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一穂ミチ yoco
ポッチ
ネタバレ
あまり積本てしない方なのですが、この作品は買ってすぐに読むことができませんでした。 前作『キス』は好みが分かれそうな作品。なぜなら、二人の恋がハピエンで終わっていないから。でも、だからこそ、個人的に余韻があってすごく心に残った作品でした。 今作品はその『キス』の続編で、タイトルが『ラブ』。 甘々の、ふんわりしたストーリーだったらどうしようかな、と思ったら何となく読めなくなった。 …
一穂ミチ 山田2丁目
えすむら
一穂ビギナーで”羊”未読です。作家買いではありますが、そもそもタイトルが色っぽくて気になってました。BLもアートも大好物なのでめちゃくちゃ楽しい読書でした。そしてやはり”羊が読みたくなったので、これから読む予定です! 出会いのテンポが素敵です。ギャラリストの和楽が仕事先で偶然見かけた絵に一目惚れして、その作者に意外なところから辿り着くまで、どこから彼が登場するんだろう?とワクワクしながら物語…
みざき
「ひつじの鍵」スピンオフで、ひつじ〜から十数年後の設定。 前作を読んで、和楽にも幸せになって欲しい!と願っていた方も多いのではないでしょうか? 前作も素晴らしかったのですが、和楽が主人公の今作も素晴らしかったです。 こちらのシリーズは一穂作品の中では優しく甘めですね。 疲れた時に読みたくなるような、丁度良い甘さです。 和楽に対して前作で感じた「主人公の良き理解者で親友・健気な良い子」…
bowm400
評価に正直迷いましたがBL小説という枠をぎりぎり外れず実験的な事をやっていると思ったのでこの評価。 ラストの展開は賛否両論だと思いますが「人を好きになる」という事がどういう時に何を原因にして起こり、何故終わってしまうのかという事をこの本一冊で少しでも解明したかったのかなと思いました。 明渡の苑への恋愛感情が単に「土砂による怪我で出来た腫瘍の圧迫」が原因でそれが無くなったからハイ終了、で…
しろたん9610
序盤は二人の出会いに萌え、敬語の攻めも好きなのでドキドキしながら読んでいた。執事さんに会いたくて無茶ぶりする受けも可愛いし、そんな受けを穏やかな口調で叱る攻め様にはときめいた。 が、そこからすぐに、プライベートな本来の、乱暴な言葉づかいの攻めになってしまい…。個人的にはお仕事モードの攻めの方が好きで、ギャップ萌えはなかった。 それでも好みの問題と気持ちを切り替えて読み進めるも、攻めの住んでいる…
かっさ
一穂先生は、あの一番人気のあるシリーズをイマイチ面白いと思えなかったので避けていました。しかし、ふと、本屋で素晴らしい表紙に目を奪われ。あまり深く考えず、青春系かな?高校生もの好きだし読んでみよっかな〜と軽い気持ちで購入しました。読み始めても、「あ〜はいはい、なるほどこういう展開ね」と幼馴染もののありがちな展開と決めつけ……むしろ、展開がゆっくりすぎることに若干の苛立ちも感じたり…(何様) それ…
一穂ミチ 竹美家らら
一穂先生ビギナーです。”YESかNOか”がそんなにしっくりこなかったのですが…(なぜだろう?)本作でめった刺しに刺さりました。といっても、”ふったらどしゃぶり”も、結ばれるところまではそんなにしっくりきてなくて(これまたなぜ?)、後半からハマりました。社会人の日常をめちゃくちゃ丁寧に描くなぁ~…というところで、非日常を求める心のストライクゾーンに入らなかったのかもしれないのですが、登場人物が手にす…
ぬくみ
発売時に読んでいましたが、今更ながらレビューを… 発売前に、一穂ミチ先生のTwitterで今回の新刊情報が出た際に、まず思ったのは… 「その2人できたかーー!」でした。 正直、次にくるスピンオフは『恋敵と虹彩』で出てきた、コタかと思ってたので、まさか設楽さんと栄さんとはビックリでした!でも、この情報が出たときはとてもとてもテンション上がりました!! アダルト組(30代だから、そ…
発売当時には読んでたけど、いまさらレビューを… 手に取ってみて思ったことは、結構分厚い!!でした(笑) でも、あっという間に読了した覚えがあります。 前回の『横顔と虹彩』で2人がくっついてから、約2週間後からのスタート。 あら、意外とそんなに経ってないのね! 今回は竜起くんの恋のライバル?登場です。(いや、竜起くんとなっちゃんはもう付き合ってるんだけどさ) 旭テレビに中…
a0ki
「天才と秀才と凡人」の話 秀才と天才がパートナーになる話だけど、軸はコレ 正しくは「天才と秀才と共感の神になるはずだった凡人」の話って気もするけれど… 天才:圧倒的な才能を持つが性格に難あり、ディレクターの栄(受) 秀才:栄の才能と性格を認め、自由にさせるプロデューサーの設楽(攻) 凡人:天才と秀才に対して絶妙なバランス感で生きるデザインの奥 能力のない人間は生き残れないテ…