医さんの見た目に騙されて、迂闊に好きかもって自覚した…

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ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

惣流家の面々もいいですが、相沢くんが好きだ!

ちょうど1年前に刊行された「あばずれ」のスピンオフ作品です。
あちらは惣流家の長男のお話でしたが、こちらは「うそつき」が次男「ろくでなし」が父親のお話になっています。

「あばずれ」の感想で最後の方に『始めのうちに退場なさってしまったヘタレの志垣獣医のその後と、最後の方で突然現れた一郎パパが拾ってきた習字男のことが大変気になります』と書いたのですが、まんま、彼らのお話が補完されている状態です…

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ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

好きな人には良さそうです。

攻め×受け について
イジワル…。エロいぞコラw
見た目、オヤジ・筋肉・ヒゲ・40代
×
健気・ツンデレ・サラリーマン・20代
見た目、エリート・眼鏡

臆病者・いじめられ体質?・獣医・20代
見た目、眼鏡・おとなしそう
×
ヤンチャ・いじめっ子
見た目、高校生

ストーリー について
シリアスムードの中、適度にコミカル?でしょうか…。

イラスト について
この…

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ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

テッパンなエロオヤジです♪

【あばずれ】のスピンオフ・・・ということで、とうとうお父ちゃんの一郎に、弟の空まで!?
惣流家は3人もホモが誕生してしまったのですっ!!
あ、いきなりネタばれ?・・・じゃないですよね?だって主人公だもん~

貧乏ヒマなし、働いている子供が二人とはいえ、まだまだ育ちざかりのチビッコがいる惣流家のお父さん一郎は、昼間は警備員、夜は現場と、寝る暇を惜しんで働いている、結構頑張り屋さんだったんです…

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あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

自称“あばずれ”

主人公の陸(19)は、自らを“あばずれ”と呼び
大家族のために美人局的なことをやってるのですが
性的な意味で、身体を売ってるということがなく
ショッキングなタイトルとは裏腹に
貧しい家の子が、王子様に見初められるという
ロマンチックストーリーでした。

物語の王子様的ポジションである弁護士の上月は
毎日、傷だらけの陸を見てDVかと疑い声をかけるのです。
陸は陸で、上月が自分を見て…

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あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

スレた風体ピュア受 初見を裏切る腹黒攻

キャラ的には萌え要素満載!
表紙にも好感が持てますWW
やんちゃと知的腹黒・・・いいですよねぇ
そしてアットホーム感が結構感じられました

なのに後味はなんとなく物足りない
あんまり残ってこなかったのはなぜだろう・・・

個人的に物足りなかったと思う部分を考察(あくまでも個人的見解)
快楽に流される受描写はもう少し堪える描写が欲しい
攻が折角腹黒なら言葉攻めはもっと巧みでもいい…

1

あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

“あばずれ”と言うより“蓮っ葉”だと思う

けっこう過激なタイトルで傷だらけの美少年の表紙なので、痛い系のお話を期待しちゃっていたのですが、コメディでした。
ネタバレすると面白さが半減してしまいそうなので、できるだけネタバレしないように感想を書きたいと思います。

三拍子も四拍子も揃っている弁護士の上月要と子沢山の父子家庭(9人家族+よその人がいるときあり)の長男でいつも傷だらけの惣流陸のお話。

そもそも美少年の陸は男に言い寄ら…

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あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

オヤジが足りないわー

 雑誌で読んだのに、内容をすっかり忘れてました。……というのも、オッサンが出てなかったからですな。
 雑誌掲載分+書き下ろしです。

 ちょっと変態チックな美形弁護士と、19歳美少年(でも乱暴者)のお話。
 どちらも、美しいだけじゃなくて一癖も二癖もある人物ですが、どうしても中原先生にはフェロモンオヤジを期待してしまうので、少しもの足りませんでした。たぶん、オヤジを求めていない人には楽しめ…

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フラチな関係 小説

安曇ひかる  和鐵屋匠 

ちょっとハードルが高かったかも…

神ケ森真之丞(渡の“守り主”)×藍原渉(祖先の呪いにより命の危険に晒される)

数日前から渉にはちょっとした不運な出来事が続いていたのですが、ある日マンション最上階のベランダからテラコッタの鉢が落ちてきて、渉の頭に直撃しようとしていたところ若い男に助けられます。そしてその男から、渉が現在見舞われている全ての不運は祖先の呪いによるものであり、先祖代代“守り主”として救ってきたという神ケ森一族の末…

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