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一穂ミチ
snowblack
『アイズオンリー』の番外編、3/3おひな祭りJガーデン無料配布本。 『ブレスオンリー』。 付き合い始めて少ししてからの二人。 縁に訓の結婚祝いのプレゼントを一緒に見立てて欲しいと頼まれ、待ち合わせをする数真。 しかし間の悪いことに、数真は風邪をひいて喉を枯らしてしまう。 他の人と違って、縁にとって声は他者を識別する非常に大きな要素だ。 これは大丈夫だろうか?と、自分の服装を写メ…
一穂ミチ 竹美家らら
志緒、大学4年生の夏休み。 彼は家族とともに沖縄に旅行に来ている。 本編で生まれた妹美夏も、もう来年は学校に上がる年齢だ。 偶然職場の親睦旅行が同じ時期の沖縄に重なった桂と、南の島で一日だけのランデブー。 離島の空港に迎えにくる志緒、降り立つ桂。 家族が出払った明るい昼間のコテージで抱き合った後は… 桂が「珊瑚の骨を踏んでいるようで申し訳ない」というシーンが好き。 志緒の研ぎ…
ネタバレ
『雪よ林檎の香のごとく』の番外編同人誌。 本編(後半部)の中でちょっと出て来た教え子たちの同窓会に出席した桂は、栫と会う。 相も変わらずな栫。(申し添えると彼は、後にmeet,againで主役を張ります。) 昔の桂を、 「上っ面で生きていこうとしている感じがすごくして、あの、悲惨な軽薄さをいいと思っていた」と 素知らぬ顔で鋭く表現する彼は、本当は案外桂や志緒と近しいところにいる人なの…
一穂ミチ 小椋ムク
江名
あまり一般には馴染みのない特殊な障害を持っているため、 他人に興味を持たずに生きてきた28歳の主人公・縁(受け)と、 子供のころ全く目が見えなかったけれど、 手術により視力を得た、縁より2つ年下の数真(攻め)。 このふたりの、再会の物語。 まだ、小学生1年生と3年生だった頃のふたり、 全盲の「かず」に本を読み聞かせた「ゆかりちゃん」の話が、間に語られます。 この「かず」が賢く…
marun
登場人物の微細な心の変化を抜群な文章、構成で描いている切なくてどこかほのぼの 心にじんわり臆病な恋心と切なさが染み入ってくる作品だと思います。 それにイラストは小椋ムクさんとくれば、まさに最強タッグなのでしょうが、 個人的にはじんわり&もしかしたら涙もじんわりくるかもしれないこの手の繊細な それも、障害をテーマにした作品は苦手かも知れません。 なんだろうね、どこか素直に作品の良さを受…
東雲月虹
待ちに待った、ミチさんのスピンオフ作品ではないお話! どんなキャラが出てくるのか またどんな素晴らしいエピソードの数々が!?と 心躍らせながら読み進めました。 (気持ちを落ち着かせようとしてもそんなの無理) 会話・感覚等、抜群のセンスで やっぱりぐいぐい惹きこまれて行くのですが 縁の病気、私はこれが想像出来なくて 縁の苦しさがわからなかったのです; とても丁寧に例えを用いて説…
一穂ミチ 穂波ゆきね
あむり
「街の灯ひとつ」のスピンオフです。 読み手として、気になる登場人物だった葛井のお話です。 BL作品で、よくあるスピンオフものだと、 あるメインカプがくっついた「後」に、 そのメインカプの周りの人たちが またBLな恋愛を繰り広げるものが多いのですが、 この作品のカプの恋愛は、 メインカプが繰り広げていたのと同じ時系列に進みます。 なので、それぞれ悩みながら恋愛している2人が 仕…
一穂さん作品を読みたくての作者さん買いです。 一穂さん作品は、ずっと敬遠していたのですが、 その敬遠期間が長かったため、反動で、もっと読みたい!と いう衝動にかられています。 この作品を読んで、一穂さんのすごいと思ったこと。 それは、色々な些細な日常のことも、 実は一筋が通っているように感じさせること。 登場人物は、当然1人の人として人生を歩んでいる訳で、 その生き方を感じさせ…
志緒の通う高校の男子生徒達が、電車の中で同じ沿線の女子高生達のいたずらにあう事件が続く。 ある日志緒も、見ず知らずの女子高生に耳を舐められ笑われる。 女子高生達にとってはからかってスリルを味わっているただの遊び。 今まで被害(?)にあった男子生徒達は、まんざらでもない気分もあって 事はそれほど大げさにならずに来ていた。 が、志緒にはとてもじゃないけれど理解できないし、許せない。 単…
ハイ爺
まず受けの設定、人と関わりを持つのを避けているのに、常習で女をお持ち帰りしてヤってるのが矛盾してる気もしたし…加えて攻めの最初の誘いが 試してみない?的な言い方で(あとから理由があったと説明されるのですが)それでヤっちゃってるのが、わたしにとっての苦手に感じました。 Hシーンに多くページが割かれてるせいか、常の一穂作品に比べ人物の心情やその変化してゆく過程などが掘り下げられてない感がしました…