一穂ミチさんのレビュー一覧

off you go 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

一度ではわかりませんでした

 再読です。昔読んだときは、主人公三人の誰にも感情移入できぬまま、さらりと読了、そのままほぼ忘れかけてました。なぜ再び手に取る気になったかというと、前段の「is in you」をこのほど初めて読んで、超絶頭よくて体弱くて仕事ができて素行の悪い佐伯というとんがったキャラにやられてしまったから。こちらでの佐伯は主役ではなく当て馬、しかも日本に愛妻がいながら香港で男の「現地妻」をかこってるという、BLの…

11

ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

よかったです。ただただ羊がかわいい。

羊がかわいかった。

テンション的にはノーモアベットあたりと同じ感じだな、と思いながら読みました。 結構軽い印象。
明るく幸せなかんじで楽に読めます。
一穂さんの作品には一度結婚したことある攻が多いような気がする…。好きなのかな。
本編の話に戻りますが、はじめに書いた通り羊めちゃかわいいです。
最初から一色に絡んでいって、でも余裕ない…みたいな。
飛行機おねだりするところではおもわず…

3

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

振り幅がすごい

一番最初に読んだ作品が大大大好きだったので好きな作家さんの一人になりそうだった一穂ミチさん。しかしその後で読む作品にハマれず、でもたまにグッとくる作品にも出会ったりして…。お世話になっている答姐トピで「ある作品の前後で作風が変わった」という主旨の考察を拝見して「なるほど、そういうこともあるかも」と思い、デビュー作である今作を手に取りました。

結果…上記の考察に便乗するならば、私にはその「変化…

5

2016 summer 小説

一穂ミチ 

可愛い(彼らなりに、笑)やぎさん郵便

2016年夏コミの無料配布本。
林檎の同人誌『片思いと恋文』とリンクしている話だが、
こちらの主役は『meet,again』組。

机の上にあった書きかけの美夏への手紙をみつけた、栫。
しらっということには「じゃあ、ぼくにも書いてくれる?」
思わず「人に言うならお前が書いてこいよな」と返すと……。

数日後、本当に栫から封書が届く。
(思わず「……こわっ」と反応する嵐に笑えるが。…

4

Tonight,The Night 小説

一穂ミチ  絵津鼓 

じっくりと育む愛が好きです(❃´ー`❃)

攻め(佑)が小学生で、受け(真知)が大学生という、9つの差カップルのお話です。いわゆる年下攻めということになりますよね( *´艸`) あらすじにもあるように、熱中症にかかった真知が、佑に助けられたことから二人の物語が始まります。

真知は大学生なのですから、当然、小学生の佑よりも背が高いです。普通に考えると、BLの世界では攻めが大きい方で、受けは小さい方と相場が決まっております。ところが、ここ…

6

ばらいろポップ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

計王子サマ、かわいいー

 「おうちのありか」後のお話が3つ入ってます。

 「ロマンチックモード」
 北海道へロケのお仕事入った計と単発バイトとして一緒に行く潮。
計が持ってるのか、2人揃うと最強なのか、取り上げたかった動物、景色を全てカメラに収めることができたロケでした。
子供のように目の前に見えるもの全てを楽しんでいる潮を愛おしく見守る計。
ほのぼのとした暖かい気持ちにさせてくれるお話です。

  「…

3

イエスかノーか半分か 3 おうちのありか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

計はスーパーヒーロー(★ゝω・)b

僭越ながら、2巻の方にもレビューを書かせて頂きました。その際2巻は試練の巻である旨、評しました。ですがこちらの巻の方こそ、人生のターニングポイントとも言うべき、もっとずっと過酷な試練の巻だったのだなあと、ただただ感慨を深く致しております。

ページの中頃までは特に事件らしい事件も起こらず、物語は淡々と進んで行きます。もちろん何一つ事件が起こらなかったというわけではありません。今まで順調だった潮…

10

ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

減点法を適用

正直、かなり萌えました。
ですが、今だからこそ出せている、と言う
設定の物語と言う事もあり、評者には珍しく
減点法を適用してみようと思います。

とは言っても、評者自身が余り納得して
いないのは具体的に言うとただ2点きり
なのです。
ひとつはコンシェルジュ氏の設定。
もうひとつは表題作のタイトルの伏線。

前者については、あのシリーズで
磨きがかかったからでしょうね、と

4

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

一冊で二度おいしい!!

自分には潮しかいないにもかかわらず、潮には計だけでなく、他の世界での友人たちもいて...なんていう感じで嫉妬しちゃう計。素直になっちゃえばいいのにかたくななままの計が可愛く見えてきて仕方がなかったです。

ぽんぽんと進んでいく2人の会話もこれまたクスっとなってしまう。
飽きずに最後までするっと読めてしまうので少し惜しい気持ちもしなくもない。

そして帰ってきました『国江田さん』!!!!!…

4

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

強気美人受け好き必見!

一穂先生の素敵な世界観がにじみ出ている。
この作品を通して、正直アナウンサーへの見方が変わった(笑)
そして何より行為の描写がエロい。強気でいじっぱり美人の計と男前に温かく見守りながらもヤルときはヤる潮。どんどんグズグズになっていく計が見てて微笑ましい。
竹美家らら先生のきれいでふわふわな絵とこのふたりがまたすんごく合っていてホント最高!!!表紙はもちろんのこと、挿絵もエッチで可愛くて!!!…

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