total review:274747today:31
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/7(合計:70件)
矢城米花 みなみ恵夢
みゆ
ネタバレ
これでエロさ普通ですって…?!みなさん玄人ですね! 顔面偏差値・普通の大学生が御神木と呼ばれる触手をメインに、ジジイ、ガチムチ、先輩、ヒキニート、その他モブにあんな事やこんな事されちゃう話。BL界隈9割攻受共に美形なものばかりなので、顔面普通って商業誌デビュー作品で書き切っちゃう作者に私は敬意を表するッ! 文章に関しては構成等含めてとてもしっかりしていて、最後まで楽しく読めました。 …
みなみ恵夢
まぎぃ
相変わらずの、異国譚です。 先生は本当によく調べられていて、日本の古い時代のことから、メラネシアの故事や実際の風俗、はたまたギルガメッシュ神話まで、巻末の1ページエッセーにもその造詣がいかんなく発揮されています。 表題作の「クセになりそう」は、少しコミカルなお話。神聖ローマ帝国周辺の争いをテーマに、長身で強いが純情な山賊の長レハールと、美人な国境警備隊のリリエンタールの恋物語。 すました…
外国の探偵ものです。他に短編も収録されています。 みなみさんらしく、単話でしっかり起承転結が考えられていて面白いです。 フランス人探偵のレオノールと、イギリス人のワトソン的立ち位置にあるギルバート。 美人で切れ者のレオノールに対して、純朴なギルバートという関係はホームズ&ワトソン、ポワロ&ヘイスティングスのそれです。 前者はモノクロームでBLになっていますが、こちらはオリジナルですね。…
hepo
表紙はスタンドを使いながら奇妙な冒険を続けているイメージで、BLと言われなければ「少年マンガかな?」と思いそう。 本編もコミカルなだいぶノリが少年マンガでした。 それも「ズッコケ」という言葉が出てきても驚かないような、1990年代初期の少年マンガのノリ。 進学先の男子校で、なぜか応援団入部を押し付けられてしまった実。 文武両道を地で行く由緒ある応援団の中で、小柄で弱々しい実は完全に場違…
様々な故事に題材をとった、主とそれを護る護衛のラブストーリー集です。 作家さんはさまざまなファンタジーを読んでおられるようで、そこからアイデアを広げて自分のストーリーを作られています。 最初は西遊記。仏に仕える身故に悩む三蔵法師と、破天荒だが無敵の孫悟空。カップルになる手前ぐらいで余韻のある終わり方。これは続編を出して欲しい~ 他に、鬼と恐れられる異国の者と、都を追われた皇子との…
ふばば
BLエロチック・ミステリー、というキャッチに惹かれて読んだのですが… みなみ恵夢先生の絵柄はとても綺麗! 本作はミステリーで、猟奇殺人に挑む刑事と警視のバディという事で期待して読んだのですが… 絵はきれい。そこは何も文句ない。 起きている事件は猟奇的。そこも設定としてそそるので良し。 ならば刑事と警視の関係性はどうなの? そこがね〜…イマイチ? 警視のマーカスは凄い美形で、黙って…
4作品収録。 「汐鳴り」 人魚伝説がモチーフの、悲しくつらい物語。 舞台は、昔の日本のある島の漁村。 イク、という青年が一人、海辺に隔離されて暮らしている。 そこにある日、異人?が流れ着く。歩けず、口が利けず、長い銀色の髪…イクは一人で彼の面倒をみるが、そんな時、村の男たちがドヤドヤとイクの住まいにやってくる… イクを犯し、涙を流すことで雨が降るのだ。イクは、雨乞いの神事の生贄だっ…
みなみ恵夢先生の短編集。 とにかく絵柄は美麗、衣装や背景の描き込みも細密で圧倒される。 「無明煩悩」 インドの小国・藩王国を統治しようと侵略する大英帝国。 だが、指揮官エロル大尉は藩側に捕えられ、王子ビンビサーラの命で性的な拷問を受ける。 ビンビサーラはただ見ているだけ。リンガムと呼ばれる張型で犯されるエロル。 誇りは失わないが植え付けられた快楽は忘れられず、解放後逆にビンビサーラ…
みなみ恵夢先生、初読みです。 最近はBLを描かれてないようですが、大変美麗な絵で素敵。 本作は短編集。 「ハード・トライアングル」 舞台は医療少年院。 男娼を半殺しにした少年・景は二重人格。担当する精神科医師は子供の頃同じ団地に住んでいたのだが、昔に団地で起きた連続殺人の後医師の方が引っ越していた… 景が二重人格になったのはなぜか。連続殺人とは何だったのか。 非常に陰惨な内容で、…
Secrett
一つのコミックに多数の作品が収録されていると、表題作に他の作品がかなり劣っているな〜と感じてしまう時があるのですが、この漫画はそうではなく、一つ一つの話が魅力的でした。 「花くずし」はとても儚げな雰囲気が描かれていて、沙也可の下忍としての生活や過去が切なくて、だからこそ最後のシーンが感慨深かったですね。紫と緑葉の関係も愛おしくて、もっとたくさん読ませて!と物足りなくなってしまいました 笑 …