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一穂ミチ 竹美家らら
bowm400
有名作品ですが計の行動が受け入れられるかどうかで変わりそう。 実は性格が二重人格とかは別に良いです、接触事故起こして相手を心配するでもなく寄り弁を気にする。 挙げ句「こっちが歩行者だしそっちが不利だけど?」は流石にページ閉じようかと思いました。 ただ読み進めると自分の仕事に関して真摯だし少なくとも勤務中はスタッフに寛大、 嫌味を言いながらも他人の良さを認める素直さもある。 最…
ririn
あらすじや細かい内容は他の方が書いて下さっているので割愛します。 色んな味が楽しめる作品集です。酸いも甘いもあります。 ですが、リンゴのようにしっかりと芯に愛のある作品なので、どれも楽しめます。 一日一話読んでもいいですし、好きな作品だけ読み返すのもありだと思います。 ベッドサイドに置いておきたくなる一品です。 オススメです!
あづま
ネタバレ
実はナイトガーデンを先に読んでいて、柊に出会う前の和章の終わった恋の話を すぐに読む気にはなれなかったので買ったけど読まずに寝かせていた本でした。 雨降って地固まるなーんて簡単に言えるものではなく、まさにふったらどしゃぶり。 日常のままならなさ(他人から見たら尚更思われがち)を突き付けてくる鋭利さと、 そういうものだよねって第三者目線で読む物語だからこそふっと力を抜ける柔らかさを持った…
ももよ
風来坊で恐いものもない、媚を売ることもしない、相手によって態度を変えることもしない、だけど周りに人がより付くタイプの人間。来杉隼人は、知人にくっついて東北の田舎にやってきた。旧家の若様である野衣湊と出会い。。。 中盤まで、来杉の人としてのヒドさに、グッタリしながら読みました。ヒドすぎる! 田舎の村では、よそ者と言うだけでも目立つのに、連れてきた慎が可哀相になるほど、他者に対しての態度が。。…
kurinn
「雪よ林檎の香のごとく」はタイトルも素敵なんですが、高校生の志緒と先生の桂との恋の行方に夢中になり、先生の抱える秘密や志緒の真っ直ぐさに胃をキリキリ痛めながら読んで、恋の成就に歓喜した記憶があります。その本編後の総集編第三弾です。 本作で1番好きだったのは「片想いと恋文」です。妹の友達とひょんな事から、文通をしなければならなくなった志緒のお話です。 妹がお兄ちゃんを取られたと嫉妬して、トラ…
あかい
好きだなーって、一冊。 どの物語も全部好き、書き下ろし以外、ほぼ読んだことがある作品なんですが、一冊になってまとめて読むと、違う発見があったり、違う感想になって、何度でも読める。 本当にどれも好きなので、全部の感想を書きたいぐらいだけど 文才がないので、とても伝えきれない。 「赤」の最後に、先生が詩緒に贈った指輪にまつわるお話「高嶺の林檎」 珍しく先生しか登場しないこばなしで…
一穂ミチ 山田2丁目
みざき
再読です。 のんびりしたい時、癒しが欲しい時に読み返してしまうこの作品。 結構トントントンと進むので、どちらかというと肩の力を抜いて気楽に読めつつ、キャラクター達の魅力に引っ張られるような感じでしょうか。 一穂先生作品の中で1,2を争うくらいに好きな作品かもしれません。 優しくて可愛くて、2人のやり取りにクスッと笑える作品です。 一穂先生ならではの、ちょっとした雑学が書かれているのも楽し…
一穂ミチ yoco
出来の悪い小説ではなく一冊なら良くまとまってる作品だと思います。 でも前作の余韻を残したラストにこの作品は蛇足だと感じてしまいました。 かつての自分を彷彿させる少年を家に居させたくないと思う苑と、人助け当たり前じゃね?という感覚の雑賀はやっぱり根本から違うんだなと。 でも忘れたい過去を想い出させる人間を近くに置きたくないというのは当然の事なのでは? ドラマ要素が薄いので雑賀の無神経…
ぷれぱーる
本当に大好きな作品です! 大好き過ぎて読めずにいたのですが、 ようやく読了しました。 様々なエピソードを集めた短編集ですが、 最後の『デイドリームビリーバー』を読んだあと涙が止まりませんでした。 泣かせる話ではないのかもしれませんが、 計が潮が、お互いを想い合う気持ちが伝わってきて泣けました。 壊れても壊されても手を取り合って何度でも家を作り直す宇宙人のように、いつまでも何度でも…
一穂さんの作品の中ではシンプルに綺麗な作品だと思いました、いつも描かれてるような精神的に痛い場面は少なめです。 前作では狂言回しだった和章が人間として描かれています。それに対し柊は妖精の様であまり人間らしくない、おとぎの国の住人みたいです。 堅物の和章の様な人間の心を融かすにはこれくらいのキャラじゃなきゃ駄目だったのかもしれないし、前作の整との対比の意味もあると思います。 その代わり…