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12/12(合計:114件)
井上ナヲ
茶鬼
ものすごく雰囲気のある作品です。 絵も好みで、一目で好きになった作品ですが、登場人物達が饒舌でないので、読者が想像して思いを巡らさないといけない作品かもしれません。 その作業が好きな人には、とても好きな作品になると思います。 ヴァンパイヤのエドが拾った子供がフィル。 フィルはエドがヴァンパイヤということを知っていますが、とてもエドが好きなのです。 でもある日、フィルに欲情してしまうこ…
yuko
表紙からは全く吸血鬼ものとわかりませんが、 内容のほうも吸血鬼もの独特のドロドロした感じがなく 静かで切なく、重みのある作品でした。 余計なことを省いて淡々とした雰囲気の作品なので すこし冷たい印象を受けたり疑問に感じる部分も出てくるとは思うのですが 私はむしろそこがとても気に入っています。 作者さんはあえてシンプルに描かれていると思うので あえて“曖昧さ”を愉しむのが良いんだと…
久江羽
表紙買いをした作品なんですが、会話はしているもののこちらへ訴えてくるものが些か弱く、「画から読み取るの?」「無声映画のスタイリッシュさを目指しているの?」と問いたくなりました。 なので、作者の言いたいことが届ききらない感があって、こちらとしても煮え切らないまま終わっちゃった感じです。 吸血鬼ものは好きなので、もっと評価をアップしたいのですが、エドが「ツン」過ぎて、吸血鬼の孤独感とかが伝わり…
Coo
吸血鬼ものですが、淡々としているというか静かな雰囲気の作品でした。 気まぐれで拾っただけの子供に、特別な感情を抱いていることに 戸惑い、突き放してしまう。 エドの不器用さがなんだか切なかったです。 いろんな要素を削って、シンプルに描かれているのだと思いますが フィルがエドに惹かれた理由や、エドの抱える孤独、 そういうものがいまいち描ききれていない印象を受けてしまったのが残念。 …