total review:278316today:32
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/1(合計:6件)
榎田尤利 あんどうよしき 天野翔
satoki
ネタバレ
高校教師として優人の側にいる超絶美形の裏戸幸也の正体はヴァムピールだ。 彼は優人の娘を自分の伴侶とするために、その父親(になるはずの)優人を守護している。 この超非科学的な状態も、慣れればそれなりに居心地の良いものになっていたのだが。 優人に襲いかかる新たなる災厄。 そして大怪我を負ってしまったアリストの運命は…… 前回までに優人の過去のイジメの問題は解決していたんだと思っていたらい…
いきなり冒頭で納豆をねばねばさせているアリトス。 そして繰り広げられる納豆トーク。 このあたりの馬鹿馬鹿しさが妙に好きです。 一巻で色々あって、前以上にいいトリオになった優人とカモクボの三人組がかわいいです。 今回のメインは麻薬と優人の過去の因縁と新手吸血鬼とまた盛りだくさん。 優人とアリトスの関係に色々余計な期待はしないぞと自分に言い聞かせながら読み進めました。うん。 だってビー…
突然現れた吸血鬼と、彼を信じられない理屈屋の少年のお話。 これ自体はそれほど目新しさはないのですが、人間不信の主人公の成長ものとしては好きでした。 一見明るくて友人も多いけれど、本当は誰も信じていなくて過去のトラウマに縛られている優人が、追い込まれることによってちょっとずつ周りに心を開くようになっていく。 こちらはBLではないですが、同じ榎田さんの吸血鬼モノということで「吸血鬼には向いて…
むつこ
シリーズ三作目にして最終巻、もしくは第一部終わりって感じです。 ニオイ系作品です。 いやー、きっちりと一人の少年の成長を描ききった榎田尤利さんに感服です。なんで榎田さんはこんなに器用なんでしょーか。 吸血鬼アリトスとの吸い吸われの捕食関係に苛立つ主人公。『利用する者される者』じゃなく、利害関係なしで向き合うきちんとした関係になりたいと思ってるんですよね。 中学時代、いじめられっこだった彼は、いい…
シリーズ二作目です。 ニオイ系。 小さな歩みだけど、確実に一歩一歩成長してる高校生の主人公が嬉しい。 主人公の家系は、吸血鬼とのあいだに子供を作れる家系です。女系の家系に生まれた珍しい男の子。子供は作れずとも、吸血鬼にとったら、かなり美味しい血の持ち主らしい。 そのため、人外の存在を次々と引き寄せてしまう。 訳の分かってない友人まで巻き込まれる。 今作では、中学時代に主人公をいじめていた相手が…
ニオイ系です。 最初は「失敗した…」と思いました。 榎田尤利さんは好きな作家さんだけど、ニオイ系作品まで追いかけたいとは思ってなかったので。 しかも冒頭がドタバタコメディぽくって、学園モノで吸血鬼モノで。シチュエーション的にも萌えポイントから外れてたから、二重三重に後悔しました。 でも読みすすめるうちに、面白くなってきた。 ドタバタしてないのだ。 コミカルではあるんだけど、きちんとした芯のあるス…