total review:281019today:9
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
116/150(合計:1499件)
一穂ミチ 竹美家らら
Krovopizza
ネタバレ
一穂ミチさんの新聞社三部作が、とりわけ『off you go』が格別好きです。 それはひとえに佐伯密という人物が好きで堪らないため。 辛辣な言動の影に見える情の細かさや、危うさを孕んだ強さから目が離せない。 なので、こうして番外編シリーズが続いていることが本当に嬉しいです。 『ハイファイ・ローファイ』 新聞社見学に来た少年に、良時の面影を見る佐伯。 ボロカスにけなしつつも、懇切…
一穂ミチ 三池ろむこ
はなみなは
ちょっとしたトラウマを抱えている主人公(受)を攻が 一生懸命に支えようとする姿がとてもよかったです! ワンコ攻もえた~( ´////`) いつもの一穂さんの作品とちょっと雰囲気が違ったんだけど、 二人とも一生懸命に生きて恋をして お互いが大切になっていく様子がとても丁寧で やっぱり一穂さんの作品好きだな~って思いました☆ お姉さんもとてもよいキャラで読んでいて気持ちがよかったです。 …
一穂ミチ 木下けい子
御影
今回のお話の主役は、『オールトの雲』の太陽の弟である大地と、流星の先輩である昴です。 女性とのおつきあいがなかなかに派手な大地ですが、昴の働いているプラネタリウムで 女性と派手にやらかしてしまいます。(笑) どこまでも真面目な昴と、ちゃらちゃらしてる大地は、初めこそ仲が悪いのですが、昴が経営する星の博物館でアルバイトをするようになってからお互いの距離が縮まっていくのです。…
一穂ミチ 青石ももこ
lan
そろそろ新しい作家さんの作品も読んでみようかなとレビューで高評価だった一穂さんの作品に初めて挑戦してみました。 が、ちょっとがっかりです。 確かに言葉遣いも丁寧で書き込んでいらっしゃるんですが、それが周りくどくて私には合いませんでした。 高評価の作品だから面白いだろうという前提で読み出したからかもしれませんが、なかなか萌にいきつかず疲れて読むのが嫌になりそうでした。 違う作品も読んでみて無…
snowblack
夏コミ新刊、「off you go」「ステノグラフィカ」番外編。 表題作は、作者のブログにこの春アップされていたSSに加筆したもの。 他に二編、合わせて三編のSSが納められているのだが、 たった30ページの冊子とは思えない読みでがあるのは、 今までの作品を通して、彼らの存在が確かなものとして 読み手の心に息づいているからだろう。 『ハイファイ・ローファイ』 誰からも佐…
一穂ミチ
『アイズオンリー』番外編。 お盆進行の繁忙期、一足先に乗り越えた縁の元に、疲れ果てた和真がやってくる。 シャワーも浴びさせない縁と、疲れるとしつこい和真(笑) 翌日、ようやっとのお休み、和真が縁を連れて出かけたのは 昔小学生だった二人が初めて出会った図書館。 あの頃の目が見えなかった和真と、彼に本を読んで上げた縁。 会えなかった長い時間と、再び出会えた喜び、そして今一緒にいられる幸…
浜辺で出会う若い男と島の娘、という まるで映画の一シーンのような場面から幕が開く。 え?これは一体誰?……嵐……じゃないよね?と思いながら ページをめくると改めてタイトル、そして話が始まる。 ある日嵐が家から持ってきた砂時計が一つ、前触れもなく壊れる。 落とした訳でもぶつけた訳でもなく、まるで勝手に破裂したかのように。 不思議なことだと、製作者の父親に訊ねてみようと思っていると…
友人にお勧めされて読みました。 私はそれまでBLに触れる機会がなかったのですが、この作品を切っ掛けに変わりました。 失礼ですがBLといえばエロが中心で、内容なんてないんじゃないかという偏見を持っていました。 (ごめんなさい!過去の私を殴り飛ばしたいです。今はエロも大好きな立派な腐女子になりました) 『 雪よ林檎の香のごとく』は私の固定概念を見事に打ち壊してくれました。 優しくて綺麗な文章…
5歳の太陽が住む家の隣に越してきた、流星ですが、太陽が最初に好きになったのは、流星の母なのです。流星の母が好きでも、5歳なのに、ハーフという流星を守ろうとしている太陽が本当に可愛いです。 お互い別々の高校に進学し、すれ違いの毎日の中、流星の母が入院したことから、二人はさらにすれ違っていくのです。このすれ違いの日々はしばらく続き、流星の学園祭でも、二人は会えないのです。 やがて、…
一穂ミチ 北上れん
天瞳
評価の高い作家さんだけに、ずっと気になっていました。 好きな北上先生のイラストの作品を見つたので、初めて読んでみて納得です。 内容は昼ドラを彷彿させる様なお話なのに、全くドロドロ感を感じさせません。 逆にさらりと読めたくらい‼ その位文章が印象的で上手く、特に攻めの言葉には、ホロリと涙するくらいに胸を鷲掴みにさせられました。 フードスタイリストの卵・知明は×翻訳家•慈雨のお話。 そ…