みなと鈴さんのレビュー一覧

いばら 小説

三季貴夜(しほろ丸夏)  みなと鈴 

再び巡り逢う……

 智紀は、海が嫌いだった。
 近づくと眩暈がするのだ。
 けれど、眺めている分には、癒されたりもする。

 そんな中、初対面で「自分のことを知っている筈だ」などと妙なことを言い出した新入生・雅也も一緒に海辺の合宿に行くことになってしまう。
 海と雅也……それを目にした時に智紀は眩暈を起こし、意識を失う……そして、「司」のことを思い出す。

 どことなく、ハーレクインとか、そっち系を思…

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