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13/20(合計:191件)
霧嶋珠生
眠れる森
ネタバレ
かなり初期までさかのぼって読んでる霧島さんの作品の中で、なぜかかなり最後の方まで未読にしてしまってた作品です。なぜだろうな。 ストーリーとしては厳格すぎる家庭に歪んでしまいそうになって両親に連れられて家を出たワンルーム住まいの隠れ御曹司に家に押しかけてきた執事がどうにかして当主を継がせようとあれやこれやとしてくる話。 ・・・正直言って迷惑だと思う、金銭面を除けば(汗 これにほだされていつ…
「ぽち」と呼ばれるとボロボロにヘタレだけど「銀平」と呼ばれると攻めスイッチが入るというのが自分がとにかく好きなシーン。 でも障害は二人にまだ残ってるぞ。 一応二人とも当主なんだから子供は作らないとまずいんだぞ。 しかも、同じ年になるように。大丈夫か? ・・・まぁ大丈夫か。どっちもそういう「役割」についてはちゃんと把握して大人の対応ができるから、適当に見合いして嫁を持って子供を作りな…
犬のようにけなげで強く、そして受けにはとことん弱い攻め。 そしてその攻めに対して上に上に圧迫するけど攻めに本気出されると顔真っ赤にしてポトッと落ちちゃうかわいい所もあるアップデレ受け。 (アップデレなんて言葉はありません、あしからず) ・・・それが霧島さんの典型的な作風だと思うのですが、 この本が一番その傾向が強く出ています。というかそのままです。 立場的にも主である方の次期当主…
「てめぇも男なら黙って食われろ」 のっけっからこんな受けが攻めにのしかかるスタートで始まる なかなかえろごころをそそられる本です。流石は霧嶋さん。 青年誌の編集者、宮本は自分の担当する連載の作品を憧れのデザイナー藤堂に装幀してもらうことになったが、藤堂はちょっとした遅れとかでもなにかとペナルティをつけてきたりするようなキッツイ人で、 そのとどのつまりとして実はゲイだった藤堂にのしかから…
大企業の社長さんで仕事はバッチリできるにもかかわらず「悪の総帥」になれとかわけのわからんノルマを亡き父親に課されてて、 しかも大阪人なら一般人がでも普通にやる(こら!)の信号無視レベルの悪いことすらできない小心者でよいこの永澤睦己さん。プルプルした子犬になるのが実にかわいらしい。 かたや「乗っかられるのはよくあること」状態の危機感ゼロのほややん新入社員鳥居亮さん。今回もおそらく悪いことというイ…
コメディとファンタジーとタンビのミクスチャーって感じ。 小柄だけど実は結構男前な性格な匠。無責任ぶりな親のため一人暮らしで頑張ってる。 ところがそこで運の悪いことに鬼の恭夜に気に入られてしまい、魂を吸われる事に。そこに究極の二択を突きつけられる。 一つは死ぬまで魂を吸われること。もう一つは「鬼玉」というものがあり、それを手に入れると1日に1度小玉が出てくるので人の魂を食べなくてすむ、というの…
と聞きたくなるくらい目一杯ノンケの二人の近づき方を自然に感じました。 この巻においても、次の巻においてもお互いの事を一番好きだって事以外は一貫して「オッパイ大好き」なノンケを貫いているところが微笑ましいです。いや、むしろその共通点も二人を仲良くしているきっかけで要因か。 もし普通の漫画だったら普通に「親友」だったでしょうね、違和感は覚えながらも。 これがBLだったから二人は性的な意味でお…
Dr.Mの前編が載ってたので購入した本です。 「理外の理なヒト」 歯医者がコワモテでSというのは余りにもそのままなキャラクタ過ぎてひたすら「痛い」のイメージが付きまとってしまってるので、 読めば読むほどかわいそうつらそうの方向がどんどん来ちゃって、本当にこんなんで竜太流されちゃっていいのか?と思ってしまいました。 「ワンコの気持ち」 心の中にSを隠し持つつくしワンコさんの本性が最…
「お前の存在は非常にけしからん」 という理由で同部屋という監視下に置き、破廉恥なセクハラをかまして来る風紀委員長の3年生桂清継と農業科のやんちゃな1年生福宮菜種とのお話。 学内での権力もあるし、取り巻きも多いのでやっかんだりする人もいたり、同級生には本当にホモなのかと確かめようと迫られたりしたりなかなか大変です。 生理反応なのかホモなのか、清継を好きなのか。生理的に「たつ」のはわかっとるので…
とにかく殴っても殴ってもむしろ喜ぶというMはSM=痛々しいと相性が良過ぎて地雷なんですが、霧島さんの書くエロい目&汁っぽいエッチが大好きなので敢えて地雷原に飛び込んでみました。 そういう本ではありませんでした。 むしろ「どM」としてのアイデンティティの崩壊に怯え、やくざの御嶽さんをSに育てようとする涙ぐましいバカバカしい努力に萌えさせられます。 文字通りSな鹿島や誘拐→監禁→縛りというど…