Cielさんのレビュー一覧

蟻の婚礼 小説

手嶋サカリ  Ciel 

蟻と人の融合って考えたなぁって思いました

初めは本の題名を見た時はどうなんだと微妙な感じでしたが、面白かったです。ハヤトの翅をもっと見たかった!ミコトが周りを味方につけながら百花油の秘密と王を蘇えさせる方法に辿り着くまでが面白かったです。でも、蘇ってからが短い。協力店ペーパーの番外編が入ってましたが全然足りません。人間の女王がどう奮闘するのか知りたかった。戴冠式もまだだったしね。暗躍してた一宮がどうなったかも知りたい。是非続編お願いします…

4

灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

カバー下にSSあります~

シンデレラ(+鉢かづき姫)題材のオメガバース。
継母に虐められて使用人として扱われているけれど、魔法使いのおばあさんは出てきません~。
自分で女装してました。

受のリオが純粋無垢な感じでとっても可愛い!
そして、ダメダメと言いながら求めてしまう淫らな感じも!

亡くなったお母さんの遺言で髪を伸ばし、顔も前髪で隠して生きるリオが何故自分の美しさに気付かなかったのか・・・。
沢山の本…

1

祝福された吸血鬼 小説

宮緒葵  Ciel 

ラルウァが切ない!

宮緒さんは作家買いしてます。
今回は宮緒さんの初めての吸血鬼ものでファンタジーです。

所々コミカルで特にアウロラがすぐ霊薬を取りだそうとするところが面白かったです。死ぬほど苦く異臭を放つ毒薬と言われても霊薬なのにと言い返すとか。
500年生きていても中身は17歳なのかな?言葉使いが成長したフロースよりも幼い印象でした。

お話はとにかくてんこ盛りで色んな要素を詰め込んであり攻めと受け…

1

灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

御伽噺風味オメガバース

今回は七貴族の名家を継いだ王弟の宰相と
生家を継げず使用人扱いされる貴族のお話です。

受様が決められていた王の側室ではなく
攻様の番にして伴侶となるまでと
2人の新婚生活と二世誕生後の小話を収録。

この世界には男女の別だけでなく
アルファ、ベータ、オメガの性があります。

アルファは容姿端麗、頭脳聡明で
支配者たる王族や貴族に多く、
男女ともに女性とベータを孕ませる能力…

3

灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

王道のストーリーなのだけれど

和泉さんは作家買いする作家さまですが、挿絵がCielさんときたら買わずにいられようか、ということでお買い上げ。

和泉さん初オメガバースもの、ということで、期待度MAXで読み始めました。内容はすでに書いて下さっているので感想を。



タイトルからも推測できるように、シンデレラを踏襲したお話でした。

主人公はリオ。
名家の長男でありながら、Ωとして生まれたために父親の跡を継ぐこ…

10

灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

シンデレラ+オメガバース

和泉先生の初オメガバースものとのこと。苦手なものが多いけど、とにかく読んでみないとな と手に取ってみましたが、苦手な設定があったのですいません、中立です。本編260P弱+デロ甘後日談20P超+先生のあとがき+珍しいカバー下ショート(本編後にどうぞ)。ポイントは、受けさん色っぽい面で頑張ります+好きでもない奴に触られるのを諦めてるところかな。

舞台は中世ヨーロッパみたいな「六花(りっか)の国」の王…

6

灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

官能的でありながら無垢

童話と言うと、仄暗く淫靡なイメージが(個人的に)ございますが、こちらはまさに大人の為の官能童話です。
エロエロでありながら無垢、そしてハッピーエンド!!
大人女子が好きな要素がこれでもかと詰め込まれてるので、ぜひこの世界観を堪能して下さい(*´▽`*)



内容ですが、シンデレラベースの童話風+オメガバースです。あと、なかなか乙女心をくすぐるもう一つの要素てトコでしょうか。

亡…

13

手をつないでキスをして 小説

名倉和希  Ciel 

好きにならずにいられない!

甘々仲良し家族ものですね。
とっても甘いです!そして名倉さんらしく悪役が一名だけであとはみんないい人たちです。

23歳の拓海は亡くなった姉の子(甥っ子)をフリーターをしながら必死で育てています。小さい甥っ子の為に就職活動もうまくいかず小学校に入ったらなんとか正社員で働きたいと思ってます。一生懸命愛情いっぱいに育ててます。

そんな拓海だからでしょう、王子様のような元モデルでハーフという…

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蟻の婚礼 小説

手嶋サカリ  Ciel 

ありちゃんの世界

まじでアリのコロニーでのお話でした。人外のお話は色々読んだつもりでしたが、アリはお初。さすが手嶋先生、各種設定、書き込みなんかは今まで読んだ先生の作品同様、リアルに感じられて、ファンタジーとして面白かったです。ただ攻め受けにあんまりシンクロしなかったなーと思ったので萌です。書き下ろしの本編のみ260Pほど+先生のあとがきでした。地雷は儀式として出てくる、ちょっとしたプレイかな?手ひどいものには感じ…

1

蟻の婚礼 小説

手嶋サカリ  Ciel 

お…惜しい……

昨年の9月、前作『プライベートバンカー』を読み終えてから、待ちに待っていた手嶋さんの新刊。すごく期待していた所為もあって、点数が辛いです(ごめんなさい)。
いや、面白いんですよ。
でも「なんかもったいない感」が、どうしても拭いきれないのです。

蟻人が支配する世界(コロニー)。ごく稀に蟻人から人間も生まれてきますが、体が弱こともあって大変少数です。この世界では『人間は蟻人の祖先』とされてい…

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