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ゆりの菜櫻 Ciel
marun
ネタバレ
全体的にもふもふ姿が描かれる場面は少ないのに、何故かもふもふ感が感じられる。 子狐さんが大きな黒い鳥に襲われそうになるが、慌てて変化したら、あ~ら不思議 子供になってしまう、そしたら鳥さんも何やら変化したら・・・この世の者とは思えない 異国の姿に変化して、大きくなったら食べにくるなんて不穏な言葉でいなくなる。 そして月日が流れて妖狐一族の受け様は大学生になり、昔の事など忘れてる。 妖…
伊郷ルウ Ciel
プリズム文庫のこのキラキラ表紙が何気に好きなのですが、イラストも素敵。 そして内容はと言えば、実の父王に愛されたかったのに、愛されず、更に援助を 乞う為に享国の皇帝に代償として受け様自信を差し出すように、何処までも虐げられ 憐れな受け様と、その受け様を子供の時から好きだった傲慢な王との擦れ違いラブ。 受け様は、父王からないがしろにされ、幼い時から享国に預けられ13歳まで 攻め様と共に…
深月ハルカ Ciel
なかなか面白い設定でしたね、天使や悪魔が出て来るのにファンタジー感覚が薄い、 天使ものにありがちなふわふわ感は皆無で、微妙に心理的な深さがあってシリアス系。 夢見るようなファンタジーを期待して読むと、ひどく地味なイメージがあるかも。 でも、天使や悪魔って事をそれ程念頭に置かなければ、初めて自我を芽生えさせた 天使の成長や人間との普通の恋、ただし、それなりの障害ありな展開。 神の為に存在し…
kirara
深月さんのファンタジー、大好きなんです。 これは過去作にも言えるんですが、大元の設定ではなくラブ面が、なんというかいつも甘い(ぬるい)気はします。でも、私はそこも好きなんですよ。 ただ、今作は2人の天使(権天使・ラトヴと下級天使・リウ)のそれぞれのラブを追ってるんですが、1冊で2組ではその分それぞれが浅いように感じました。まあ当然と言えばそうなんですが。 ラトヴの相手は、人間に擬…
火崎勇 Ciel
茶鬼
今まで自分が読んだ火崎作品にしては珍しい、エッチが前編にわたって散りばめられた、訥々とした、相手を閉じ込める場面がほとんど室内で展開される物語。 こうした、監禁モノは多少読んだつもりでいるのですが、場面が室内でだけ展開されるので結局のところどれも似たりよったりになったりする既視感は否めない。 主人公が突然監禁され、鎖でつながれ、身体を開かれる。 しかし、根本には愛があるので、さほど痛さはない…
シリアスで重いストーリーなのですが、相愛になれる筈のの二人の運命が 無情に叶わぬ、被害者と加害者になってしまうお話でした。 クサイ乙女思考で、甘ラブでハッピーエンドが大好きな私には納得出来ないラストで でも、憎むことも出来ず、手放す事も出来ず苦悩する攻め様に誰か救いをなんて 思ってしまうような内容でしたね。 攻め様の現状が受け様に本心を告げる事が許されない、でも誰よりも幸せになって 欲…
かざり
ペットショップで目が合ったというか運命を感じでしまった・・・というような すごくシュールな展開が変な感じで、 元を犬だと考えると、微妙な気持ちになるんですけど、攻めのキャラが なかなかよかったので、萌え評価です。 受けのことが大好きで、本当にわんこみたいな・・・(あ、わんこか)態度がかわいいです!でも結構顔は男らしくて格好いい!!受けが猫耳とか犬耳をつけるという展開はよくあるけど、こういう…
あすか Ciel
あむり
あすかさんの作品なので気になっていたのですが、 魔法的なファンタジー感が駄目かも・・・と思いつつも 発売から日が経ちましたが、手に取りました。 タイトルにも魔導師とあるし、魔法出てくるよね など、心づもりをしつつ読みました。 大学生の樹澄は、祖父の遺言で輸入雑貨店を相続する権利があると言われ、 相続するか検討しようと、その雑貨店に行きます。 そこで、共同経営者のバーナードや何…
犬飼のの Ciel
M
鳳城組組長の息子・桐弥は、カタギの高校生として学校に通いながらも、天才的な博徒だった。 その才能を買われて、若頭補佐・雨柳の仮初めの妻として、女装をして賭博の女胴師を演じる桐弥。 けれど、桐弥は極道見習いの水無月に、ほのかな恋心を抱いていた。 もちろん、そんな桐弥を雨柳が許すはずもなく、修羅の如き執着と情欲の炎を燃え上がらせる。 そんなさなか、組長襲撃事件が起こり、桐弥の父でもあ…
春原いずみ Ciel
弓道の宗家を舞台にしたお話ですが、最初まるでお姫様のような世間知らずの主人公と、主人公命の世話役、そしてまるで正反対の男、冷徹な宗家という登場人物展開に、前半イライラさせられ、中盤やっぱりそうきたかと思わせ、終盤こういう選択肢を選んだか! と、読んでいると幾タイプにもお話がつくれそうな前哨展開が、ユニークな作品だったと思います。 結局のところ、恋愛というよりは主人公の成長物語。 そして、年寄…