河井英槻さんのレビュー一覧

Chance! コミック

河井英槻 

つきあってる子。

この作家さんの今まで読んだ事ある作品の中でいちばん好きです。
私はその昔2次同人で河井さんを知ったのですが、やっぱりオリジナルがいいですね(*μ_μ)
簡素なようで繊細なような、でも色気のある絵だなぁと思います。

この作品は、帯にセンシティブ・ラブと書かれておりましたが。
一冊通してノスタルジックな感がありました。
現代モノだけどどこか懐かしいような寂しいような。でも暗くはなくて、

4

Chance! コミック

河井英槻 

肝心なシーンが涙を誘う

ドラマがあったので、読み応えがありました。
こういう風に、世の中を考えさせられるお話もいいもんだと思いました。
夏に読めればもっと臨場感があってよかったとも思いました。

駅前開発で立ち退きを迫られているポルノ映画館の息子・水村と、年下の水泳部のホープ・久条のお話。

ある日水村に一目惚れした九条ですが、飄々とした水村の背景には、なかなか重い現実があり・・・

水村は、九条の泳いで…

5

Chance! コミック

河井英槻 

希望の星を見つけて頑張る水村が愛おしいです。

河井さんの漫画は少女漫画の線をそのまま引き継いで、センチメンタルに少しノスタルジックも含んだ少年達の姿が魅力です。
この作品も同人で出したものを再編集したものですが、切ない雰囲気にありながら、希望を持たせる若者の姿が染みいります。

中学の頃水泳で優勝した経験のある九条は、わけあって普通の高校へ入学しました。
水泳部で期待の星として活躍している九条に声をかけたのが3年生の水村。
彼の家は…

7

月曜日の約束 コミック

河井英槻 

切なさが満載です

JUNEでは全体の1/3にエロがないとという規制があるみたいで、ピアス掲載作品はエロなんですが、旧ビブロスの作品はエロ少なめです。
絵全体の雰囲気ははかなげでキレイなんですが、どの作品もみな顔が似ていて、最初全体をパラパラしたとき、全て同じ主人公の連作かと思ってしまいました。
作品は決して楽しいものではなく、「錠前屋ロック」「川辺のふたり」を除いて、全てに孤独や悲しみが流れて切なさを醸し出して…

3
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