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5/12(合計:118件)
井上ナヲ
もこ
ネタバレ
熱く!激しく!そんな作品ではないのですが じわっとくる作品集だったかなと思います。 求めた”必要”なものに引き寄せられている。 そんな雰囲気を強く感じる作品が多かった印象。 ◇靴下の~ 靴下がすべて片方ない、あれがない、これがない なんだかちょっと不幸体質な男の家の隣にお隣さんが引っ越してきた。 彼はなくしたものをいつでも見つけてくれる。 ちょっとしたラッキーに見舞われる。 …
朝丘戻 井上ナヲ
せつこex
「きみのはなし、」から朝丘戻さんの作品を知って2冊目になります。今ものすごく作者様の作品にハマっていて、まだ色々網羅している最中なのですがこの話はその作品の中でも特に珍しい方だと思います。1番はやっぱり受の性格ですね。少しいじっぱりで強気な性格は朝丘戻さんの作品では珍しいのじゃないかな? 作品自体はいつもと変わらず、優しく淡々とした中に愛おしさが満ち溢れています。 「きみのはなし、」の続き…
M+M
3カップル、描き下ろし番外編を含めて6作品が収録されています。 なにより絵に特徴があります。 表紙だけでは分からないですが、いわゆるスクリーントーンが使われず、ペンだけで描かれたという印象です。陰部分は斜線で表現されています。 掲載されていた雑誌「CRAFT」の同時期には、槇えびし先生の「きみにあげる。」もあったことから、この2作品によりモノクロの迫力がある雑誌という印象になっていた…
薄雲
【きみのはなし、】からの続きになってます。 恋人になってからの飛馬と海東の話で、高校時代のエピソードとか同棲するようになったエピソードだとか、盛りだくさんな内容。 前回は海東が飛馬を好きで好きで好きで好きで好きで……みたいな報われないひたすら一方通行のような話でしたが、今回は恋愛感情に気づいた飛馬が、海東を好きで好きで好きで好きで好きで、な話。 となれば相思相愛でめでたしめでたしになりそ…
話は地味だし、日常がただひたすら描かれていくだけで、山も谷もナシ。 淡々と高校の同級生だったふたりが社会人になって、仕事相手になって、なんとなく繋がり続けてる日常です。 それなのに読後感はなんともいえない。 せつない。胸がきゅーっと苦しくなる。 海東が飛馬を想う気持ちが、痛いほどせつなくてやるせない。 キレイな涙、キレイな言葉、キレイな景色、キレイな人間関係、キレイ な主人公に、キ…
朝丘さん大好きなんですが、作品によって極端に評価が分かれます。 今回は全然萌えない方でした。 いやいや、読み進めたら凄く萌える展開が待ってるかもしれない! と言い聞かせるものの、結構読み進めるのが苦痛で、文字を追うのがしんどかったです。4日間で何とか250ページを読破。 一番の原因は攻の志郎。この人の性格にイラっとして感情移入が出来ません。 この辺を受け入れられるかどうかで、評価が決…
つる
静かな作品。 でもはじめての恋だったり、 ずっと秘めていた恋。 静かな中でもキャラたちの想いはじわじわ来ますね。 白と黒だけで表されるタッチな分、 キャラの切なさや気持ちがぐっと伝わってきます。 キャッチーな性格のキャラがでで来るわけではないけど。 じわじわ来る魅力ですね。 恋人同士になった二人が読んでみたい。 川俣が天然タラシなのでグイグイいくかな。 基本ぶっきらぼう…
雀影
結局の所、この「先生」って小菅のことをどう思っていたのかな。 川俣が小菅のことを意識して、やがて惹かれていく。 そんな、川俣の物語としては、二階からふってきた手紙と押し殺した泣き声が印象に残っていたその2階の住人と偶然バイトが一緒になってっていう出会い方は、その後の感情の流れへの繋がりがよくわかる。 そう、川俣の感情の流れはよくわかる。 それに比べると、小菅の方は? 小菅の感情の流れ…
弥七
うーん。 表題作は、こんな得体の知れない人とよく付き合う気になったなと思って、なかなか納得がいきませんでした。ある程度はキャラクターの生い立ちとか性格だとか、表に出ないまでも作り込んだ方がいいんじゃないかなって、余計なお世話かもしれないけど思いました。だってどっちのキャラも薄っぺらいんだもの。 行き倒れた人を助けて同居するお話は結構あるけども、その設定自体ありえないし、そのありえなさを読…
江名
井上ナヲさんの本、前作の「きみが泣いたから」がよかったので、 こちらにも手を出してみました。 2CPのお話が入っています。 ぐわっと引き込まれるような大きな展開はなく、エロも少なめ、 そしてトーンを使用せず、黒のインクが活きた落ち着いた絵。 そのせいか、 さらりとした薄味の作品という印象なんですが、 目を引かれる、いいなぁと思うところもちゃんとあって、 やさしくあたたかな風合い…