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5/7(合計:70件)
みなみ恵夢
夜半
表題作「花氷」は、御曹司×世話役。 借金のカタで、御曹司・ユタカの世話役として仕えるヒロト。このヒロトの儚い感じがとても印象的です。 決して報われることの無い二人の気持ちがはがゆくてせつなくて・・・。 エチシーンは数人の男に無理矢理、って感じですが、お互い本当の気持ちを秘めていて、その中で変化する二人の気持ちが分かっていくので、なんかすごくエロかった・・・。これが耽美という世界なので…
茶鬼
ネタバレ
短編が多いみなみ恵夢さんの作品には珍しく丸っと一冊で一本のお話です。 舞台は第二次世界大戦下の北アフリカ戦線。 連合軍兵士とナチスの科学者を主人公に敵対する国を超えた愛が、なかなかに読ませる一冊になっていました。 友人をドイツに殺されたグランドールはドイツ兵を憎んでいるはずなのに、捕虜になったリヒターに惹かれて行く。 リヒターもまた、その心がどこにあるのかは不明ではあるが、夜ごとグラン…
みなみ恵夢さんお得意の幻想的な物語が入った一冊。 ただ、何となく他の作品に比べて印象は薄いです。 絵は美麗だし、その雰囲気とかはとっても良いのですけど、しかも今回はナチ風の軍服の美人な軍人さんが出てまいりますし、目には麗しいのですが、、、 表題は、自国軍のパルチザンへの非道な行為に、密かに彼等を逃していたのを見つかり部下に凌辱されている上官が、逆にパルチザンの捕虜となり、再び凌辱されて、…
一見軽い中に実は重いものを秘めていて・・・シリアスとコメディが微妙にマッチングしている本作は、みなみ恵夢さんの美麗な絵と時代設定がばっちりと雰囲気に合い、とても楽しめる一冊になっていました。 事件解決率が高く優秀なマーカス警視は実は”グータラネコ”と呼ばれるほど日ごろの態度からは優秀さは感じられないのですが、その感は鋭く、ボケで実直で素直な新米刑事は、どの事件にもマーカスに振り回されて、その…
斑鳩サハラ みなみ恵夢
みゆ
まーまー面白かったです。受けが泣きすぎるのがちょっと…女でもこんなに泣かないぞ。みなみ恵夢さまの挿絵と文がイマイチあってなくて、かなり微妙でした。かなり男くさい絵なのに、文章は繊細な美少年ぽくある。受けの絵が可愛くない。。あと、ちゃんと細部まで読んで描いてるのか?疑わしく思う事が幾度かありました(笑)絵と説明があってないんだもん。私的に宮本が好きです。
作者によって、こうも一つのストーリーが耽美に変身するのかと、とても興味深い作品。 多分、そのモノローグが詩的表現でつづられているからかもしれません。 一つ間違えると陳腐で臭いセリフ回しも、この作家さんの絵の醸し出す雰囲気がまた合っているので、イメージがふくらむのでしょう。 表題はピアニストと声楽家、残りの話はいずれも義理であったり異母であったりの兄弟ものです。 『椿姫』 日本から来た…
みなみ恵夢さんの作品はちょっとレトロな設定で幻想モノが好きなのだが、今回の表題は現代モノの不思議、二重人格モノ!! しかも、患者も医者もだったんで、??って(見えてはいるんですけど) ピアスなので、いつもよりエロも濃い目で、そんな部分も眼福? 表題は障害事件(殺人?)を犯した少年が医療少年院にいるのですが、そこでのカウンセラーが同じマンションにいて慕っていた青年。 少年は通常はごくごく…
沖縄のヨナタマ伝説をヒントに作られたお話だそうです。 人魚伝説ですね。 とても切なく哀しいファンタジーなんですが、みなみさんの絵にぴったりで、その世界を堪能できました。 泣くと雨が降ると、雨が降って欲しいとき、神事と称して凌辱されるイクは、村のつまはじきもの。 そんなイクが、肌の色も髪の色も普通の人と違う歩けない青年を拾うのです。 今まで誰にも相手にされず一人ぼっちで生きてきたイクにとっ…
表紙はものすごくしっとりした、お耽美なイラスト♪ しかも、裏を見ると「究極の主従関係」と書いてあるではないですか。 なのに、なのに、座薬ですかーーー!! この本の作品構成にものすごく驚かされました。 軽→→→重と、見事に展開していって、楽しめました。 座薬にこだわったのは、最初の『ヨクキククスリ』です。 柔道部の藍川が好きで好きでアタックしまくる夏樹が天然なのか、故意なのか、また藍…
もこ
エロ+陵辱+調教!! みなみ先生らしいファンタジーな、神秘的な。外国~なお話。 全体的に、みなみ先生の描かれる世界観好きなんですが、今回はちょっと背景とか設定とか、何ゆえにそんなに好きとかいえてしまうんだろうとか。 それがわかりにくかったかなと思います。 表題作「鉄の十字架」 敵を見逃した美麗な軍人・ヴァイスト少佐。それを仲間に見咎められ、罰と称しての陵辱が始まった。清いからだはぐずぐず…