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月村奎 松尾マアタ
Krovopizza
ネタバレ
松尾マアタさんの表紙イラストに心奪われ、発売を楽しみにしていた本作品。 97年の作品の新装版です。 話自体は、月村さんお得意の男前攻×ネガティブ受という組み合わせで、同級生の再会物でした。 社会人1年目の安西(受け・23歳)は、地元での同窓会で、中学時代の同級生・奥村(攻め)に再会。 奥村は中学時代、セクハラ教師から安西を救ってくれた恩人でした。 営業の仕事に限界を感じていた安西は、…
ココナッツ
表紙がいつもの月村さんでなかったので、もしかして今回は!?エロス?なんて思ってましたが、いつもの月村さんでした(苦笑 本編は受け一人称で、本自体の厚みが薄いのに三本もお話が入っております。 そしてこちら新装版で新作ではないとのこと。 あとがきに20世紀の遺物とあります(苦笑 なんと、’97の新装版なのです。 そうかだから受け一人称なのかと妙に納得です。 でも本来受け一人称って苦手なので…
ひのもとうみ 松尾マアタ
bonny
『遠くにいる人』の続編。この『隣りにいる人』もぜひ併せて読んでいただきたいです。前作よりも萌えがダウンしたとのご指摘が多い中、わたしは今作とのセットで全体的にバランスが取れているのではないかな、と感じました。 海の見える田舎町にある、同族経営のオフィス家具工場が舞台。副工場長の小田島達朗と、塗装工の佐倉治樹との関係が描かれた前作のその後。ゲイの治樹は外見にコンプレックスがあり、付き合う相手は…
M+M
3作品のその後が収録されています。 二段書きとはいえ、B6サイズ?小冊子の各5ページなので、短めです。でもいずれも本編の受けが切なくて、両思いにはなったけれど、もうちょっと攻めからのラブを感じたかった作品ばかりなので、受けが報われた思いでほっとしました。 五条レナ『運命の男』より「お前しかいらない」 伊織(受け)は長い片思いの末、糖堂(攻め)と仕事だけでもなく公私通じた人生のパートナーに…
火崎勇 松尾マアタ
丸ごと1冊表題作です。 宮本(受け)の目線で最初から最後まで進んでいきます。 そのためか、関東(攻め)の気持ちが分かりにくかったです。 福原に対する視線と、宮本に対する視線がなにやら違う描写があれば読みやすかったのにとちょっと不満でした。宮本に持っているのは友情ではなく、恋愛なのだというのが、宮本に誘われて襲うまでに、関東の言動でほしかったです。本人の口のみで、誤解や告白されて解決、とい…
ゆきりん
読んでいて、「酷い攻めだな~」と思いました。でも、そこが良いんです。 そんな攻め様が、受けの治樹を好きになっていくところが良いんです。 治樹の友人の美人(男)に近づきたいがために、攻めは治樹に近づきました。そのことを、治樹は気付いてしまいます。 好きな人に裏切られる辛い展開に、胸が痛くなりました。この胸が締め付けられる感覚が、堪らないです。 治樹に酷いことをしておいて、だ…
まぎぃ
マアタさんの素敵イラストに惹かれて購入。 何でも成功してきたイケメン宮本には、いきつけのレストランで気になるシェフ、関東がいる。料理の腕は一流、寡黙ながら男っぽい関東が、いつも物陰から宮本のかわいがっている後輩、福原を見つめているのに気がついてしまう。”こいつはゲイで、福原のことが好きなのか?” 後輩を守ろうと関東に近づいた宮本だったが、別の意味で関東が気になる存在になり。。 という…
李丘那岐 松尾マアタ
大変面白かったです。作者さん的には難産だったようですが。。 まず、BLを除いてもノベルとして面白い。ただの状況説明文の羅列ではなく、ちゃんと物語として読ませる。 それから、BLにありがちなご都合主義が感じられない。確かにお話しなので日常生活で起こらないようなこともありますが、自然な描写と前後関係で、最後までひっかかることもなく一気に読みました。 隙間時間に読んだのですが、早く続きが読みた…
浅見茉莉 松尾マアタ
宮原きの子
ライチョウって検索したら、可愛い鳥でした。 白地に黒の模様で頭に赤色。食べちゃうんだ……食べれるのか?これ、というね。 ジビエがたくさん出てくる話ですが、シカ肉は食べたことあります。 でも、食べた瞬間からそこにシカがいるんです。お口には合いませんでした。 浅見茉莉先生もこの作品を書くにあたり、ジビエを食したのでしょうか。 そんなところが気になってます。 びっくりしたら耳とし…
松尾マアタ
こういうのを望んでいたのかも、と思わせてくれた作家さんです。BLコミックというよりは少女漫画を彷彿とさせます、しかも1980年代によく読んでいた頃の。 はい、BL漫画だよっ!とストレートに提供していただけるのは、探す時間や手間なく好きな作品を手に入れることができて非常にありがたいです。でも、全く予期せず読んでいてふとBLを想起させるシチュエーションに遭遇してしまった時のドキドキ感、というのが…