車折まゆさんのレビュー一覧

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

ハマった作品。

『未完成』や『散る散る、満ちる』を読み、序盤はその語りの上手さに掴まれるんですが、どうも最後まで持続せず、相性がよろしくないのかなと思っていた作家さま。好きな作家の作品でも当たり外れはあるものなので、投げずに少しずつ読んでいました。ハマれたのは多分、このお話がわかりやすいコメディだったっていうのと、個人的にクマ好きだったから…かも。通勤中に読んだらあかんタイプのやつでした。。

美人でシュッと…

5

眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

ずっと一緒に

私にとっては木原作品で唯一、学校が舞台で主人公の一人が高校生という珍しい作品です。ものすごく奇を衒った設定ではないし、なんと!鬼畜も人でなしもダメ男も出てきません。ひたすら切なさが心に残る優しいお話…と書くと物足りない印象を受けそうですが、何度読んでもドキドキして面白いと感じます。木原作品は色々読んだつもりでも、一周回ってこういうニュートラルなお話でも面白いというのは新鮮な驚きでした。

表題…

3

眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

王道デビュー作

作家さまによるとおそらくデビュー作品。どれがデビュー作だかわからないということは、それまで相当書かれていらっしゃる証拠なのでしょうね。だからか完成度が高いのかもしれません。高校教師と生徒の王道設定。時代もまだケータイが出回っていない頃、出会いのきっかけがゲイ雑誌の恋人募集欄という…。とてつもなく懐かしいんですけど、ストーリーは今でも通用するというか、BLの部分は時代を問わないので全く気になりません…

3

眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

時代を感じる媒体

不器用で卑屈で人間の負の部分を全面に押し出した受が登場。
嘘で塗り固められた恋の始まりは、今ではなかなか見ることの出来ない出会い方。
好きになる程に嘘が苦しくなり、5歳年下の攻に年齢差で不安を感じてた所に、じつは5歳じゃなくて10歳も年下でした。
しかもアンタが勤めてる高校の生徒でした。
という、体裁を気にしすぎる真面目な受にはもう衝撃の事実。

はじめは面白半分だった攻も、あまりにも…

4

Livre×Animate Fair 2010 Special Book 「Everyday of lovers」 グッズ

イラスト+番外編SSなど盛り沢山!

カレンダーイラスト、番外編SSなどが載っています。豪華で盛り沢山の内容でした。

・12ヶ月カレンダーのイラスト
1月「幾久しくお願いします。」小説:夢乃咲実 イラスト:みなみ遥
2月「マフィアの真摯な熔愛」小説:桂生青依 イラスト:明神翼
3月「発情」小説:岩本薫 イラスト:如月弘鷹
4月「マハラジャの愛妻」小説:加納巴 イラスト:桜城やや
5月「ファインダー」シリーズ イラスト:…

2

Libre Premium 2011 リブレプレミアム2011 グッズ

商業作品の「その後」も読める!

2011年9月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2011でのリブレ限定本です。

豪華なメンバーによる商業作品の番外編作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、既読コミックや小説の「その後」を読めるという贅沢な1冊ではあると思います。

ヤマシタトモコ 「息をとめて、」より
モテる佐方に妬く芥。可愛い三十路男、二人の話。友人がナ…

1

眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

浩一の成長具合を愛でる!

レビューの為に再読。
展開がわかってても、やっぱり面白い!
『眠る兎』、その8年後の『冬日』、そのさらに2年後の『春の嵐』が収録されています。
この話の見所は、ズバリ、攻めの浩一の成長具合!
最初は、人に流される優柔不断のどうしようもないオコチャマなのですが、受けの高橋と付き合う内に、良い男に成長していきます。
色んな決断をして、着々と進んでいく姿は本当に男らしい!
でも、適度に甘えん…

4

眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

純な兎

興味本意で会いに行ったゲイの男の、意外なほど純粋な想いに冗談だったと言えなくなってしまう高校生。
私もこの受け様の純情さを応援したくなってしまい、ページをめくる手がとまりませんでした。この受け様、年上なのにかわいいんです。攻めがだんだん惹かれていくんですが、それが自然に思えます。
一番のお気に入りのシーンはやっぱり最後の音楽準備室での友人鉢合わせのシーンですね。受け様の行動がとてもかわいいです…

3

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

お気に入り

大学生の攻めは、いつも人肌に触れていたい病を患うゲイの男の子でした。気になるサークルの後輩を、先輩で王子ともてはやされる受けに邪魔されてモヤモヤしていました。その受けが攻めの隣に引っ越してきて、部屋をゴミ屋敷に変えてしまうような究極の片付けられない病の持ち主でした。モフモフ病の攻め×片付けられない病ツンデレ受け、まさに破れ鍋に綴じ蓋でした。コメディ、切なさ、エロさを十分に満足しました。続きがあれば…

0

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

先輩可愛い(ハート


面白かったです!
テンポもいいし、カプの二人のやりとりも勢いがあってよかった!

高嶺の花と言われている椎名が、本当は全くの世間知らずで、夏市にイロイロな事を吹き込まれちゃってるところも可愛かったです!
夏市も、根っからのお兄ちゃん体質で、椎名に世話を焼いていて、微笑ましかったです。

椎名をモフモフする夏市、いい。
モフモフって、響きがいいですよね…。「モフモフさせてください」…

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