吉田ゆうこさんのレビュー一覧

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

未来予想図

甘口ではないですね。むしろ容赦なく辛口です。
心当たりのある人には塩を刷り込まれるより
しんどいかも知れません。
術はたしかに世間を渡るにはある程度要るもの
ですが、術の便利さに溺れると術を使った目的が
見えなくなってそこからどんどん見えなくなる
ものが増えてくる。
そう言う状態に良い具合に好い加減の腹パンチを
喰らわせてくれる世界観の物語です。
役割、立場が固定されていない様に…

4

悪玉 コミック

吉田ゆうこ 

背表紙の脚がたまらなく綺麗。

吉田ゆうこさんは最近の「HEARTY」を読んでとてもすきだったので
ずっと以前の作品も読んでみたいいなと思っていたので
こちらの「悪玉」を本屋で見かけたので買ってみました。

「HEARTY」の作風と似ている感じがありました。
登場人物が心に何かしらうしろめたさだったり、見せない部分であったり、こういうミステリアスな雰囲気を醸し出す感じの人が自分はすきなんだと思わされました。
一冊を半…

2

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

よかった…

吉田ゆうこさんは初読みです。今までの作品も気になっていましたが、評価がまちまちだったのでなかなか手が出ませんでした。
ですが、今回はインタビューから気になっており評価も良さそうだったので購入してみました。
いやー買ってよかったです!読み終わったあと、心にじわじわくるような感覚でした。
この物語、人として攻めにも受けにも共感できる部分があって、読んでいてすごく引き込まれる作品でした。
最初は…

3

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

本当の気持ちの先に見えるものは…

吉田ゆうこさん初読み。

処世術として平気で嘘をつく偽善者の本間と、その嘘を初見で見破った大学生の伊飼が、お互いの真実の姿を知り心を通じ合わせるお話です。
その少しずつ心が近づいていく様がすごくいい!

だって偽善者:本間さん、最初はほんとに嫌な奴で(笑)
面と向かって自分のことを嫌いと言った伊飼のことを、遊びで落とそうと土下座までする姿はここまでするかと呆れんばかり(笑)
今までの…

5

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

画力には課題を感じるが、魅力的な作品。

少女漫画系美形の目玉のおやじみたいな、
顔いっぱいお目目の表紙に惹かれ
レビューでも良さげだったので読んでみました。
吉田ゆうこさんは初読み。


嘘を処世術として生きる30近い会社員・本間と、
嘘で取り繕えない大学生・伊飼。

伊飼に興味を持った本間が、ゲーム感覚で彼を落とそうとする。
土下座までして(勿論戦略)頼む本間に、
1ヶ月限定で付き合いに応じる伊飼だったのだが………

5

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

はじめての作家さん。

ずっと気になってはいたのですが
最近いろんなものを買っては失敗ばかりしていたので
試し読みとレビューをしっかり読んで
ちょっと期間を置いて...やっぱり読みたいなあ〜と思ったので
やっと買いました!読んでみて、買ってよかったです。
大切にしたい一冊になりました。
『嫌いな人も 好きになりたいから』と帯のフレーズ
主人公のセリフなのですが、この言葉がとても印象的です。
これによって二…

7

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

変化の共鳴

吉田ゆうこ先生の本は二冊目です。
実は、前回買ったものが私には合わず。
今回買うかどうしようか、かなり悩みました。
買ってみて。
身構えていた分もあるのかもしれませんが、思ったよりも面白かった~!と思いました。

このお話の好きなところは、本間さんの変化でした。
彼ははじめ、嘘で良い人を演じるいやな奴で。
それを見抜いた伊飼くんに対して、仕返しのつもりで口説いていきます。
皆に良…

6

ルールの染みた身体 コミック

吉田ゆうこ 

訳が分からなかった私はバカ?

短篇集です。
でも、殆どの話において、理解できなかったんです。
萌えの前に、「ストーリーが分からない」んです。

どうやって、レビューしたらいいのか困ります……。
だって、中身が分からないんですもん…(イジケ…)

作者さんと、この本を好きな皆さんには、
「スンマセン!」な感じッス。

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●ラブソング・トゥ・ミー

「少しいいな」とい…

2

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

心の奥にある気持ち

攻めである、大学の先輩、本間さんは、嘘が上手で本心を見せないゲイ。今までうまく、世の中を渡ってきたんだろうな…ってそんな人。漫画を読む限り、本間さんはかなり下衆の部類に入るかと。
そんな人が、人を疑う癖のある、伊飼くんと出会い、変わっていく話。
伊飼くんは、とっても純粋で、純粋がゆえに人のことを疑って、愛とか恋とかについて、頭で考えてしまう。だけどそんな自分を変えたくて、嫌いな部類に入る本間さ…

4

HEARTY コミック

吉田ゆうこ 

嘘つきは嫌い

受けは攻めの「嘘」を見破ったところから話は始まります。
攻めにしてみれば「嘘」というよりは「処世術」ですが。
思ってなくても「ありがとう」
お世話になっていなくても「お世話になりました」
誰もが日常的についている嘘に近い、処世的なものなので、
攻めに対してそこまでの嘘つき野郎臭さは感じませんでしたが、
ただ、攻めのついている嘘って別に嘘をつかなくてもいい種類のつまんない嘘なんですよね。…

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