山田シロさんのレビュー一覧

偽双の補助線 小説

藍生有  山田シロ 

やっぱり教師

双子シリーズシーズン2の2作目、エロ双子ものですが、
今回は受けの先生が男前気質で年下高校生の双子を最終的には手懐ける流れかも。
猛獣使いまでとは言えませんが、生徒と関係を持ってしまってもやはり先生なのねと
ちょっぴり大人の男の男前さを感じました。

双子の新と初、新は不登校気味で問題児、初は優等生の真面目生徒会長。
双子なのに傍から見れば全然性格が違う双子設定です。
そして新の担任…

4

狼憑きと夜の帝王 小説

犬飼のの  山田シロ 

攻めの台詞に射止められてしまいました。

新刊チェック時に知り、あらすじを読みましたが、人外モノだと思い、
特典ペーパー付きでしたが購入しませんでした。
しかし他の商品を購入する時に送料の関係上、金額調整のため、
これを機に新刊で購入しました。
いつも利用している書店では在庫が無くなって注文できなくなってしまったところ、
今回、購入しようとしていたお店では運良く特典の在庫があったので良かったです。

受けについて、追手から逃…

3

狼憑きと夜の帝王 書き下ろしペーパー グッズ

やっぱり続編希望!

本編後御門と暮らしながら霊媒の仕事をしているような流れの番外編でした。
仕事終わりにあの青の部屋で眠りにつきながらも一族本家で囚われた夢で飛び起きる。
そして、探すのは愛する御門の姿なのですよ。

銀を伴い御門の元へ、御門の姿を見た事でやっと安心する事が出来る煌。
現実が余りにも幸せすぎて、夢のような日々だと感じる煌なのです。
だから悪夢にうなされてしまう方が現実みたいな不安に感じてし…

2

狼憑きと夜の帝王 小説

犬飼のの  山田シロ 

共に一代で果てよう!

これは個人的にかなり面白かった、犬神伝説と言うか由来をベースにした話で
今でも四国方面では狐憑きと同じように有名なのではないでしょうか。
そんな狗神憑きである主人公の犬神煌、犬神家の末裔でありながら、
その犬神家が先祖代々して来た動物に対する残虐な行いを嫌悪し自分の代で
一族を終わりにしようとしている。

一族は直系男子で唯一狗神憑きの煌が一族を飛び出し逃亡しているのを
執拗に追いか…

8

狼憑きと夜の帝王 小説

犬飼のの  山田シロ 

ファンタジーだけど堅実なのがいいな☆

キラキラした夜の世界と霊などのオカルトが組み合わさった作品でした。
こうした狗神であるとか霊力とか、そうしたものが登場する時その力が支配する話の展開を予想するのですが、このお話は、自分が予想するのと違った展開で、あくまでも人間同士の力ありきという部分に重点があって、そんな点が意外でもあり好ましいと思ったのでした♪


強い力を持つ犬神の跡取りの為、その一族から逃げて新宿のホストとして暮らし…

8

妖魔なオレ様と下僕な僕 9 小説

椹野道流  山田シロ 

愛しい気持ち

せめて毎年1冊ペースで読みたいと思っているロングランシリーズの9作目、
8作目から2年弱、忘れた頃に続巻が出るので前作を読み返したくなるのです。
前作でも陽炎と一戦して、司野と正路は司野の千年前の主であった辰冬さんの
龍笛に助けられ難を逃れ、陽炎の本当の主の命日に決戦が起きると心に刻む展開でした。

今回はそんな命日を1か月後に控えた時期で、正路が夏風邪でダウンして
司野が正路を連れて…

2

青に沈む庭 小説

朝丘戻  山田シロ 

現実の痛み

 これは絶対しっとり系のいい話だ! と思って読んだら、やっぱりしっとり系のいい話でした。
 こういうので当たりを引くとワクワクしますよね!

 物語の主人公は岩瀬一。
 一って書いて「いち」。

 一には真という姉が一人いて、その姉は一度、二十歳の時に結婚し、その三年後に離婚した。
 一は、その姉の元夫である元義兄のことが大好きで、元義兄の玖珂逸人の元に通い詰める日々だった。
 逸…

3

誘眠ドロップ 小説

崎谷はるひ  山田シロ 

ピュアな可愛らしいお話‼

崎谷作品には珍しい高校生カップルで、ピュアな純愛ものでした。
綿菓子のように、甘い甘い幼馴染の2人。
出会った頃からお互いしか見えていなくて、初恋で、もちろん初めての相手。
高校生の話から、3年後…10年後の二人のおノロケ&ラブラブ全開のお話でした。

内容は、世話焼な高校生(のちにマネージャー)の空慈 ×人気アイドルの光樹の幼馴染もの。

家事万能な空慈は、情緒不安定な光樹と一緒に…

0

誘眠ドロップ 小説

崎谷はるひ  山田シロ 

甘くて可愛い。

う~ん、昔の崎谷さんだなあ、というのがよくわかる作品でした。何かとシンプルで、でもそういうのも悪くはないんです。なんか懐かしい。←初期の崎谷さん作品の雰囲気は結構好きなので。

かなり執着し合っている幼馴染CPですね。

でも、キャラクターが若いからか崎谷さんが若いからか(?)、その執着が『可愛い・微笑ましい』で済んでいて『病んでる執着』がすごく苦手な私にはちょうどよかったです。

イ…

4

年上マスターを落とすためのいくつかのマナー 小説

花川戸菖蒲  山田シロ 

シリアスでおとぼけ感もある話

前半はかなり暗めの展開があり、受けである待鳥の今日をただ1日生きているだけの
覇気のない暮らしが、待鳥の過去の結婚と離婚が彼を重苦しくさせている原因で
その日暮らしをしていた待鳥を探して自分の経営する店のマスターに人手がいないと
嘘だと解る理由を付けてまで保護したのが学生時代からの親しい先輩で既に身内がいない
待鳥にとっては家族同然の先輩。

この先輩が相手役かと思ったら、なんと雇われ…

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